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【2025年のカナダ留学はこれに決まり!】
カナダへの留学を検討されている方なら、「Co-op(コープ)留学」という言葉を一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。Co-op(コープ)留学とは、学生ビザと就労ビザのいいとこどりをしている留学制度です。
今回の記事では、Co-op(コープ)留学の特徴やメリット、必要な費用相場について解説をします。また、円安の今の時期にCo-op(コープ)留学は「魅力満点」である理由についても触れます。さらに、ビザを取得する際の注意点も紹介するので、ぜひ最後までご覧ください。
Co-op(コープ)留学とは、専門学習(Study)と企業インターン(Work)がセットになっている留学プログラムです。ここからは、カナダのCo-op(コープ)留学の特徴について解説していきます。
Co-op(コープ)留学の最大の特徴は、「専門学習50%+企業インターン50%」の構成になっていることです。それぞれの分野ごとの専門学習は、カナダにあるキャリアカレッジ(専門学校)で、実際の現場で使える内容に特化した学習を行います。
その後は、キャリアカレッジで学んだ専門学習を生かして、実際にカナダの経済を支えている企業で有給インターンができます。もちろん、インターン先はキャリアカレッジで学んでいる分野の関連企業です。企業で実務のトレーニングをしながら、最低賃金以上のお給料をもらえるため、留学中の滞在費を賄うことができます。
自分が今最も興味のある業界のCo-op(コープ)プログラムを選択して、知識面と資金面の両方でメリットを受けながら、充実した留学生活を送りましょう。
カナダは移民大国であるため、英語学習(ESL)を提供する教育機関の数が多いのが特徴です。また、経験豊富な講師がたくさんいるため、ほかの英語圏の国と比べて英語教育の質が高いと言えます。
カナダのキャリアカレッジ(専門学校)には、語学学校を併設している学校もあります。当然ですが、キャリアカレッジの専門学習の授業はすべて英語で進んでいきます。
また、Co-op(コープ)プログラムのインターン先を自分で見つけてくる場合、英語力が低ければ門前払いを食らう可能性も高いです。そのため、英語でのコミュニケーションに自信がない方は、まずは語学学校で英語を学んでからキャリアカレッジに進むという選択肢がおすすめです。
英語力が足りない方は日本でオンラインで英語クラスを受講すると節約ができます。オンラインの授業料は1/3ほどとリーズナブル。またコロナ以降世界中に同じタイミングでZOOMが普及したことにより多国籍のグループレッスンがオンラインで受講できるまさにバーチャル留学。日本で貯金しながら英語力をつけることが可能ですので時間もお金もセーブすることができます。また英語力をクリアできればカナダ入国時にCOOPビザを取得することができるので現地到着後すぐアルバイトをスタートすることが可能です。英語の準備を日本ですることにより現地到着後の行動力やスピードが変わってきます。COOP留学は英語力をどれだけ確実に準備できるか、まさ失敗しない留学の理想的なプランニング・準備ができるプログラム。渡航前の準備とプランニングが失敗しない大事なポイントになります。
Co-op(コープ)ビザとは、学生ビザにWork Permit(ワークパーミット)が付随しているビザのことです。
学生ビザと就労ビザの良い特徴を併せ持っていて、英語の勉強から始めて、実際に社会人経験も積むことができます。ここからは、Co-op(コープ)ビザについての特徴を詳しく解説していきます。
一般的に言う「Co-op(コープ)ビザ」とは、厳密には学生ビザの一種です。しかし、その内容は学生ビザと就労ビザのいいとこどりと言えます。
たとえば、学生ビザの有効期限は、語学学校や大学、カレッジなどの教育機関に在籍している期間で、申請のレベルも比較的低いです。一方で、就労ビザの有効期間は8か月から最大3年までで、カナダの教育機関を卒業していないと、取得さえ難しいのが特徴です。
また、学生ビザでは(2024年5月から)アルバイトが一律で週20時間以内という制限があります。一方で、Co-op(コープ)ビザならインターン期間中は、プラスで週20時間以内の就労が認められています。
そのため、Co-op(コープ)ビザは「就労ビザほど取得難易度は高くないけど、ほぼフルタイムで働くことができる」という、学生ビザと就労ビザの良い特徴をどちらも兼ね備えているのです。
カナダの就労ビザの代表格であるワーキングホリデービザでは、有効期限が1年間と長期留学の学生ビザよりも短いのが特徴です。また、ワーホリビザ取得者のほとんどが、十分な英語学習(ESL)や専門的な職業訓練を受けずに現地で就職活動をするため、清掃や農家手伝い、工場勤務のような簡単な業務についている傾向があります。
その点、Co-op(コープ)留学は、ワーホリよりも専門性の高い職業に就きやすいのが特徴です。「せっかく海外に来たのに、職場で英語や専門知識はほとんどいらなかった…」「思っていたカナダ留学と違った…」とならないためにもおすすめの留学方法です。
Co-op(コープ)留学は、初期費用を抑えることができること、専門学習を活かして企業インターンに参加できることなど、メリットが多い留学方法です。ここからは、それぞれのメリットごとに詳しく解説していきます。
Co-op(コープ)留学は、有給インターンやアルバイトでお金を稼ぎながら留学ができるのが最大のメリットです。実際に、海外留学で最もネックになるのが資金面なのではないでしょうか。
留学資金を稼ぐために、1年以上の節約生活をしながら働く方が多いです。また、カナダへ留学にいく若者の中には、国や自治体から奨学金を借りたり、親や親戚からまとまったお金を借りたりして、留学資金を工面する方もいるでしょう。
一方で、Co-op(コープ)留学なら、留学先の生活費用や娯楽(遊び)に使う費用は、現地で稼ぐことができます。そのため、カナダへの航空券代やキャリアカレッジ(専門学校)の学費、3か月分の生活費などまで、初期費用を抑えることができます。Co-op(コープ)留学は、資金面で留学へのハードルを低くすることが可能です。
カナダのキャリアカレッジ(専門学校)が開催しているCo-op(コープ)プログラムに参加することで、ワーキングホリデーより1つ上のポジションの仕事を体験できます。
たとえば、ワーホリ生が観光業界で働く場合、日本人旅行客に観光スポットを案内するツアーガイドが一般的な仕事です。一方で、Co-op(コープ)では、旅行代理店のフロントに立って、カナダ人向けのカスタマーサービスをしたり、客室乗務員(CA)として航空機に搭乗したりなど、より専門的な職種に就くことができます。
また、キャリアカレッジ(専門学校)によっては、インターン先を100%保証している学校もあります。もちろん、最終的な英語力やスキル、成績にもよりますが、Co-op(コープ)留学ではワーホリ生が経験できないような仕事に挑戦することができます。
業界 | 職種 |
インテリア | Checkout Services Coworker(レジ担当)、Sales、Associate(販売員)、Store Associate(店舗スタッフ)、Recovery Coworker(商品整理担当)、Cashier(キャッシャー) |
製造 | Production Specialist(製造スペシャリスト) |
ヘルスケア | Receptionist(受付)、Customer Service Specialist(カスタマーサービス担当)、E-commerce Marketing Coordinator(ECマーケティングコーディネーター) |
カジノ | Casino Dealer(カジノディーラー) |
フィットネス | Reception and Studio Manager(受付兼スタジオマネージャー) |
映画 | Cast Member(キャストメンバー) |
物流 | Data Entry(データ入力担当)、Relocation Specialist(引越し担当) |
レンタル | Customer Service Representative(カスタマーサービス担当) |
修理 | Contents Technician(コンテンツ技術者) |
介護 | Receptionist & Administrative Assistant(受付兼事務アシスタント) |
事務サービス | Office Host(オフィスホスト)、Customer Service and Office Assistant(カスタマーサービス兼オフィスアシスタント) |
旅行 | Web Division Travel Consultant(ウェブ部門トラベルコンサルタント)、Customer Service Pier Staff(カスタマーサービスサポートスタッフ) |
マーケティング | Sales Advisor(セールスアドバイザー) |
専門サービス | Office Assistant(オフィスアシスタント) |
コールセンター | Sales Associate(販売員)、Marketing Representative(マーケティング担当)、Sales and Marketing Staff(営業およびマーケティングスタッフ) |
教育 | Classroom Assistant(教室アシスタント)、Administrative Assistant(事務アシスタント)、Centre Assistant(センターアシスタント)、HR Business Partner(HRビジネスパートナー) |
空港 | Customer Service Agent(カスタマーサービスエージェント)、Customer Care Ambassador(カスタマーケアアンバサダー)、Passenger Assistant Agent(乗客アシスタントエージェント)、Customer Service Luggage Storage(カスタマーサービス荷物預かり)、Check-in Agent(チェックインエージェント) |
レジャー(スキー場) | Guest Experience Representative(ゲストエクスペリエンス担当) |
観光 | Administrative Assistant(事務アシスタント)、Airtram Operator(エアトラムオペレーター)、Costumer Service Staff(カスタマーサービススタッフ)、Park Ambassador(パークアンバサダー) |
事務用品・電子機器 | Print and Marketing Associate(印刷・マーケティング担当)、Sales Associate(販売員) |
雑貨 | Sales Associate(販売員) |
ぺット用品 | Customer Service Specialist(カスタマーサービススペシャリスト) |
ゲーム機器 | Sales Associate(販売員) |
スポーツ用品 | Quality Inspector(品質検査員) |
百貨店 | Purchase Sales Associate(購買販売員) |
小売業 | Customer Service Retail(小売カスタマーサービス)、Sales Associate(販売員)、Stock person(在庫管理担当)、Store Associate(店舗スタッフ)、Costumer Service Representative(カスタマーサービス担当)、Produce Department(生鮮食品部門)、Grocery Clerk(食料品店員) |
ドラッグストア | Computer Specialist(コンピュータスペシャリスト) |
アパレル | Team Lead(チームリーダー)、Sales Associate(販売員)、Brand Associate Lead(ブランドアソシエイトリーダー)、Brand Associate(ブランドアソシエイト)、Order Fulfiliment Associate(注文処理担当)、Lead Sales Associate(リードセールスアソシエイト) |
アクセサリー | Seasonal Sales Consultant(季節販売コンサルタント) |
ジュエリー | Sales Associate(販売員) |
靴 | Stock Associate(在庫管理担当) |
飲食・レストラン | Customer Service(カスタマーサービス)、Team Leader(チームリーダー)、Sales Associate(販売員)、Barista(バリスタ)、Sarver(サーバー)、Product Support Representative(プロダクトサポート担当)、Host(ホスト)、Admin Assistant(事務アシスタント)、Front of House(フロントオブハウス) |
キャリアカレッジで学んだ専門知識を生かして、企業インターンを行ったCo-op(コープ)留学の経験は、カナダ留学をするほかの日本人留学生との差別化を図るうえでも大きなメリットです。
たとえば、Co-op(コープ)プログラムを通して、
を受け取ることができる場合があります。
サーティフケート(履修証明)やディプローマ(修了認定)は、その代表例です。カナダから日本に帰国したときに就職活動をする方は、これらの学歴証明を示すことで、留学した実績をアピールすることができます。
一方で、ワーキングホリデーの方は、語学学校のプログラム修了証は手に入れられますが、専門分野の学歴証明を取得する方はほとんどいません。そのため、Co-op(コープ)留学はワーホリ参加者よりも1つ上の武器を携えて就活活動に挑めるでしょう。
また近年、海外への留学に行く日本人学生の数は増えています。就職活動や転職活動で留学の話を武器にしようと思っても、短期留学やオンライン留学といった方法とは違う良さを訴えなければいけません。ほかの留学生と就職活動で差別化がしたい方は、Co-op(コープ)留学がおすすめです。
Co-op(コープ)留学のインターンで培った経験・スキルは一生分の価値があります。また、その経験を自信にして、グローバルな視点でキャリアを歩んでいくことも可能です。
たとえば、2023年の日本の労働力人口は約6,700万人です。それと比べて、アメリカだけでも労働力人口は約1億6,000万人に達します。ほかにもイギリス、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドなど、英語圏の国の労働市場は広いことを考えても、チャンスは豊富にあると言えます。
一般的に、日本ではポテンシャル採用、終身雇用制の企業が多いです。一方で、カナダを含む海外の企業は即戦力採用が基本です。キャリアカレッジで学んだ専門学習を生かして、海外で即戦力として働いた経験があれば、日本だけを就職活動の視野にするだけでなく日本の少子化も見越して海外も視野に入れた就職活動できる力を身につけることも可能です。COOP留学では将来から考えたカウンセリングが必要です。
カナダで働きながら英語やスキルを高める手段として、「Co-op(コープ)留学」のほかに「ワーホリ」がよく挙げられます。両者の大きな違いは、滞在期間と申請回数、就労規定の違いです。ここからは、それぞれの違いについて詳しく紹介していきます。
基本的に、Co-op(コープ)留学は滞在期間の定めがありません。理由は、Co-op(コープ)プログラムごとに留学期間が異なるためです。カナダのキャリアカレッジでは、ビジネス、ホスピタリティ、IT、教育など、さまざまな分野でたくさんのプログラムが選択できます。
たとえば、「8か月から12か月程度」のCo-op(コープ)プログラムは休学中の大学生に人気です。また、なるべく長期間カナダに滞在したい社会人の方、キャリアアップを目的として新しいスキルを身に着けたい方は「2年から3年程度」のCo-op(コープ)プログラムがおすすめです。
一方で、ワーキングホリデービザは発行してから最長1年間(12か月)という有効期限の縛りがあります。そのため、カナダでの生活に慣れてきたころに、ビザの関係で帰国しなければならないというケースが多いです。このように、Co-op(コープ)留学なら、1年以上カナダに留学できるチャンスがあります。
Co-op(コープ)留学は、「一度の人生で何度でも」申請できるのが特徴です。一方で、カナダのワーキングホリデービザは、一生に一度しか取得することができません。(取得できるまで申請は何回でもできる)
そのため、ワーホリビザに取得回数の上限があることを知らずにカナダにきて、帰国時期が迫ってきたときに、「最初はCo-op(コープ)ビザで来て、途中でワーホリビザに切り替えればよかった…」と後悔する方が多いです。
カナダ留学のためのビザの種類や組み合わせについては、こちらの専用ページを参考にしてください!
【ワーホリ必見!】カナダ留学のビザの種類まとめ!最長滞在の組み合わせを紹介
Co-op(コープ)ビザは学生ビザの一種です。そのため、キャリアカレッジ(専門学校)で勉強している期間中は、週20時間以内という学生ビザの制限に従うことになります。
また、企業インターンの期間中は、週40時間以内であれば就労することができます(アルバイト週20時間+コープ週20時間)。週40時間というと、週休2日と仮定した場合、一日8時間の就労ができるということです。つまり、ほとんどフルタイムの条件で働くことができます。
一方で、ワーキングホリデーには就労時間の制限はありません。そのため、カナダで長時間働くことができるのはワーホリビザかもしれません。しかし、Co-op(コープ)留学のほうが専門性の高い職務や、就職活動でアピールできるような体験が多いと言えます。
また、ワーホリのアルバイトよりCo-op(コープ)プログラムのフルタイムインターンのほうが、企業の福利厚生やもらえる時給が良い傾向があります。就労時間の制限にばかり目を向けるのではなく、留学で得られる経験の質に焦点を当てましょう。
カナダのCo-op(コープ)留学中の就労時間の制限は、カナダ政府が決定しています。詳しくは、カナダ政府「Work off campus as an international student (留学生としてキャンパス外で働く)」を参考にしてください。
以下の表では、Co-op(コープ)ビザとワーホリビザの特徴をまとめていますので、ぜひ参考にしてみてください。
比較項目 | Co-op(コープ)留学 | ワーキングホリデー |
カナダでの活動 | 就学・就労・(観光) | 基本的にはなんでも可能 |
条件 |
・英語力(プログラムによる) ・高校卒業資格 |
・日本国籍を持っている ・2500ドル以上のりゅがく資金がある ・海外旅行保険に加入している |
就学期間の制限 | プログラムにより期間は異なる | 最長6か月 |
就労時間の制限 |
・専門学習中は週20時間以内 ・インターン中は週40時間以内 |
制限なし |
取得回数 | 複数回可能 | 1回のみ可能 |
対象年齢 | 18歳以上 | 18歳以上30歳以下 |
ビザの定員 | 制限なし | 年間6500枠 |
ビザの延長 | 条件を満たせば可能 | 不可 |
カナダのCo-op(コープ)プログラムに参加したときに、得られる収入や必要な費用について興味がある方は多いでしょう。ここからは、カナダ留学の「お金の話」に絞って、Co-op(コープ)プログラムに関するよくある質問について回答していきます。
上述の通り、Co-op(コープ)プログラムに参加すると、キャリカレッジ(専門学校)に在学している間は週20時間以内でアルバイトができます。また、企業インターンの間はコープ週20時間とアルバイト週20時間の合計週40時間まで働くことが可能です。
項目 |
収入 |
期間 |
キャリアカレッジ(専門学校) 在学中のアルバイト |
月10万円程度
|
6か月
|
インターン期間中の報酬+アルバイト
|
月20万円程度
|
6か月
|
合計
|
180万円程度
|
1年
|
たとえば、1年間のCo-op(コープ)プログラムに参加して、キャリアカレッジ(専門学校)に通いながら6か月アルバイトをして、コープで6か月有給インターンをしながらアルバイトも継続した場合、合計で180万円程度の収入が見込めます。(決して無理のない範囲です)
カナダのCo-op(コープ)プログラムに1年間参加する事例で考えていきます。留学に行く前に準備しておきたい初期費用は合計で135万円~190万円程度です。必要な費用、支出の内訳はこちらです。
入学金 | 2万~4万2千円 |
学費(6か月分) | 80万円~120万円 |
滞在費(2か月分) | 15万円~29万円 |
生活費(2か月分) | 15万円~16万円 |
航空券代(片道) | 9万円~18万円 |
海外旅行保険 (カナダ留学生保険) | 23万円~32万円 (7.5万~8万円) |
ビザ申請・取得費用 | 2万円~28200円 |
合計 | 130.5万円~250万円(平均150-190万円) |
Co-op(コープ)プログラムに参加する場合、アルバイトやインターン先からの報酬によって生活費を賄うことができます。そのため、通常の語学留学に比べて初期費用は抑えられるというメリットがあります。
カナダのアルバイト、インターン先の企業からの報酬は、あなたが担当する役職や職種によって異なります。また、州によっても法律で定められている最低賃金の額が違います。(2024年7月時点)
アルバータ(AB)州 | 15.00カナダドル |
ブリティッシュコロンビア(BC)州 | 17.40カナダドル |
マニトバ(MB)州 | 15.30カナダドル |
ニューブランズウィック(NB)州 | 14.75カナダドル |
ニューファンドランド・ラブラドール(NL)州 | 15.00カナダドル |
ノバスコシア(NS)州 | 15.00カナダドル |
オンタリオ(ON)州 | 16.55カナダドル |
プリンスエドワードアイランド(PE)州 | 15.40カナダドル(2024年10月1日から) |
ケベック(QC)州 | 15.25カナダドル |
サスカチュワン(SK)州 | 14.00カナダドル |
ノースウエスト(NT)準州 |
16.05カナダドル |
ヌナブト(NU)準州 | 19.00カナダドル |
近年のカナダは物価高の影響もあり、賃上げが実施されています。たとえば、バンクーバーで短期のアルバイトをする場合、時給18ドルから20ドルほどが相場となっています。また、ホテルの清掃員やレストランなどの接客担当はチップがあるため、実力次第で最低賃金の倍の収入を狙うこともできるでしょう。
バンクーバーやトロントといった都市部の1ベッドルームアパートメントの家賃相場は、月に1,000カナダドルから2,000カナダドルほどです。また、ルームシェアの場合は、月に500カナダドルから1,000カナダドルが相場となります。
たとえば、Co-op(コープ)留学中に週20時間のアルバイトをした場合、月に1,200カナダドルから1,600カナダドルほどの収入が見込めます。そのため、アルバイト代を留学費用の足しにすることがおすすめです。
Co-op(コープ)留学は、初期費用が抑えられる、専門的なスキルや経験ができるといったメリットがあります。一方で、インターン先の企業を選ぶうえで注意すべきポイントが存在します。
留学前からしっかりとポイントを抑えることで、Co-op(コープ)留学をより充実させることが可能です。ここからは、2つの項目について詳しく解説していきます。
Co-op(コープ)プログラムに入っている企業インターンは、必ずしも希望通りの職場、職種で働くことが確約されていません。キャリアカレッジ(専門学校)によっては、企業インターンの手配先を保証してくれない場合があります。
そのようなキャリアカレッジ(専門学校)でCo-op(コープ)プログラムに参加する場合、インターンシップ先の企業は自分自身の力で探すことになります。飛び込み営業をしたり、アルバイト先に紹介してもらったり、留学エージェントの力を借りたりしながら、泥臭く自分のスキルを売り込むことが重要です。
とくに有給インターンは、留学生の英語力が低いと面接の前の段階で不採用となることもあります。自分の強みを整理して、きちんと相手に伝える力を養えるのがCo-op(コープ)留学の醍醐味です。
Co-op(コープ)留学では、すべてのプログラムで有給のインターンシップを開催しているわけではありません。留学生の中には、「将来の就職・転職活動でアピールできる留学にしたい!」「まずは専門的なスキルを身に着けるのが優先!」という方も多いでしょう。
そのような方は、無給のインターンシップも視野に入れて考えてみてください。無給のインターンシップでも、業界のエキスパートや同僚とのつながりを築くことができます。また、関係構築できれば、将来的に有給のポジションを獲得できるかもしれません。長期的な視点で見たときに、自分が望んでいるスキルや繋がりが生まれる企業で働きましょう。
Co-op(コープ)プログラムは、キャリアカレッジによって授業内容やインターンの期間が違います。たとえば、企業管理や起業に関する「ビジネス・マーケティング系」のプログラム、旅行やホテル業務に強い「ホスピタリティ・ツーリズム系」のプログラム、近年人気の「IT・ウェブ系」のプログラム、英語・幼児教育に関する「教育系」のプログラムなどがあります。
ほかにも、カナダには客室乗務員(CA)を目指している方向けのプログラムや、起業家育成プログラムを開催しているキャリアカレッジがあります。Co-op(コープ)プログラムを開催しているキャリアカレッジ(専門学校)をこちらから検索してみてください!
ビジネス・マーケティング系プログラムでは、経済や経営についての理論を学ぶことができます。企業インターンでは、営業や人事、マーケター、マネージャーとして就労することが可能です。
カナダの企業は日本のような終身雇用制度はありません。基本的には、即戦力としてのポテンシャルが求められます。そのため、授業は現実世界のビジネス課題についての議論、取り組みが中心です。
また、たくさんの文化・人種が混在するカナダの企業で働くことで、ビジネスの業界における国際的な視野を持つことができます。ビジネス・マーケティング系の分野は幅が広いため、「まだ将来やりたいことが明確には描けていない…」「日本での就職、転職活動で有利になる普遍的なスキルを身に着けたい!」という方にはとくにおすすめです。
一般企業全般、商社、物流、国際貿易、銀行、保険業、広告代理店など
Co-op(コープ)プログラムの期間やキャンパスなど、詳細情報が知りたい方は学校名を「クリック」してご覧ください!
ホスピタリティ・ツーリズム系プログラムは、観光業や飲食業を中心とした接客・サービス業界で働くために必要な幅広い知識を学ぶことができます。たとえば、インターン先はホテル、リゾート、レストラン、観光案内所、イベント会社などです。
カナダの現地スタッフや顧客とはもちろん英語でコミュニケーションを取ります。そのため、語学学校で学ぶよりもより実用的な英語力を身に着けることができるでしょう。
また、キャリアカレッジでは、ゲストサービス、マーケティング、経営戦略など分野を勉強する場合もあります。「将来は世界中に支店を持つ飲食店、旅行会社で働きたい!」という方は、世界屈指の観光大国カナダでホスピタリティ・ツーリズム系のプログラムを受講するのがおすすめです。
ホテルマン、ホテルフロント、飲食店ホールスタッフ、旅行代理店、空港など
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IT・ウェブ系プログラムは、プログラミング、ネットワーク管理、データベース設計、サイバーセキュリティなどの専門的な学習を行います。具体的には、SNS運用やSEO対策を中心に行うデジタルマーケティング部門と、 IllustratorやPhotoshopなどを扱うウェブデザイン部門に分かれます。
実は、カナダはIT系のスタートアップ企業がたくさんあります。そのため、世界最先端のIT技術が集合しているカナダの企業でキャリアアップ・ステップアップを目指している方はとくにおすすめです。
また、「AIやロボットによって人間の仕事が奪われるかもしれない…」と近年ささやかれていますが、そのAIやロボットを研究開発して扱う側になるための知識やスキルを身に着けることができます。「将来に備えてITスキルを高めたい!」という方も、ぜひIT・ウェブ系のCo-op(コープ)プログラムに挑戦してみてください。
テクノロジー企業、ソフトウェア開発会社、情報セキュリティファームなど
Co-op(コープ)プログラムの期間やキャンパスなど、詳細情報が知りたい方は学校名を「クリック」してご覧ください!
教育系プログラムは、英語教育、幼児教育に興味を持っている方におすすめのプログラムです。キャリアカレッジ(専門学校)では、教育方法論、カリキュラム設計、クラスルームマネジメント、特別支援教育などの知識を学びます。
また、企業インターンや実習では、カナダの幼稚園、小学校、中学校、塾などで働きます。将来的に、翻訳家や通訳者、英語教育スクールの講師など、英語を使った仕事に就きたい方はとくにおすすめです。
学校、教育機関、教育団体、オンライン教育プラットフォームなど
今回は、Co-op(コープ)プログラムで人気を集めているカナダのキャリアカレッジを4校紹介していきます。
タムウッド・キャリアズは、カナダの大都市バンクーバーとトロント、リゾート地として有名なウィスラーの3か所にキャンパスを構えるキャリアカレッジです。語学学校が付帯しているため英語力に不安がある人でも安心して入学できます。
キャンパス | バンクーバー、トロント、ウィスラー |
英語力 | ILETS5.0 〜 ILETS5.5 |
費用 | $9,900~$13,500(1年間) |
Co-op(コープ) プログラム |
国際ビジネス・マネジメント、デジタルマーケティング、ウェブ開発、UI・UXデザイン、ホスピタリティ・ツアーリズム |
TAMWOOD Careers(*Co-op対象)
セルク・キャリアカレッジの最大の魅力は、最短6か月(専門学習3か月+インターン3か月)のCo-op(コープ)プログラムを持っているところです。留学に必要な期間が短いこと、授業内容の充実度の高さが評価されて、大学生の「休学留学」に人気です。また、語学学校が開設しているため、英語力をはじめに高めてから専門学習に移行することができます。
キャンパス | バンクーバー |
英語力 | ILETS4.5 〜 ILETS6.0 |
費用 | $8,700~$18,500(1年間) |
Co-op(コープ) プログラム |
ビジネス、コミュニティー、ホスピタリティ、デジタルマーケティング、医療、TESOL(英語教授法) |
SELC Career College(*Co-op対象)
グレイストン・カレッジは、カナダとオーストラリアにキャンパスを持つキャリアカレッジ・語学学校です。ILSC Educationグループの学校で、ビジネスマネジメント、ホスピタリティ関連のCo-op(コープ)プログラムが充実しています。最短4週間で受講可能な英語教授法(TESOL)プログラムも開催しており、留学生の希望に合ったCo-op(コープ)プログラムがカスタマイズできます。
キャンパス | バンクーバー、トロント、モントリオール |
英語力 | ILETS4.0 〜 ILETS5.0 |
費用 | $7,600~$8,600(1年間) |
Co-op(コープ) プログラム |
ビジネス・マネジメント、ホスピタリティ、デジタルマーケティング、データアナリティクス |
Greystone College(*Co-op対象)
アイラック・インターナショナル・カレッジは、カナダの主要都市トロントとバンクーバーに拠点を置いているキャリアカレッジです。併設する語学学校で英語力をつけてから専門学習に進むことができます。
Co-op(コープ)プログラムの分野はビジネスを中心とした内容です。英語でのスピーチやセミナーへの参加を通して、現地でのプレゼンテーションスキルを高めましょう。
キャンパス | バンクーバー、トロント |
英語力 | ILETS4.0 〜 ILETS5.0 |
費用 | $7,800~$10,200(1年間) |
Co-op(コープ) プログラム |
ビジネス、ビジネスコミュニケーション、セールス・マーケティング |
ILAC international college(*Co-op対象)
Co-op(コープ)ビザは、学生ビザと就労ビザを合わせたいいとこどりのビザです。キャリアカレッジで学んだ専門的な知識を生かして、カナダの現場で即戦力として仕事をすることができます。インターンシップは有給のものもあるため、カナダの滞在費用を賄うこともできます。留学に必要な初期費用を抑えることにつながるため、大きな魅力と言えるでしょう。
一方で、Co-op(コープ)留学は日本出発前にいかに英語力を高めることができるかが勝負です。留学前の準備は専門性も高くたいへんなため、留学エージェントを活用して、空いた時間で英語を学ぶことをおすすめします。
カナダ専門留学エージェントIAJPでは、Co-op(コープ)留学を含むカナダ留学の相談やサポートを無料で行っています。年間2000名以上の日本人留学生をサポートした経験豊富なアドバイザーが、あなたに寄り添ってアドバイスをさせていただきます。「Co-op留学」はもちろん、ワーホリ、語学留学、ホームステイなど「日本からの相談はもちろんカナダ現地での相談まで」カナダ専門留学エージェントだかできる幅広い留学プログラムに対応しています。
※サポートには利用状況に応じ料金が発生する場合があります。
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免責 当サイトに掲載する情報は、ビザ申請にあたって申請結果を保障するものではありません。ビザに必要な書類など最終的な判断はカナダビザ査証部の担当官によります。こちらに記載があるのはあくまでも一般的な情報になり申請にあたっての手順は日々予告なしにアップデートされます。最新情報はカナダ移民局やカナダ大使館のサイトでご確認ください。当サイトを参考に申請した結果、なんらかの問題が生じた場合も管理人は責任を負いません。
野澤治子
NPO留学協会認定資格(NO62057)カナダ専門留学アドバイザー。
カナダ(トロント、バンクーバー)で4年滞在。
バンクーバで留学カウンセラーとして年間900人以上の留学生をサポートしてきました。
自分が留学した際に経験して感じたことや失敗談をなど自分のカナダでの留学経験を活かし「最初の1歩を踏み出す後押しができる」そんな「留学アドバイザー」でいれたらと思います。 特にカナダワーキングホリデーの中でも私は「ギリホリ」を経験者なので「キャリアアップ」につなげたい社会人の方応援します! また2人の子供がいるので私の経験を活かしお子様の英語教育から高校留学など少しでも英語や留学を身近に感じていただけるお手伝いをさせていただきます。気軽に相談下さい。