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【2023年カナダ留学傾向を徹底解説!】カナダの有給インターンCo-op(コープ)留学のメリットとは?ワーホリとの違いやポイントを解説

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【2023年の留学はこれに決まり!】

カナダへの留学を検討されている方なら、「Co-op(コープ)留学」という言葉を一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。

Co-op留学とは、学生ビザと就労ビザのいいとこどりをしている留学制度です。

今回の記事では、円高の時期にオススメな魅力満点なCo-op留学の特徴やメリットの解説をします。

ビザを取得する際の注意点も紹介するので、ぜひ最後までご覧ください。

 

カナダへのCo-op(コープ)留学とは?

カナダへのCo-op(コープ)留学とは?

Co-op(コープ)ビザとは、専門学習と企業インターンがセットの構成になっている学生ビザの一種です。

その内容は、学生ビザと就労ビザを併せているものに近く、語学の勉強から実際に社会人経験も積むことができます。

ここからは、Co-op留学についての特徴を詳しく解説していきます。

 

「専門学習(STUDY)50%+企業インターン(WORK)50%」の充実した留学ができる

Co-op(コープ)留学は、「専門学習50%+企業インターン50%」の構成になっているのが最大の特徴です。

専門学習では、カナダのカレッジで専攻した分野に特化した学習を行うことができます。

企業インターンでは、教育機関で学んだ専門学習を生かして、実際に有給でインターンをすることができます。

インターン(コープ)は学校で学習した内容と関連する職種で、有給の職業体験(有給インターンシップ)をする期間を指します。学生は、実際に企業でトレーニングを受けながら、カナダでの仕事体験をします。Co-op先は必ず有給になり、必ず最低賃金以上のお給料をもらいます。

このインターンは、有給のものもあるためメリットと捉えている留学生も少なくありません。

自分の興味のある業界のプログラムを選択すれば、知識面と資金面の両方でメリットを感じることができるでしょう。

学生ビザと就労ビザのいいとこどりをしている

一般的にいう「Co-op(コープ)ビザ」とは、厳密には学生ビザの一種ですが、内容を見てみると学生ビザと就労ビザのいいとこどりをしているといえます。

学生ビザは、教育機関で学習している期間のビザを取得することができますが、基本的に就労が禁止されているという特徴があります。

一方でワーホリ(就労)ビザで就労する場合では、専門的な職業訓練を受けずに現地での仕事を行うため、簡単な雑務が多いのが特徴です。

「せっかく海外に来たのに、英語や専門知識をほとんど必要としない職場で、思っていた留学と違った…」とならないためにも、Co-op留学は効果的であると言えるでしょう。

 

カナダへのCo-op(コープ)留学のメリット

カナダへのCo-op(コープ)留学のメリット

Co-op(コープ)留学は、その特徴からメリットが多い留学方法であると言えます。

ここからは、それぞれのメリットについて詳しく解説していきます。

 

留学費用を稼ぎながら学習できる

Co-op(コープ)留学は、有給インターンやアルバイトでお金を稼ぎながら留学ができるのがメリットです。

実際に、海外留学で最もネックになるのが資金面なのではないでしょうか。

カナダに留学にいく若者の中には、奨学金を借りたり、親や親戚からまとまったお金を借りて留学資金にする方もいるでしょう。

Co-op留学では、留学に必要な飛行機代やエージェントへの支払いなど、初期費用こそ必要ですが、留学先の生活費用や娯楽に使う費用は現地で稼ぐことができます。

結果的に、必要な事前資金の圧縮につながり、留学へのハードルも低くすることができるでしょう。

 

ワーホリでは体験できない仕事ができる

コーププログラムで座学を学んだ知識を活かしてワーホリより1つ上のポジションの仕事体験をすることができます。
学校によってはインターン先を100%保証している学校もあります。もちろん最終的の英語力やスキルによりますがワーホリで躊躇するような仕事でも十分挑戦することが可能です。

下記はコーププログラムの手配先一覧の一例になります。(資料参照元VANWEST

コーププログラムの手配先一覧

帰国後にほかの留学生と就活で差別化ができる

帰国後にほかの留学生と就活で差別化ができる

Co-op(コープ)留学で、専門学習を生かしてインターンを行った経験は、カナダ留学をするほかの日本人留学生との差別化を図るうえでもメリットとなります。

大きな差別化としてCo-opの職業経験、プログラム修了時に

・学校や機関から取得する学歴証明(カレッジ卒業証書)
・Co-op企業からのリファレンスレター(推薦状)等

を受け取ることができるのでそれらを卒業後の就活で留学した実績証明として活かすことによりワーホリ渡航者より1つ上の就活活動ができ優位になります。

 

近年、海外への留学に行く日本人学生が増えています。

就職活動や転職活動で留学の話を武器にしようと思っても、短期留学やオンライン留学といった方法とは違う良さを訴えなければならないでしょう。

上記のように専門学習と職業体験を幅広く経験できるCo-op留学は、ほかの留学経験者とは違う、一つ上の価値を持っています。

就職活動や転職活動で留学の話を武器にできること間違いなしです。

 

グローバルな視点で職業を探すことができる

Co-op(コープ)留学のインターンで培った経験を自信にすれば、グローバルな視点で職業を探すことができます。

日本の企業の採用方法は、ポテンシャル採用が一般的ですが、海外の企業では即戦力採用が基本です。

海外で自分の学んだ専門学習を生かして即戦力として働いた経験があれば、日本で就職難と呼ばれる時期にも強い武器となるでしょう。

 

Co-op(コープ)留学とワーホリの違い

Co-op(コープ)留学とワーホリの違い

カナダで働きながら言語を覚える手段として、「Co-op(コープ)留学」のほかに「ワーホリ」がよく挙げられます。

両者の大きな違いは、滞在期間と申請回数、就労規定の違いがあることです。

ここからは、それぞれの違いについて詳しく紹介していきます。

 

滞在期間の違い

基本的に、Co-op(コープ)留学は滞在期間の定めがありません。

というのも、それぞれの分野で数多くのプログラムの選択が可能となっているため、決まった滞在期間の縛りはないのです。

「なるべく長期間カナダに滞在したい!」という方は、合計数年間のプログラムを選択することができます。

一方で、ワーホリでは最長12か月という縛りがあるため、カナダでの生活に慣れてきたころに、ビザの関係で帰国しなければならないという事態に陥るケースが多いようです。

 

申請回数の違い

Co-op留学(コープ)は、一度の人生で何度でも申請できるのが特徴です。

一方で、カナダへのワーホリビザは、一生に一度しか申請することができません。

そのため、安易にワーホリビザを使ってカナダにきて、帰国するときに後悔する方もいるようです。

ほかにも、カナダへの留学のためのビザは、それぞれに特徴があります。

こちらの記事では、その特徴について詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてください。

 

就労時間の制限の違い

Co-op(コープ)留学には、カレッジ期間とインターンの期間でそれぞれに就労時間の制限があります。

まず、言語学習を選択履修している期間は、就労は禁止です。

次に、カレッジで専門学習をしている期間は、週20時間以内※のアルバイトが可能です。

2023/12/31まで20時間以内のアルバイトの制限が解除されました。(専門学習をしている間の就労時間の上限制限はありません。)

 

続いてインターンの期間は、週40時間以内の労働という制限がありますが、ほとんどフルタイムで働けると考えていいでしょう。

一方で、ワーホリにはこのような就労時間の制限はありません。

しかし、職務内容の専門性や就職活動でアピールできる体験は、ワーホリというよりむしろCo-op(コープ)留学のフルタイムインターンでしょう。

就労時間に焦点を当てすぎないことが必要です。

 

Co-op(コープ)留学とワーホリの比較一覧表

以下の表では、Co-op(コープ)ビザとワーホリビザの特徴をまとめていますので、ぜひ参考にしてみてください。

比較項目 Co-op(コープ)ビザ ワーキングホリデービザ
カナダでの活動 就学・就労・(観光) 基本的にはなんでも可能
条件
  • 英語力(プログラムによる)
  • 高校卒業資格
  • 日本国籍
  • 資金が2500ドル以上
  • 保険加入していること
就学期間の制限 プログラムにより期間は異なる 最長6か月
就労時間の制限
  • 言語学習:不可
  • 専門学習:週20時間以内
  • インターン:週40時間以内
制限なし
申請回数 複数回可能 1回のみ申請可能
対象年齢 18歳以上 18歳以上30歳以下
ビザの定員 制限なし 6500枠
ビザの延長 条件を満たせば可能 不可

 

カナダのCo-opプログラムで得られる収入は?

Co-opプログラムではカレッジ在学中に20時間までのアルバイトが可能です。また有給インターンの期間中には40時間までの就労ができます。1年間のCo-opプログラムに参加した場合、6か月のカレッジ在学期間と6か月のインターン期間で合計180万円程度の収入が見込まれます。

 

「カレッジ在学期間のアルバイト:月10万円程度」×6か月+「インターン期間中の報酬:月20万円程度」×6か月=180万円程度

 

カナダのCo-opプログラムに必要な支出は?

カナダのCo-opプログラム(例として1年間)に必要な支出(初期投資額)は合計約135万円~190万円程度です。その内訳はこちら!

 

入学金

2万円

学費

80万円~110万円

滞在費(2か月)

15万円~24万円

生活費(2か月)

15万円~21万円

航空券

9万円~15万円

留学保険

12万円~18万円

ビザ費用

2万円

合計

135万円~190万円

 

カナダの時給は?

州によってことなりますが例えばバンクーバーであれば時給15ドルになります。

COOP座学の時期は週20時間(※)のアルバイト、インターンの時は週40時間の就労を見込むことができますので、20時間のアルバイトの場合は約1200ドル/1ヶ月、週40時間の場合は2400ド/1ヶ月の収入を見込むことが可能です。

ホテルやレストランで接客の仕事をする方はチップがあるので上記の倍の収入が望める可能性も十分にあります。

つまりカナダの家賃は600-1300ドルになるので生活費に充てることは十分に可能です。

2023/12/31まで20時間以内のアルバイトの制限が解除されました。(専門学習をしている間の就労時間の上限制限はありません。)

カナダへのCo-op(コープ)留学のポイント

カナダへのCo-op(コープ)留学のポイント

Co-op(コープ)留学はメリットが多い一方で、注意すべきポイントも存在します。

しっかりとポイントを抑えて、Co-op留学をより充実したものにしましょう。

ここからは、2つの項目について詳しく解説していきます。

 

インターンシップ先の企業は自分で勝ち取る

Co-op(コープ)留学で行うインターンシップは、希望通りの職場、職種が確約されているわけではありません。

学校によっては、インターンシップの手配先の保証をしてくれる学校とそうでない学校があります。

つまり、インターンシップを行う企業を探すのは、自分の努力次第ということになるでしょう。

特に有給インターンシップは、面接の段階で語学力が見合わない場合、不採用となり希望している企業に就くことができないこともあります。

ただし、学生のうちにカナダに出て自分の強みを企業に売り込む経験は大変貴重です。

帰国後の就職活動にも生かせることは、間違いないです。

 

無給のインターンシップも検討する

Co-op(コープ)留学では、すべてのプログラムで有給のインターンシップを開催しているわけではありません。

留学生の中には、将来の就職活動でアピールできるインターンシップ先やスキルを身に着けたいのであれば、無給でも知識を得たいと思う人も多いはずです。

有給インターンにばかり目を向けすぎず、長期的な視点でいい経験ができる選択肢を考えましょう。

 

Co-opで学べるプログラムの種類

Co-opプログラムは専門学校、カレッジによって内容や期間が異なりますが、豊富なプログラムを準備しています。企業管理や起業に関するビジネス系のプログラムから旅行やホテル業務に強いホスピタリティ系のプログラム、近年人気のIT系のプログラム、英語教育に関する教育系のプログラムなどがあります。

 

ビジネス系プログラム

ビジネスマネジメント・マーケティング・セールス・国際貿易・ヒューマンリソース・IT・プロジェクトマネジメント・秘書・会計・カスタマーサービス

 

ホスピタリティ系プログラム

ホスピタリティーマネジメント・ホテルマネジメント・カスタマーサービス・ツーリズム・フライトアテンダント

 

IT系プログラム

グラフィックデザイン・アニメーション・2D/3Dデザイン・ウェブデザイン・アニメーション・プログラミング

 

教育系プログラム

翻訳/通訳・幼児教育・英語教育

 

CO-opプログラムを持つカレッジ・専門学校検索はこちら

 

Co-op(コープ)留学で一生涯の経験をしよう

Co-op(コープ)留学で一生涯の経験をしよう

Co-op(コープ)ビザは、学生ビザと就労ビザを合わせたいいとこどりのビザです。

教育機関で学んだ専門的な知識を生かして、現場で即戦力として仕事をするという経験は、一生涯の宝物となるでしょう。

一方で、Co-op留学における成功の鍵は、日本出発前にいかに英語力などの準備ができるかどうかです。

留学アドバイザーに、今の英語力と将来の就活について相談しながら、留学プランをしっかり作ることがポイントとなるでしょう。

カナダコープ留学に興味のある方はこちら

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