

最終更新日:2026年9月9日
目次
レストランの仕事は、接客を担当するサーバーだけではありません。
サーバーをサポートするバッサー(Busser)や、キッチンスタッフ、ディッシュウォッシャーなどさまざまなポジションがあり、英語力やこれまでの経験に合わせて仕事を探せます。
一方で、「英語がペラペラじゃなくても働ける?」「ローカルレストランと日本食レストランはどちらがいい?」「時給やチップはいくらくらい?」など、不安もありますよね。
そこでこの記事では、カナダワーホリでレストランの仕事をしたい方に向けて、仕事内容や必要な英語力、給料、チップ、仕事の探し方、レジュメ、面接までまとめて紹介します。
カナダ政府のJob Bankや各州政府などの公的情報も参考にしながら解説するので、渡航前の仕事探しの準備に役立ててください。
(※制度・最低賃金などは2026年9月時点の情報です。カナダでは州によって雇用ルールが異なり、金額や制度が変更されることもあるため、実際に働く際は滞在する州の最新情報も確認しましょう。)

カナダワーホリで仕事を探すなら、レストランは検討しやすい代表的な仕事の一つです。
その理由は、レストランの中だけでも複数のポジションがあり、自分の英語力や経験に合わせて応募先を選びやすいからです。
たとえば、英語を使ってお客様と接したい方ならサーバー、接客にはまだ自信がない方ならキッチンスタッフやディッシュウォッシャーなどが候補になります。
また、最初は裏方の仕事から始め、英語力や仕事への慣れに合わせて接客ポジションを目指す方法もあります。
さらに、カナダワーホリで発給されるビザは原則としてOpen Work Permitです。
カナダ政府によると、Open Work Permitでは特定の雇用主だけに限定されず、複数の雇用主・勤務地で働くことができます。
実際には手元のWork Permitに記載された条件を確認する必要がありますが、ワーホリ中に職場を変えることも比較的しやすい仕組みです。
そのため、「最初から理想のローカルレストランに採用されなければ失敗」と考える必要はありません。
まず働きやすいポジションからカナダでの職歴を作り、英語や仕事に慣れてから次の仕事にチャレンジするのも、ワーホリの働き方の一つです。

日本のレストランでは「ホール」と「キッチン」に大きく分けるイメージがありますが、カナダでは店によって役割がさらに細かく分かれています。
代表的なポジションを簡単に比較すると、次のようになります。
| ポジション | 主な仕事内容 | 英語を使う量 | 接客 |
|---|---|---|---|
| Server | 注文・料理提供・会計・接客 | 多い | 多い |
| Server Assistant / Busser | テーブルの片付け・サーバー補助 | 中程度 | あり |
| Kitchen Staff / Line Cook | 仕込み・調理・盛り付け | 中程度 | 少ない |
| Dishwasher | 食器洗浄・清掃・キッチン補助 | 比較的少ない | ほぼなし |
ただし、ポジション名や担当業務はレストランによって違います。
「Busserとして採用されたけれどFood Runnerの仕事もする」といったケースもあるため、求人票や面接で仕事内容を確認しましょう。
英語環境で働きたい方に人気があるのがServerです。
日本でいうホールスタッフに近い仕事ですが、カナダでは担当するテーブルを持ち、注文から料理の提供、会計まで一連の接客を担当するレストランも少なくありません。
具体的には、以下の仕事内容があります。
・お客様を迎える
・メニューや料理を説明する
・注文を取る
・飲み物や料理を提供する
・アレルギーや食事制限に関する質問を確認する
・食事中に問題がないか確認する
・会計を行う
・テーブルや他のスタッフの状況を確認する
また、能力項目にはActive Listening(積極的に聞く力)などの口頭コミュニケーション能力も挙げられています。
つまり、サーバーに必要なのは単に決まった英語フレーズを暗記することではありません。
「この料理にナッツは入っていますか?」「おすすめはどれ?」「注文した料理がまだ来ていません」といった、予想していなかった質問にも対応する必要があります。
その分、仕事中に英語を使う機会を作りやすいポジションです。
「将来的にはサーバーをしたいけれど、いきなり英語で接客するのは不安」という方なら、Server AssistantやBusserも選択肢になります。
主な仕事は、以下の通りです。
・食べ終わったお皿を下げる
・テーブルをきれいにする
・次のお客様のためにテーブルをセットする
・水を補充する
・料理を運ぶ
・サーバーをサポートする
Serverほど長くお客様と会話する機会は多くありませんが、スタッフ同士のコミュニケーションや簡単な接客は発生します。
英語環境には入りたいものの、まだ注文を取ったり料理を詳しく説明したりする自信がない方にとって、レストランの仕事に慣れる入り口になりやすいでしょう。
なお、お店によってはBusserではなくServer Assistant、Food Runnerなどの名称が使われます。
仕事内容も完全に同じではないため、求人を探すときは複数のキーワードを使うのがおすすめです。
料理経験を活かしたい方や、接客よりも裏方の仕事から始めたい方にはキッチン系のポジションがあります。
仕事内容はお店によって異なりますが、以下などの業務があります。
・食材の仕込み
・野菜や肉のカット
・調理、盛り付け
・食材の管理
・調理器具やキッチンの清掃
注意したいのは、「キッチン=英語が話せなくても大丈夫」ではないことです。
お客様と接する時間は少なくても、同僚からの指示を理解したり、「何を・どれくらい・いつまでに準備するか」を共有したりする必要があります。
特に忙しい時間帯はテンポよく指示が飛び交うため、基本的な英語の聞き取りと、仕事でよく使う単語を覚えておくと安心です。
英語にまだ自信がない方が比較的チャレンジしやすいのがDishwasherです。
名前のとおり洗い場を担当する仕事ですが、実際には以下の業務を任される場合もあります。
・食器やグラス、鍋・調理器具を洗う
・食器を所定の場所へ戻す
・キッチンを清掃する
・ゴミを処理する
・簡単なキッチン作業をサポートする
オン・ザ・ジョブ・トレーニングが提供されることが一般的で、Job Bank上では規制職種ではありません。
ただし、英語のハードルが比較的低いからといって、仕事そのものが楽とは限りません。
大量の食器をスピーディーに洗う体力が必要ですし、長時間立って働くこともあります。
「英語を使わない仕事」ではなく、「接客が少なく、まずレストランの英語環境に慣れやすい仕事」と考えるとよいでしょう。

カナダのレストランで働くために、最初からネイティブのような英語を話せる必要はありません。
大切なのは、「英語の資格で何点あるか」よりも、応募するポジションの仕事を英語でこなせるかどうかです。
実際、Job Bankにはサーバーについて「IELTS○点以上」といった全国共通の英語試験スコアは設定されていません。
一方で、Serverでは口頭コミュニケーションやActive Listeningが重要な能力として挙げられています。
そのため、自分の英語力を「初級・中級」とだけ判断するのではなく、「実際の仕事で何ができるか」で考えてみましょう。
サーバーでは、ある程度スムーズに会話を続けられる英語力が求められます。
たとえば、以下の業務が滞りなくできる程度のコミュニケーションが必要です。
・お客様の注文を聞き取れる
・メニューについて簡単に説明できる
・「おすすめは?」と聞かれて答えられる
・アレルギーなど重要な内容を正確に確認できる
・分からなかったときに英語で聞き返せる
・同僚やキッチンスタッフと状況を共有できる
もちろん、最初から完璧にできなくても問題ありません。
むしろ大切なのは、分からないときに適当に答えないことです。
“Sorry, could you say that again?” “Let me double-check with the kitchen.”
など、聞き返したり確認したりする英語が使えると、間違いを防ぎやすくなります。
特に食物アレルギーなど安全に関わる質問では、分かったふりをせず確認する習慣が大切です。
キッチンでは、接客英語よりも「指示を理解する英語」が重要になります。
たとえば、以下のようなキッチン特有の単語を覚えていると仕事がしやすくなります。
| 英語 | 日本語 | 英語 | 日本語 |
|---|---|---|---|
| chop | 刻む | slice | 薄く切る |
| grill | 焼く | prep | 仕込み・準備 |
| tray | トレー | order | 注文 |
| behind | 後ろを通るときの声掛け | hot | 熱いものを持って通るときの注意 |
また、「これを5つ作って」「あと10分で必要」「冷蔵庫から○○を持ってきて」のように、数字や時間を聞き取る力も重要です。
英語で長い会話をするのがまだ苦手でも、業務で頻繁に使う単語や指示から覚えていけば、仕事に慣れながら英語力を伸ばしていけます。
英語に自信がない場合は、最初からServerだけに絞らないことをおすすめします。
たとえば、「Dishwasher → Kitchen Helper → Busser / Food Runner → Server」のように、接客が少ない仕事からスタートし、英語や職場に慣れながら次のポジションを目指す方法もあります。
もちろん、すべてのお店でこの順番に昇格できるわけではありません。
ただ、「英語力が足りないからレストランでは働けない」と考える必要はありません。
英語力がまだ十分でなければ、「今の自分でも仕事を始められるポジション」を探し、カナダで働きながら次のステップを目指しましょう。

結論からいうと、ローカルレストランと日本食レストランのどちらが良いかは、「ワーホリで何を優先したいか」によって変わります。
「カナダまで来たのだから絶対にローカルで働かないと意味がない」「日本食レストランは英語が伸びない」と決めつける必要はありません。
英語環境を優先するのか、まず仕事を見つけることを優先するのか、飲食経験を活かしたいのかなど、自分の目的に合わせて選びましょう。
ローカルレストランで働く大きなメリットは、英語を使う環境を作りやすいことです。
スタッフ同士のコミュニケーションも英語、お客様との会話も英語という環境なら、仕事を通して毎日のように実践的な英語に触れられます。
また、カナダのレストランならではの接客スタイルや仕事の進め方を学べるのも魅力です。
一方で、デメリットは採用のハードルが高くなりやすいことです。
特にServerの場合は、面接の段階から英語でコミュニケーションを取る必要があります。忙しい店では、一からゆっくり英語を教えてもらえるとは限りません。
そのため、英語にあまり自信がない方は、ローカルレストランでもDishwasherやKitchen Helper、Busserなどから応募してみるのも一つの方法です。
また、「ローカルレストラン=カナダ人だけの職場」とは限りません。カナダではさまざまな国や地域にルーツを持つ人が働いています。
「カナダ人が多い店か」よりも、「職場で普段どの言語を使うか」を見て選ぶとよいでしょう。
日本食レストランは、英語力がまだ十分でない段階でカナダでの職歴を作るという意味で心強い選択肢選択肢の一つです。
日本人スタッフが多い職場であれば仕事内容を日本語で確認できる場合があり、日本で居酒屋・カフェ・レストランなどの経験がある方は、その経験を活かしやすいでしょう。
一方、日本人スタッフ同士の会話がほとんど日本語になる店舗では、ローカルレストランより英語を使う時間が少なくなることがあります。
ただし、日本食レストランだからといって必ず日本語環境というわけでもありません。
オーナーだけが日本人でスタッフは多国籍だったり、お客様のほとんどが英語話者だったりするレストランもあります。
そのため、仕事を選ぶときは「日本食かローカルか」というジャンルだけではなく、スタッフはどのような国籍・言語環境か、お客様はどのような人が多いか、自分はどのポジションを担当するかm勤務中に英語を使う機会がどれくらいあるかまで確認するのがおすすめです。

カナダのレストランで稼げる金額は、勤務地・職種・経験・勤務時間・チップなどによって大きく変わります。
そのため、「レストランなら月○万円稼げる」と一律には考えない方がよいでしょう。
2025年11月に更新されたJob Bankのデータによると、参照期間2023〜2024年のカナダ全体の時給中央値は次のとおりです。
| 職種 | カナダの時給中央値 | 日本円換算 | 週5日勤務の月収目安 | 月収の日本円換算 |
|---|---|---|---|---|
| Food and Beverage Server | C$18.50 | 約2,060円/時 | 約C$3,204 | 約35.7万円 |
| Cook | C$18.00 | 約2,010円/時 | 約C$3,118 | 約34.8万円 |
| Kitchen Helper | C$16.55 | 約1,850円/時 | 約C$2,866 | 約32.0万円 |
ただし、実際には最低賃金が州ごとに違います。
たとえば、バンクーバーのあるBritish Columbia州では、2026年6月1日から一般最低賃金が時給18.25カナダドルになっています。
一方、トロントのあるOntario州では、2026年9月30日までは一般最低賃金が時給17.60カナダドルで、2026年10月1日からは17.95カナダドルに引き上げられます。
このように、カナダで仕事を探すときは全国平均だけではなく、実際に滞在する州の最低賃金を確認しましょう。
Serverを希望する方にとって、時給と同じくらい気になるのがチップではないでしょうか。
ただし、「お客様が払ったチップがすべて自分の収入になる」とは限りません。
店によっては、Serverが受け取ったチップの一部をキッチンやBusserなども含めて分配するTip Poolという仕組みがあります。
チップの取り扱いに関する法律も州ごとに異なります。
たとえばBC州では、雇用主がチップを集めてTip Poolとして従業員に再分配することは認められています。
一方、雇用主が原則としてチップを取り上げることはできず、雇用主自身が分配を受ける場合にも条件があります。
採用されたら、「チップはどのように計算されるのか」「Serverだけなのか、キッチンにも分配されるのか」「いつ支払われるのか」を確認しておくと安心です。

カナダでレストランの仕事を見つけたいなら、1つの方法だけに絞らないことが大切です。
求人サイトから応募しながらレジュメを直接配り、人からの紹介も活用するなど、複数の方法を並行するとチャンスを増やせます。
カナダ政府のJob Bankでも、求人検索だけでなく、ネットワーキング、レジュメ、面接など複数の方法を組み合わせた仕事探しの情報が提供されています。
まず取り組みやすいのがオンラインでの求人検索です。
カナダ政府が運営しているJob Bankでは、勤務地・給料・勤務時間などの条件から求人を探せます。
また、民間の求人サイトではIndeedなどもよく使われます。
検索するときは「restaurant」だけで探すより、「Server」「Busser」「Server Assistant」「Food Runner」「Line Cook」「Prep Cook」「Kitchen Helper」「Dishwasher」など、希望するポジション名で検索するのがおすすめです。
1〜2店舗に応募して返事を待つのではなく、条件を確認しながら複数店舗へ応募していきましょう。
オンライン応募だけではなく、レストランへ直接レジュメを持って行く方法もあります。
このとき大切なのは、「ただ受付にレジュメを置いて帰る」のではなく、可能であれば採用担当者やManagerに渡すことです。
ランチやディナーのピーク中に訪問すると、スタッフは接客で忙しく、ゆっくり話せません。
店によって営業時間は違いますが、比較的落ち着いている時間を選んで訪問した方が、Managerと話せる可能性を高められます。
また、簡単な自己紹介も準備しておきましょう。
たとえば、以下のような程度の短い英語でも構いません。
“Hi, are you hiring right now?” “I’m looking for a server position. May I leave my resume with the manager?”
さらに、店へ行く前に営業時間や混雑時間を確認しておきましょう。
カナダでの仕事探しでは、人とのつながりも役立ちます。
語学学校の友達、シェアハウスのルームメイト、以前の職場の同僚などから、「うちの店がスタッフを募集しているよ」と教えてもらえることがあります。
これは特別な「コネ」が必要という意味ではありません。
普段から周囲の人に、「今Serverの仕事を探している」「ローカルレストランで働いてみたい」と伝えておくだけでも、求人情報につながる可能性があります。
だからこそ、ワーホリ中は学校と家を往復するだけでなく、友達を作ったり現地のコミュニティに参加したりすることも、結果的に仕事探しにつながることがあります。
「英語のレジュメを作ったことがない」「英語面接が心配」という方は、留学エージェントや現地のジョブサポートを活用するのも方法の一つです。
特に渡航してからレジュメの作り方を一から調べるより、出発前に以下のレベルまで進めておけば、現地到着後すぐに仕事探しを始めやすくなります。
・英文レジュメを準備する
・面接で聞かれやすい質問を練習する
・希望する職種の英単語を覚える
・自分の飲食経験を英語で説明できるようにする
ただし、エージェントによってサポート内容は異なります。
「仕事を必ず紹介してもらえる」と思い込まず、求人紹介・レジュメ添削・面接練習など、どこまでサポートに含まれているのか事前に確認しましょう。
IAJP留学センターでは、カナダ留学に関する相談が無料ですので、ぜひお気軽にご相談ください!

レストラン向けのレジュメでは、学歴を詳しく書くこと以上に、「自分が現場でどんな仕事ができるのか」を分かりやすく伝えることが大切です。
たとえば、日本の居酒屋で3年間働いた経験がある場合、「Restaurant Staff:3 years」だけでは、何ができるのかが十分に伝わりません。
「Took customer orders and served food and beverages」(お客様の注文を取り、料理やドリンクの提供を行いました)
「Handled cash and card payments」(現金およびクレジットカードなどの決済業務を担当しました)
「Worked efficiently during busy dinner shifts」(混雑するディナータイムにおいて、効率的に業務を行いました)
「Maintained clean tables and dining areas」(テーブルや客席エリアの清潔な状態を維持しました)
このように、自分が担当していた業務を書いた方が採用担当者はイメージしやすくなります。
また、経験がない場合も、「経験なし」で終わる必要はありません。
アパレルやコンビニ、ホテルなどで働いた経験があるなら、「Customer Service」「Cash Handling」「Communication」「Teamwork」など、レストランでも活かせるスキルをアピールできます。
なお、日本の履歴書との大きな違いとして、Job Bankでは年齢・身長・体重・婚姻状況などの不要な個人情報をレジュメへ記載しないよう案内しています。
顔写真もカナダのレジュメでは一般的ではなく、SINも絶対に記載しないよう注意されています。
レジュメは「自分の経歴を全部書く書類」ではなく、「このレストランで働くうえで役立つ経験を短時間で伝える書類」と考えると作りやすくなります。
カナダワーホリの英文履歴書(レジュメ)とは?CVやカバーレターの違い、志望動機の書き方やテンプレート、仕事探しのコツ解説

レジュメが通ったら、次は面接です。
英語面接というだけで緊張するかもしれませんが、あらかじめ聞かれやすい内容を準備しておけば、完璧な英語を話せなくても落ち着いて答えやすくなります。
ここでは、特にレストラン面接で準備しておきたい4つのテーマを紹介します。
よくあるのが、“Tell me about yourself.(あなた自身について教えてください)” “What are your strengths?(あなたの強みはなんですか?)”といった質問です。
自己紹介だからといって、出身地や趣味から長く説明する必要はありません。
「これまでの経験+仕事に活かせる強み+応募したポジションへの意欲」を、30秒〜1分程度で伝えるイメージがおすすめです。
たとえば飲食経験があるなら、以下のように簡潔にまとめられます。
“I have two years of customer service experience at a restaurant in Japan. I’m friendly, reliable and comfortable working in a busy environment.”
(日本のレストランで2年間の接客経験があります。愛想がよく真面目な性格で、忙しい環境でも問題なく働けます。)
また、飲食未経験の場合も、別の経験や強みにつなげましょう。
“I don’t have restaurant experience yet, but I have customer service experience and I learn quickly.”
(レストランでの勤務経験はまだありませんが、接客の経験があり、仕事を覚えるのも早いです。)
“Why do you want to work here?(なぜこの店で働きたいのか?)”も準備しておきたい質問です。
ここで、「英語を勉強したいからです」だけで終わらせるのはおすすめしません。
自分にとっては英語学習が大きな目的でも、お店側はスタッフとして活躍してくれる人を探しています。
そのため、「自分を採用するメリット」につながる内容を伝えましょう。
・日本での接客経験を活かしたい
・お店の雰囲気やコンセプトに魅力を感じた
・チームで働く仕事が好き
・忙しいレストランで働いた経験がある
・その店の料理・サービスに興味がある など
面接前にお店のWebサイトやメニュー、Google Mapsなどを確認しておくと、具体的な志望動機を作りやすくなります。
“Do you have any restaurant experience?(飲食経験はありますか?)” “How long did you work there?(どのくらい働いたことがありますか?)”など、これまでの経験についてもよく聞かれます。
飲食経験がある方は、勤務年数だけではなく、「レジを担当していたのか」「忙しい時間帯に何席くらい対応したのか」など、実際の仕事を説明できるようにしましょう。
経験がない場合は、正直に未経験だと伝えたうえで、接客・チームワーク・時間管理などの経験をアピールします。
カナダの求人でも職場でのトレーニングが前提となるポジションはあるので、無理に経験があるように見せる必要はありません。
ワーホリなら特に確認されやすいのが、“How long is your work permit valid for?(ビザの有効期限は?)” “What is your availability?(いつ入れますか?)” “Can you work weekends?(週末は働ける?)”といった質問です。
雇用主としては、「合法的にいつまで働けるのか」「必要な曜日にシフトへ入れるのか」を確認する必要があります。
そのため、面接へ行く前に自分のWork Permitの有効期限を確認しておきましょう。
また、「いつでも働けます」と無理に答える必要はありません。
学校などの予定がある場合は、働ける曜日・時間を正確に伝えます。
レストランは夜や週末が忙しくなることも多いため、金曜夜や土日などに働ける場合はアピールポイントになる可能性があります。

最後に、カナダのレストランで働き始める前に知っておきたい疑問をまとめます。
まず、カナダで働くためには「SIN(Social Insurance Number)」が必要です。
SINは9桁の番号で、カナダ政府によると合法的に働き、給与を受け取り、税金を納めるために必要になります。
ワーホリなどのTemporary Residentに発行されるSINは「9」から始まり、基本的にWork Permitなどの有効期限に合わせて期限が設定されます。
さらに、アルコールを提供するレストランでServerなどとして働く場合は、州によってResponsible Beverage Serviceの資格が必要になります。
たとえばBC州では「Serving It Right(SIR)」という研修制度があり、州政府によると、一般的に酒類を提供する施設のLicensee、Manager、ServerにはSIR Certificateが必要です。
(※資格は発行から5年間有効です。)
ただし、必要な資格やルールは州・仕事内容・店のライセンスによって異なります。
「カナダのレストランなら全員同じ資格が必要」と考えず、勤務する州と応募するポジションに合わせて確認しましょう。
レストラン勤務で最初につまずきやすいのは、「英語そのもの」だけではなく、英語を聞きながら同時に仕事を進めなければならないことです。
語学学校では先生が比較的分かりやすく話してくれますが、レストランではお客様も同僚も自分の英語レベルに合わせて話してくれるとは限りません。
さらに忙しい時間帯になると、「料理を運びながら別のお客様に呼ばれる」「キッチンから指示が来る」「会計を頼まれる」「別のテーブルから追加注文が入る」といったことが同時に起こります。
最初は聞き取れなかったり、仕事のスピードについていけなかったりすることもあるでしょう。
ただ、毎日似たような業務を繰り返すうちに、よく使われるフレーズや仕事の流れは少しずつ分かるようになります。
大切なのは、最初から完璧にこなそうとしすぎないことです。
分からないことは確認し、ミスしたら次に同じミスをしないようメモするなど、一つずつ慣れていきましょう。
ServerやBusserを目指すなら、基本的な接客フレーズは渡航前から覚えておくのがおすすめです。
たとえば、次のような表現はさまざまな場面で使えます。
| 場面 | 英語フレーズ | 意味 |
|---|---|---|
| 来店 | How many people? | 何名様ですか? |
| 注文 | Are you ready to order? | ご注文はお決まりですか? |
| 注文 | What can I get for you? | ご注文は何になさいますか? |
| 食事中 | How is everything? | お料理はいかがですか? |
| 追加注文 | Would you like anything else? | ほかに何かいかがですか? |
| 確認 | Let me double-check. | 確認してきます |
| 聞き返し | Could you say that again, please? | もう一度言っていただけますか? |
ただし、フレーズを丸暗記しただけでは接客はできません。
接客フレーズを覚えるときは「自分が言う練習」だけではなく、「お客様が返してきそうな英語を聞き取る練習」もしておきましょう。

カナダワーホリでレストランの仕事に挑戦するなら、現地へ着いてからすべてを始めるのではなく、渡航前から準備しておくことが大切です。
レストランにはServer、Busser、Kitchen Staff、Dishwasherなどさまざまな仕事があります。
英語に自信がないからといって、レストラン勤務そのものを諦める必要はありません。
まずは、自分の英語力に合うポジションを知ってから英文レジュメを作ってみましょう。
また、よく聞かれる面接質問を練習した上で、現地で求人サイト・レジュメ配布・紹介など複数の方法で応募してみることをおすすめします。
ワーホリの限られた期間を有効に使うためにも、カナダに到着してから慌てて仕事探しを始めるのではなく、日本にいる今から少しずつ準備しておきましょう。
IAJP留学センターでは、カナダでの仕事探しをサポートするサービスを提供しています。
まずは公式LINEまたはお問い合わせフォームからお気軽にご相談ください!

野澤治子
NPO留学協会認定資格(NO62057)カナダ専門留学アドバイザー。
カナダ(トロント、バンクーバー)で4年滞在。
バンクーバで留学カウンセラーとして年間900人以上の留学生をサポートしてきました。
自分が留学した際に経験して感じたことや失敗談をなど自分のカナダでの留学経験を活かし「最初の1歩を踏み出す後押しができる」そんな「留学アドバイザー」でいれたらと思います。 特にカナダワーキングホリデーの中でも私は「ギリホリ」を経験者なので「キャリアアップ」につなげたい社会人の方応援します! また2人の子供がいるので私の経験を活かしお子様の英語教育から高校留学など少しでも英語や留学を身近に感じていただけるお手伝いをさせていただきます。気軽に相談下さい。