長期間の留学を計画している方の中には、「現地の銀行口座の必要性について知りたい!」「口座開設の方法について把握しておきたい!」という方も多いのではないでしょうか。
カナダの銀行は日本のものとは違う特徴があります。
今回はカナダの銀行の特徴と種類、口座開設すべき人の特徴、口座開設までの流れを紹介していきます。
長期間のカナダ留学を希望している方は、ぜひ最後までご覧ください。
カナダではオンライン決済が主流であるため、銀行口座の特徴が日本のものと異なることがあります。
基本的に種類は2つ!日本でいうところの普通預金口座と定期預金口座のようなものです。
ここではカナダの銀行口座の特徴と種類について詳しくまとめていきます。
まず前提知識としてカナダでは日本以上にオンライン決済の導入が進んでいます。
そのためほとんどの銀行がネットバンキングやキャッシュレス決済を取り入れているのです。
またカナダでは通帳というものはなく、スマホアプリやホームページのマイページから参照するようになっています。
現金で保管しておくよりも安心、安全にお金の管理ができることから、特に長期間の留学によって大金が必要になってくる留学生は現地での口座開設が必要でしょう。
日本は口座を保持するのに特に費用は発生しませんが、カナダは口座維持手数料が発生します。但しプランによってサービス内容や料金は違く、残高金額によってはその手数料も支払わないで済む特典があります。
例えば、TD BANKのバリュープラスプランは口座維持費用月額$10.95です。その中には25回分の現金引出手数料やデビット決済手数料が無料でついてきます。
また$2500以上の残高が月末時にあればその金額は免除されます。
日本ではなじみが少ない口座維持費ですが、月額でATM引出手数料や振込手数料を支払っていると考えるとわかりやすいと思います。
またカレッジなどの長期就学学生は学生プランというのがあり口座維持費が免除されますので学ビザ保持者の方などはそちらの利用がお勧めです。
カナダでは振込より小切手での支払いが一般的です。そのため家賃などまとまった金額は小切手での支払いが一般的です。現地でルームシェアなどをされる方は口座開設をされることをお勧めします。
口座開設をすることによりネットバンキングを開設することができます。ネットバンキングからは日本のpayeasyのように光熱費や携帯代のような公共料金をネットバンキングから電子決済することが可能です。
カナダの銀行口座にはChequing Account(チェッキングアカウント)とSavings Account(セービングアカウント)の2種類があります。
ここからはそれぞれの口座の特徴について詳しく解説していきます。
Chequing Account(チェッキングアカウント)とは、日本でいうところの普通預金口座、当座預金口座のようなものです。その特徴はこちら!
Chequing Accountは普段使いの口座です。留学するときに口座開設が必要になってくるのはこちらの方でしょう。
Savings Account(セービングアカウント)とは、日本でいうところの定期預金口座、貯蓄預金口座のようなものです。その特徴はこちら!
Savings Accountはあくまで長期間の生活者向けの口座です。
将来的にカナダで就職をすることを検討していたり、長期間にわたって安全資産をカナダドルで確保したいと考えていたりする方は口座を開設しておくのが良いでしょう。
カナダに留学する人のうち、銀行口座を開設した方がいい人の特徴をまとめました。
企業にもよりますが、一般的に給与の振込先の口座はカナダ国内のものが好ましいでしょう。
また留学期間が長期にわたる場合、お金が必要になった都度日本の口座から送金をしていると手数料が掛かったり為替レートが不利に働いたりする場合があります。
上記の特徴に該当する人はこれから説明する口座開設の方法をしっかり読んで見てください。
カナダ全土で利用できるおすすめの銀行を3つ紹介します。
留学生にとって口座を開設した銀行の支店数が多いのはとても大きなメリットです。ぜひ参考にしてみてください。
CIBC(Canadian Imperial Bank Of Commerce)はカナダ全土に幅広くATMを置いている銀行です。
カナダへ行く留学生に最もおすすめできます。その理由はこちら!
実際にカナダ国民のみならず留学生の多くがCIBCの銀行口座を開設しています。使い勝手、お得さ、サービスの幅すべてでおすすめと言えるでしょう。
CIBCの公式ホームページはこちら!
TD(TD Canada Trust)はカナダ全土に支店を持っているため留学生が開設する銀行としてはおすすめです。
スタッフのサービスが手厚いのが特徴で、日本人留学生にとっては以下のようなメリットがあります。
特に日本人留学生が多いバンクーバーでは、日本語に対応できるスタッフが支店に勤務しています。
海外での初めての口座開設もスムーズに行えることでしょう。英語での口座開設に自信がない方はTDの利用をおすすめします。
TDの公式ホームページはこちら!
Royal Bank(Royal Bank of Canada)はカナダ国内に広く支店を持つ銀行です。日本人留学生が初めて口座開設する場合でもおすすめすることができます。理由はこちら!
Royal Bankの公式ホームページはこちら!
カナダで銀行口座を開設するときの手順は以下の通りです。
ここからは持ち物や注意点を踏まえて詳しく手順を紹介していきます。
まずは口座開設する銀行を決めていくことからです。銀行を選択するうえでのポイントは以下の通り!
これらを総合的に判断したうえで口座を開設する銀行を選びましょう。個人的なおすすめは徒歩圏内にATMがある銀行を選択することです!
口座開設したい銀行が決まったら近くの支店に連絡して、口座開設の申し込み手続きを銀行窓口で行います。
以下では訪問時の持ち物をリスト化しています!
この持ち物リストを活用すれば窓口でスムーズに手続きが行えるでしょう。
口座開設手続きが完了したらデビットカード兼キャッシュカードの発行をしてもらいます。
カナダではレストランや宿泊施設でのサービスに対してチップを支払う習慣がありますが、デビットカードならあらかじめ支払額の何%をチップ料金とするかなどを決めることができます。
使いすぎの心配もなく、現金を持ち歩く必要もないためデビットカードは発行をしておくのがおすすめです。
最後に日本にいる家族に開設した口座への入金を依頼するか、ネットバンキング対応の銀行の場合には電子送金を行いましょう。
送金時に必要な情報は以下の通りです!
送金時は入力情報を間違えないようにしましょう。ご送金は最悪の場合取り返せなくなってしまうことがあります。
また口座開設時に受け取った詳細説明書と契約書は手元に置いて大切に保管しましょう。
留学のときに必要になってくるのが現地の銀行口座です。特にワーホリや現地でアルバイトをする人はほぼ必ずと言っていいほど銀行口座の開設をするでしょう。
またカナダではオンライン決済が主流であるため、銀行口座の特徴が日本のものと異なることがあります。
口座開設のための予備知識を頭に入れつつ、本記事を参考にしてカナダの銀行口座を開設してみてくださいね。
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野澤治子
NPO留学協会認定資格(NO62057)カナダ専門留学アドバイザー。
カナダ(トロント、バンクーバー)で4年滞在。
バンクーバで留学カウンセラーとして年間900人以上の留学生をサポートしてきました。
自分が留学した際に経験して感じたことや失敗談をなど自分のカナダでの留学経験を活かし「最初の1歩を踏み出す後押しができる」そんな「留学アドバイザー」でいれたらと思います。 特にカナダワーキングホリデーの中でも私は「ギリホリ」を経験者なので「キャリアアップ」につなげたい社会人の方応援します! また2人の子供がいるので私の経験を活かしお子様の英語教育から高校留学など少しでも英語や留学を身近に感じていただけるお手伝いをさせていただきます。気軽に相談下さい。