

最終更新日:2026年8月25日
目次
「日本で確定申告をしたことがない人でも、自分でタックスリターンできる?」
「カナダから帰国した後でも、タックスリターンは必要?」
「タックスリターンを代行してもらう場合、いくらくらいかかる?」
カナダで働いた経験がある人にとって、タックスリターンは身近な税務手続きの一つです。
日本の確定申告に近い仕組みで、1年間の所得や税額を申告し、給与からあらかじめ差し引かれた税金との過不足を精算します。
カナダでは雇用主が給与から所得税などを源泉徴収しますが、日本の年末調整のように会社が年間の所得税を最終的に精算する仕組みとは異なります。
ワーキングホリデーや留学などでカナダに滞在した人も、ビザの種類だけで申告の必要性が決まるわけではありません。
カナダで得た所得や居住者としての状況などによって、タックスリターンが必要になる場合があります。
また、「タックスリターン(tax return)」と聞くと「税金が戻ってくる手続き」というイメージを持つ人も多いでしょう。
しかし、実際には必ず還付されるわけではなく、計算の結果によっては追加で税金を納めるケースもあります。
そこで本記事では、カナダのタックスリターンについて、申告期限や必要書類、申告方法をはじめ、ワーホリ・留学生が知っておきたいポイント、カナダから帰国した後の手続き、よくあるトラブルまでわかりやすく解説します。
※本記事は、2026年分の所得を2027年に申告するケースを想定しています。タックスリターンの制度や申告期限は変更される可能性があるため、実際に申告する際は、CRA(カナダ歳入庁)の最新情報もあわせて確認してください。
参照:Canada Revenue Agency (CRA)|Government of Canada

ここではカナダのタックスリターンの概要と日本の確定申告との違い、税金が返ってくる理由について解説します。
カナダのタックスリターン(Tax Return)とは、1年間に得た所得や納めた税金などを申告し、最終的な税額を計算する手続きです。
日本の「確定申告」に近い制度で、給与からあらかじめ差し引かれている所得税と、実際に納めるべき税額との差額を精算します。
たとえば、カナダでアルバイトをして給与を受け取った場合、勤務先は給与から所得税などを源泉徴収し、「T4」という書類を発行します。
タックスリターンでは、このT4などをもとに1年間の所得や税額を申告します。
計算の結果、税金を多く納めていれば還付を受けられる一方、納税額が不足していれば追加で支払うことになります。
タックスリターンは日本の確定申告と似ていますが、仕組みはまったく同じではありません。
日本では会社員の場合、勤務先が年末調整を行うことで所得税の精算が完了するケースが一般的です。
一方、カナダでは雇用主が給与から所得税を源泉徴収するものの、年間の所得や控除などを自分で申告して税額を精算する「タックスリターン」という手続きがあります。
そのため、カナダで働いたワーキングホリデー(ワーホリ)や留学生も、「会社から税金を計算してもらったから何もしなくてよい」とは限りません。
ただし、タックスリターンの申告義務はビザの種類だけで一律に決まるわけではなく、所得やカナダでの居住状況などによって判断されます。
「タックスリターンをすると税金が戻ってくる」と言われるのは、給与からあらかじめ差し引かれた所得税が、最終的に納めるべき税額を上回っている場合があるためです。
タックスリターンでは、1年間の所得や適用される控除・税額控除などを反映して、最終的な税額を計算します。
たとえば、年間を通して給与から税金が多めに源泉徴収されていた場合、計算後の税額との差額が還付されることがあります。
一方、納めた税金が不足していれば追加納税が必要です。そのため、「ワーホリなら必ず税金が戻ってくる」と考えるのは正確ではありません。
還付される金額や追加納税の有無は、実際にタックスリターンを行って初めて確定します。

カナダのタックスリターン申告が必要な人は、ワーホリ・留学生だけではなく、すでにカナダを出国した人にまで及ぶ可能性があります。
カナダのワーキングホリデーで働いた人は、タックスリターンについて確認しておきましょう。
ワーホリというビザを取得していることだけで申告義務が決まるわけではありませんが、カナダで給与などの所得を得た場合は、所得や居住者区分などに応じて申告が必要になることがあります。
たとえば、カフェで半年間働いてT4を受け取った人や、複数のレストランでアルバイトをして複数のT4を受け取った人などは、タックスリターンでそれぞれの所得を申告することになります。
また、申告によって還付や各種benefit・creditの対象となる場合もあるため、「短期間しか働いていないから関係ない」と自己判断しないことが大切です。
カナダに留学しながらアルバイトをした人も、タックスリターンの対象になる可能性があります。
こちらも「留学生だから必ず申告する」「学生だから申告しなくてよい」と単純に判断するのではなく、カナダで得た所得や税務上の居住状況などを確認する必要があります。
留学生の場合、アルバイト先から受け取るT4に加えて、学費に関するT2202(Tuition and Enrolment Certificate)が関係するケースがあります。
T2202は、カナダの教育機関が発行する学費・在籍に関するtax slipです。
学費を支払った学生は、タックスリターンで利用できる可能性があるため、忘れずに確認しましょう。
「すでに日本へ帰国したから、カナダのタックスリターンは必要ない」とは限りません。
カナダから日本へ帰国した場合でも、カナダに滞在していた年度の所得について申告が必要になるケースがあります。
また、カナダを出国した年は、税務上の居住者・非居住者の判断が関係するため、単純に滞在日数だけで判断できない場合があります。
たとえば、2026年にカナダで働き、その後日本へ帰国した人は、2026年分のタックスリターンについて確認する必要があります。
CRA(カナダ歳入庁)も、カナダを恒久的に離れた人や一時的に離れた人など、それぞれの状況に応じて申告義務を案内しています。

2026年分のタックスリターンを2027年に申告する場合、現時点では以下の期限を目安に準備しましょう。
CRAが現在公開している2025年分のルールでは、一般的な個人の申告期限は4月30日、自営業者は6月15日です。
自営業者でも納税額がある場合は、申告期限にかかわらず4月30日までに納税する必要があります。
| 対象 | 2026年分の申告期限 |
|---|---|
| 一般的な個人 | 2027年4月30日(予定) |
| 自営業者 | 2027年6月15日(予定) |
| 自営業者で納税額がある場合 | 2027年4月30日(予定)までの納税が基本 |
なお、2026年分についての正式な期限は、2027年にCRAから発表される最新情報を確認してください。
期限を過ぎると、納税額がある場合には利息やペナルティが発生する可能性があるため、必要書類は早めに準備しておくことをおすすめします。
参照:Due dates and payment dates|Government of Canada

タックスリターンを始める前に、まずは自分に関係するtax slip(税務書類)を揃えましょう。
ワーホリや留学生の場合、特に確認したいのがT4、T4A、T2202です。
多くのtax slipは原則として2月末までに発行されますが、発行元によって時期が異なります。
| 書類・情報 | どのような書類? | 主に確認したい人・ポイント |
|---|---|---|
| T4 | 雇用主から支払われた給与や、給与から差し引かれた税金などを確認する書類 |
【カナダで会社や店舗などに雇用されて働いた人】 ・ワーホリのアルバイトでも発行される重要な書類です。 ・勤務先が複数ある場合は、それぞれのT4を確認します。 |
| T4A | 年金、奨学金など、給与以外の特定の所得を確認する書類 |
【給与以外の対象となる所得がある人】 ・自分にT4Aが発行されているか確認します。 |
| T2202 | Tuition and Enrolment Certificate。教育機関での在籍や学費に関する書類 |
【カナダの大学・カレッジなどで対象となる教育を受けた留学生】 ・タックスリターンで学費関連の情報を確認する際に使用します。 |
| SIN | Social Insurance Number(社会保険番号) |
・カナダで働く際などに使用する9桁の番号。 ・タックスリターンでも重要な本人情報となります。 |
| CRA My Account | CRAのオンラインアカウント | tax slipやNotice of Assessmentなど、自分の税務情報をオンラインで確認する際に利用できます。 |
特にT4は、ワーホリで働いた人がタックスリターンをする際に重要な書類です。
T4には、その年に雇用主から支払われた報酬などが記載されています。
もしT4を紛失した場合でも、発行元に再発行を依頼したり、CRAに提出済みであればMy Accountから確認できたりする場合があります。

ここからは、ワーホリに行く方や行かれた方が知っておきたい情報について解説します。
カナダで数か月しか働いていないワーホリでも、「短期間しか働いていないからタックスリターンは必要ない」とは限りません。
タックスリターンの必要性は、ビザの種類や勤務期間だけで一律に決まるものではなく、所得や税務上の居住状況などをもとに判断します。
たとえば、半年間だけカフェで働いて給与を受け取り、T4が発行されたケースでは、1年間の所得や源泉徴収された税額を申告することで、払いすぎた税金が還付される可能性があります。
また、申告によってbenefitやcreditの対象となる場合もあります。
「数か月しか働いていないから」と自己判断せず、自分の状況を確認することが大切です。
ワーホリでは、滞在中にカフェとレストランを掛け持ちしたり、数か月ごとに勤務先を変えたりする人も少なくありません。
複数の雇用主から給与を受け取った場合、それぞれの勤務先から発行されたT4を確認し、タックスリターンに反映させる必要があります。
たとえば、A社から年間15,000ドル、B社から10,000ドルの給与を受け取り、それぞれT4が発行された場合、片方だけを申告するのではなく、両方の情報を確認します。
T4を1枚でも見落とすと、申告した所得が実際の所得と一致しなくなる可能性があるため、勤務先が複数ある人はすべてのtax slipを集めてから申告を始めましょう。
ワーホリのタックスリターンでは、必ず税金が戻ってくるわけではありません。
タックスリターンは、1年間の所得や控除などをもとに最終的な税額を計算し、給与からすでに納めた税金との差額を精算する手続きです。
そのため、源泉徴収された税額が最終的な税額を下回っていれば、追加納税が必要になる場合があります。
「ワーホリなら税金が戻ってくる」と思い込んでいると、追加納税になった際に驚いてしまいます。
還付額や納税額は、所得、源泉徴収額、控除・tax creditなどによって変わるため、インターネット上の「平均○ドル戻ってくる」といった情報だけで判断しないようにしましょう。

ここからは、留学生としてカナダに行った人が知っておきたいことについて解説します。
カナダの留学生は、アルバイト収入が少なくてもタックスリターンが必要・有利になる場合があります。
「留学生だから不要」「年収が少ないから不要」とは一概に判断できません。
たとえば、アルバイト先からT4を受け取り、給与から所得税が引かれている人は、申告によって税金が還付される可能性があります。
また、給与・自営業所得の合計が一定額を超えると、CPP(カナダ年金制度)への拠出が必要になる場合もあります。
一方、アルバイトをしていない学生でも、GST/HST creditなどのbenefit・creditを受けるために申告するケースがあります。
さらに、カナダとの居住関係が強い留学生は、税務上の居住者区分にも注意が必要です。
T2202は、カナダの対象となる教育機関が発行する「Tuition and Enrolment Certificate」で、学生の在籍状況や対象となる学費などを確認するためのtax slipです。
カナダの大学やカレッジなどで学んでいる留学生は、自分のT2202が発行されているか確認しておきましょう。
ただし、「T2202に学費が記載されている=その金額がそのまま還付される」という意味ではありません。
タックスリターンでは、T2202に記載された情報をもとに、利用できる税額控除などを確認します。
学費の扱いは学校の種類や学生の状況などによって異なるため、T2202の金額だけを見て還付額を予想しないことが大切です。
参照:Tax slips|Government of Canada
アルバイトをしていない、または収入が少ない学生でも、タックスリターンをすることでGST/HST creditなどの給付を受けられる可能性があります。
GST/HST creditは、所得が一定以下の人を対象に、消費税の負担を軽減するために支給される給付金です。
また、アルバイトをして給与から所得税が引かれていた場合は、申告によって払いすぎた税金が還付されることもあります。
「収入が少ないから申告しなくてよい」とは限らないため、学生も自分が利用できる給付や税額控除をカナダ歳入庁のサイトより確認しておきましょう。
参照:Who should file a tax return|Government of Canada

ここからは自分でタックスリターンを申告する方法と無料でできる手続き、また代行してもらうべき人の特徴について解説します。
カナダのタックスリターンは、条件を満たしていれば自分で申告できます。
代表的な方法は、CRAが認めているオンラインの申告サービスやNETFILE対応の税務ソフトを利用する方法です。
紙で申告する方法もありますが、オンライン申告なら計算や入力を進めやすく、処理状況を確認しやすい点がメリットです。
自分で申告する場合は、まずT4やT2202など必要なtax slipを揃え、自分の所得や控除などの情報を入力します。
その後、申告内容を送信し、CRAから届くNotice of Assessment(NOA)で最終的な結果を確認します。
単純な給与所得だけであれば比較的取り組みやすい一方、複数の所得や複雑な事情がある場合は専門家への相談も検討しましょう。
参照:How to file a tax return|Government of Canada
カナダのタックスリターンは、自分で手続きをすれば無料で申告できるケースが多く、ワーホリや留学生でも自分で申告する人は少なくありません。
CRA(カナダ歳入庁)では、対象者が無料で利用できる申告サービスや、認定された無料の税務ソフトを案内しています。
また、条件を満たせば、ボランティアが申告をサポートする無料のTax Clinicを利用できる場合もあります。
特に、T4による給与所得だけなど、申告内容がシンプルな人は無料での申告を検討しやすいでしょう。
一方、複数の所得がある人や自営業など、内容が複雑な場合は有料の代行サービスを利用する選択肢もあります。
タックスリターンは自分でも申告できますが、英語での手続きに不安がある人や、申告内容が複雑な人は代行サービスを利用するのも一つの方法です。
特に、複数の勤務先で働いた人、自営業・フリーランスとして収入を得た人、カナダへの入国・出国があった人、過去年度の申告をまとめて行う人は、専門家への依頼を検討するとよいでしょう。
外注費の相場は、ワーホリなどのシンプルな給与所得のみなら50~150カナダドル程度が目安です。
複数の収入源がある場合や申告内容が複雑になると、料金が高くなることがあります。
一方、T4による給与所得だけであれば、無料の税務ソフトなどを使って自分で申告できる可能性があります。
「自分でやる手間」と「外注費」を比較して判断するのがおすすめです。

ここからは、カナダワーホリ・留学後のタックスリターンについて解説します。
カナダから日本へ帰国した後でも、カナダで給与などの所得を得た人は、タックスリターンが必要になる場合があります。
「すでに帰国したから申告しなくてよい」とは限りません。
特に注意したいのは、2026年にカナダで働いて、その年の途中で日本へ帰国した人です。
たとえば、ワーホリで半年間カフェで働いた後に帰国した人や、留学中にアルバイトをして帰国した人などは、2026年分の所得について申告が必要か確認しましょう。
また、複数の勤務先で働いていた人、給与から所得税が引かれていた人、T4を受け取った人は、税金が還付される可能性もあるため、帰国後もタックスリターンを放置しないことが大切です。
さらに、カナダを離れた年は税務上の居住者・非居住者の判断も必要になります。
帰国前にT4などの書類を保存し、帰国後もCRAからの通知を確認できるよう準備しておきましょう。
参照:Who should file a tax return|Government of Canada
帰国後にタックスリターンをする場合、「カナダの住所がない」「銀行口座を閉じてしまった」といった問題が起こることがあります。
特に注意したいのが、還付金を受け取る前にカナダの銀行口座を解約してしまうケースです。
申告自体はできても、還付金の受け取り方法を別途確認する必要が生じる可能性があります。
また、CRAからの通知を受け取れないままにすると、追加納税や申告内容の確認など、重要な連絡を見落とすおそれがあります。
そのため、帰国前にCRAへ登録している住所を確認し、変更が必要なら更新しておきましょう。
すでに帰国して銀行口座を閉じてしまった場合でも、申告を諦める必要はありません。
還付金の受け取り方法などをCRAに確認し、自分の状況に合った方法で手続きを進めることが大切です。
帰国後にT4を紛失すると、「給与額や納めた税金が分からず、タックスリターンができない」と焦るかもしれません。
しかし、T4をなくしただけで申告できなくなるわけではありません。まずは元の勤務先に連絡し、T4の再発行を依頼しましょう。
また、雇用主がT4をCRAへ提出していれば、CRAのMy Accountからtax slipを確認できる場合があります。
それでもT4を入手できない場合は、給与明細などから所得や源泉徴収額を確認して申告する方法があります。
T4を放置したまま申告期限を過ぎると、還付を受ける機会を逃したり、納税が必要な場合に利息やペナルティが発生したりする可能性があります。
帰国前から給与明細、雇用契約書、T4などの税務書類をまとめて保存しておくと安心です。
参照:Get a copy of your slips|Government of Canada

ここからは、カナダのタックスリターン申告に関するよくあるトラブルについて紹介していきます。
T4が届かない、または紛失した場合は、まずT4を発行する雇用主に連絡して確認しましょう。
すでに雇用主からCRAへ提出されている場合は、CRAのMy Accountからtax slipを確認できる可能性があります。
それでも確認できない場合は、給与明細などから年間の所得や源泉徴収額を確認することになります。
T4がないからといって申告を放置するのではなく、利用できる資料を集めて対応することが重要です。
特にワーホリでは、帰国後に元勤務先へ連絡するのが難しくなることもあるため、在職中にT4の受け取り方法や連絡先を確認しておくと安心です。
タックスリターンの期限を過ぎてしまっても、「もう申告できない」とは限りません。
期限後でも申告はできますが、納税が必要だった場合には、遅れた期間に応じて利息やペナルティが発生する可能性があります。
そのため、期限を過ぎたことに気づいたら、さらに放置せず早めに申告することが大切です。
一方、税金の還付を受けるケースでも、申告を後回しにするメリットはありません。
還付を受けるためにはタックスリターンを提出する必要があるため、期限を過ぎた場合も必要書類を揃えてできるだけ早く手続きを進めましょう。
具体的なペナルティや利息は申告内容や納税状況によって異なるため、CRAの最新情報を確認してください。
参照:Penalties on late filing and interest on late payments|Government of Canada
タックスリターンを申告したのに、想定していた還付金が届かない場合は、まずCRAから届くNotice of Assessment(NOA)を確認しましょう。
NOAには、申告内容をCRAがどのように処理したのか、最終的な還付額や納税額などが記載されています。
また、「還付されると思っていたのに追加納税になった」というケースもあります。
これは必ずしも申告ミスとは限らず、年間の所得や源泉徴収額などをもとに計算した結果、納税額が不足していた可能性があります。
自分の申告内容とNOAを照らし合わせ、理由が分からない場合はCRAや税務専門家に確認しましょう。

ここからは、カナダのタックスリターンに関するよくある質問に回答していきます。
ワーホリだからという理由だけで、すべての人に同じ申告義務が生じるわけではありません。
カナダで得た所得や税務上の居住状況などによって、申告が必要かどうかを判断します。
ただし、カナダで働いて給与を受け取った人は、T4などを確認してタックスリターンが必要か確認することをおすすめします。
タックスリターンの還付額は人によって異なるため、「ワーホリなら○ドル戻る」と一律に計算することはできません。
年間の所得、給与から源泉徴収された税額、利用できる控除やtax creditなどによって最終的な金額が決まります。
また、計算結果によっては還付ではなく追加納税になる場合もあります。
カナダから日本へ帰国した後でも、カナダで得た所得についてタックスリターンが必要になる場合があります。
ただし、帰国した年は税務上の居住者・非居住者の判断が関係する可能性があります。
日本から手続きをする場合は、T4などの書類やCRAのアカウント情報を準備し、自分の状況に合った申告方法を確認しましょう。
申告義務があるにもかかわらず期限までにタックスリターンを提出しない場合、納税額があるケースでは利息やペナルティが発生する可能性があります。
また、申告しないことで受け取れる可能性のあるbenefitやcreditの処理に影響する場合もあります。
「還付されるはずだから後回しにしても大丈夫」と考えず、申告が必要かどうかを確認しましょう。
給与所得がT4のみで申告内容がシンプルな人は、自分でタックスリターンをする方法を検討できます。
一方、複数の所得がある人、自営業・フリーランスとして働いた人、カナダへの入国・出国が関係する人、過去年度の申告をまとめて行いたい人などは、税務専門家や代行サービスへの依頼を検討するとよいでしょう。
費用だけでなく、手間や入力ミスを防ぐメリットも含めて判断することが大切です。

カナダのタックスリターンは、日本の確定申告に近い税務手続きで、1年間の所得や税額を申告して最終的な税額を精算します。
ワーホリや留学生も、カナダで働いて所得を得た場合などは、自分が申告すべきか確認することが大切です。
特に、タックスリターンは「税金が戻ってくる手続き」と思われがちですが、必ず還付されるわけではなく、追加納税になる場合もあります。
T4やT2202などの必要書類を準備し、2026年分を2027年に申告する人は、最新の申告期限を確認したうえで早めに手続きを進めましょう。
また、すでに日本へ帰国している場合でも、カナダでの所得について申告が必要になるケースがあります。
自分での申告が難しい場合は、税務専門家や代行サービスの利用も選択肢です。
制度や期限は変更される可能性があるため、実際に申告する際はCRA(カナダ歳入庁)の最新情報を確認してください。
IAJP留学センターでは、カナダ留学・ワーホリについての無料相談を受け付けています。
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野澤治子
NPO留学協会認定資格(NO62057)カナダ専門留学アドバイザー。
カナダ(トロント、バンクーバー)で4年滞在。
バンクーバで留学カウンセラーとして年間900人以上の留学生をサポートしてきました。
自分が留学した際に経験して感じたことや失敗談をなど自分のカナダでの留学経験を活かし「最初の1歩を踏み出す後押しができる」そんな「留学アドバイザー」でいれたらと思います。 特にカナダワーキングホリデーの中でも私は「ギリホリ」を経験者なので「キャリアアップ」につなげたい社会人の方応援します! また2人の子供がいるので私の経験を活かしお子様の英語教育から高校留学など少しでも英語や留学を身近に感じていただけるお手伝いをさせていただきます。気軽に相談下さい。