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【体験談】トビタテ留学JAPAN航行プログラム 第4期派遣留学生壮行会 第3期生による応援スピーチ

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第3回トビタテ留学JAPAN高校プログラムを利用されたNさんがこれから海外へ飛び立つ人、また勇気が持てない人の背中押しになればということで、4期の壮行会でお話された体験談を寄稿してくださいました。

 

N様

渡航地:モントリオール

留学先:ALI

IAJPを利用した感想:IAJPさんはじめ、お世話になった方々にはとても感謝しています。IAJPさんの手厚いサポートなら留学生にとっても非常に心強いと思います!

今一度留学を振り返り感じること:最近大学で、「心が広いね」とか「ちょっとやそっとじゃ動じないね」と言われることが多いです。

考えてみれば、昨年留学を経験してから私は、決めつけてしまうことを避けるよう心がけています。それ以来、目の前で起きている事態に動じたら、一時的な感情には流されたりしないようになったと思います。これは留学の経験あっての影響です!

 

私、本当にトビタつんだ…。一年前の今日、そう考えていたのを思い出します。

 

トビタテ4期生の皆さん、採用おめでとうございます。

 

今日は、私の留学経験から、2つの話をします。

 

まずは、挫折と克服の話です。

 

私は、「グローバル社会の中でどうあるべきか」というテーマのもと、カナダのモントリオールに一か月間留学しました。カナダに到着して4日目。現地の語学学校で痛感したのは、自分がどれだけちっぽけか、ということです。

 

当時の私は、国際結婚を夢みていましたし、海外にとても興味がありました。しかし、いざ世界に飛び込んでみると、私は自分の意見を主張するどころか、発言もできませんでした。「グローバル社会について調査しにきました」と、胸を張って言えるような自分ではなかったのです。実際に海外に出てみたら、多様な文化や人々は、共存し、どう関わりあっていくか考えられています。国際結婚とか、海外に興味があるとか、そういった段階でしか世界を見ることができていなっかたのが本当に恥ずかしいと感じました。

 

語学学校の先生は、文化交流にとても積極的でした。私は、留学生向けに作ったアンケート50枚を持ち、自主活動の調査に協力してもらえないかと先生に頼みました。しかし、先生の答えはノー。まさか断られるとは思いもしなかった私は、思わずその場で泣いてしまいそうになるのを必死でこらえ、なんとか取り合おうとしました。それでも、英語が通じない、英語で言いたいことを言えない。自分の想いを伝えられなかったことがもどかしく、悔しい思いをしました。

 

思い切って行けないとき、計画した活動ができない日、他のトビタテ生の活躍をみて、自分に劣等感をいだく夜。トビタテで留学し、ここに来た意味を見失い、つらくなることはたくさんありました。

 

しかし、そんな時、支えてくれる存在がありました。

 

何時間もかけて書いた計画書は、留学中も何度も読み返しました。心の中の混乱はリフレクションノートに言語化していきました。友人にアドバイスをもらったり、現地の留学アドバイザーの方に相談に乗っていただいたりもしました。

 

テーマをより深められたことで、自主活動の質にも変化がありました。結果、100人以上の方にアンケート、インタビューをすることができたのです。留学中の挫折と、それを克服することがなかったら、これほど実りある留学はできなかったと思っています。

 

2つ目は、一度の体験で答えを出さないでほしい、ということです。

 

世界は、ものすごい速さで変化しています。

 

「グローバル社会で私はどうあるべきか」。その問いの答えは、留学を終えても出ていません。というより、まだ出してはいけないと気づきました。変わりゆく世界にいるからこそ、一度の経験で答えを出さないこと。これから先、自分がどう行動していくのかが、きっと答えになっていくと信じています。

 

1年前の事前研修で言われた「飛びこめ!」という言葉。これはシンプルですが私の背中を押してくれました。留学中に全力で過ごした時間は、確実に今につながっていると思えます。

 

今の私の目標は、どこでも咲けるひとになること。日本、海外、どこにいたとしても、自分がアクションを起こし、満足できることをしていきたいです。

 

一度の体験で答えを出さず、たくさん挑戦して、たくさん失敗をする。自分ではどうしようもない時は、周りの人と一緒に留学をブラッシュアップしていく。この二つが、私から皆さんに伝えたいことです。

 

最後になりますが、自分から行動を起こし、体験して得た学びは絶大です。

留学のチャンスを得た4期生の皆さん、トビタテ!

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