最終更新日:2024年12月19日
目次
ワーキングホリデーとは、日本の若者を対象として海外での生活が経験できるプログラムです。カナダは英語が公用語で、語学学校の質も高いことから、日本人から人気のワーホリ先となっています。
カナダへのワーキングホリデープログラムは、「インターナショナル・エクスペリエンス・カナダ(IEC|International Experience Canada)」と呼ばれ、発行されるビザは有効期間1年のオープン就労許可証(アルバイトOKなビザ)です。円安が進行している時代に、カナダで高い時給で働けばお金を貯められます。
また、1年のうち最大6か月までは、語学学校やキャリアカレッジ(専門学校)などで就学が認められています。ワーキングホリデーは、「6か月以内の就学+最大1年のカナダ滞在」を実現する有効な選択肢と言えるでしょう。
【カナダへのワーホリがおすすめな方】
・ネイティブスピーカーがいる環境で英語力を高めたい!
・カナダで就学と就労の両方を経験したい!
・1年間カナダのいろいろな所へ旅行してみたい!
・留学資金が心配… カナダで通学しながらお小遣いも稼ぎたい!
カナダワーホリビザ(IEC)を申請するための条件は、下記の要項条件を満たしていることです。
・日本の国籍を有する
・カナダへの滞在期間中に有効な日本のパスポートを所有している
(※パスポートの有効期限を超える期間のビザ発給は認められません。)
・申請書受理時点で年齢が18歳以上30歳以下である
(※出発時の年齢ではありません)
・日本の住所を就労許可証申請書に記載している
・すでにカナダワーホリビザ(IEC)を申請し、就労許可通知書の発給を受けていない
・最低2,500カナダドル(約27万円)相当の資金を有している
・滞在期間中の障害、疾病をカバーする医療保険に加入する
(※カナダ入国のときに医療保険の加入証明を提示するよう求められる場合があります。)
・往復の航空券
(※片道チケットの場合、帰国時のチケットを購入できるだけの資金を証明するものを用意します。)
・カナダ入国が認められる許容である
・家族などの同伴がないこと
・カナダワーホリビザ(IEC)の申請・発行などの費用を支払うことができる
(※「参加費+ビザ取得費用+バイオメトリクス費用」の計357カナダドルが必要です。)
上記の募集要項をクリアしていないと、カナダワーホリビザ(IEC)の申請ができません。上限年齢に注意しつつ、計画的にコツコツと準備を進めていきましょう。
参照:Government of Canada「International Experience Canada: Who can apply」
ここからは、カナダのワーキングホリデーについてよくある質問に回答します。留学アドバイザーとして長年活動してきた経験を踏まえてのアドバイスも紹介するので、ぜひご覧ください。
ワーキングホリデービザは、1つの国に1回までしか取得できないことがデメリットです。つまり、カナダワーホリビザは一生に一度しか使えません。ワーホリビザは「年齢制限が30歳までOK!」「学校にも最長6か月通えて便利!」という理由で気軽に申請しがちです。
でもちょっと待って!!本当にワーホリを今使っても大丈夫ですか?実は、カナダに行ったワーホリ生の多くの方が、帰国する時に「ワーホリで来なければよかったー!」と悔やんでいます。そうならないためにも、これからカナダワーホリビザを申請しようとしている方は、以下の記事を一度熟読してから申請をご検討ください。
【ワーホリ必見!】カナダ留学のビザの種類まとめ!最長滞在の組み合わせを紹介
カナダワーホリでアルバイトとして働く場合、為替レートによりますが、一般的には日本よりも稼げると言われています。2024年11月時点では、カナダのレストランのアルバイト勤務で1か月30万円から40万円ほどの収入が見込めます。
最低賃金の高さや円安の効果が追い風となっていることが主な原因の一つです。カナダで高時給アルバイトを経験して、日本に帰ってくるときには、たくさんの貯金がある方もいらっしゃいます。カナダワーホリのアルバイトは、将来につながる経験と貯金ができることが魅力です。
キャリアカレッジ(専門学校)でのカナダ留学を検討している方は、ワーホリよりもコープ(Co-op)プログラムで渡航する選択肢がおすすめです。
コープ(Co-op)留学とは、「専門学習(座学)」+「企業インターン(就労)」がセットになった留学プログラムです。学生ビザの一種であり、以下の特徴があります。
・ビザ申請の見通しがつきやすい
・在学期間がビザの有効期限となる
・アルバイト(就労)が認められている
・学生ビザでカナダで就職(有給インターン)ができる
・カナダでの仕事探しも学校がしっかりサポートしてくれる
留学生のスケジュールに合ったプログラムを選択すれば、ワーホリ同様学校に通いながらカナダで働けます。「すぐにでもカナダに入国したい!」「日本の企業に内定が決まっていて、帰国予定日がある!」という方は、一生に一度のワーホリビザを申請するよりも、コープ留学がおすすめです。
「もう少し若くにワーホリに行っていれば…」という声をよく聞きます。 確かに20代前半にカナダ留学すると今とはまた違ったワーホリが経験できたでしょう。一方で、ギリホリ(20代後半)の年代は、将来をしっかり考えて次につながる経験を積めることが大きなメリットです。
実際に、留学エージェントの私はギリホリ経験者ですし、私の周りにはギリホリの方が多いです。ギリホリの方はプランニングが大切さをよく理解しています。計画や目標があると、モチベーションも変わり、英語の上達速度も全然違います。「ギリホリだから…」と自信をなくしているアナタ!今がチャンスと胸を張ってください!
今までの日本での経験を活かし、カナダで貴重な経験を積み、帰国したときにステップアップできるワーホリにしましょう。 IAJPはギリホリの方を応援します!
2025年のカナダのワーキングホリデービザ発給情報は以下の通りです。(※2024年12月18日時点)
2024/12/18 2025年枠のPOOLエントリーが開始しました。
今後まもなく招待状配布開始日の案内もされると思います。
発給総数 | 未定(To be announced) |
最初の抽選日 | 未定(To be announced) |
最後の抽選日 | 未定(To be announced) |
発行済みの招待数 | 未定(To be announced) |
空席 | 未定(To be announced) |
参照:Government of Canada「International Experience Canada: Rounds of invitations」
参照:Government of Canada「What the ratings and numbers mean – International Experience Canada」
カナダのワーホリビザの申請はほとんどの方が初めての作業です。一方で、申請手順や前提条件について丁寧に紹介しているメディアが少ないため、悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
ここからは、ワーホリビザを申請するときによくある質問について回答していきます。専門家ならではのアドバイスも含んだ内容です。ぜひご覧ください。
カナダのワーホリビザは日本以外の場所からでも申請することが可能です。「オーストラリア→カナダ」「フィリピン→カナダ」の2か国留学を検討している方は、現地からカナダ移民局のホームページにアクセスして申請してください。
ただし、一つだけ注意点があります。必ず郵便送り先住所に「日本の住所」を記載することを忘れないでください。IAJP留学センターでは、ワーホリビザ申請質問コーナーのページを設けています。申請方法でわからないことがある方は、こちらの情報を参考にしてください。
2019年よりバイオメトリクス(指紋と顔写真を提出する制度)が導入されました。初めてワーキングホリデーのビザを申請する方には、手続きのハードルがかなり高くなっています。 とくに以下のような方は注意が必要です。
・「パソコン操作が苦手…」という方
・下記のワーホリビザ申請手続きの流れを見て「複雑!?」「難しそう!」と思う方
実際に、ここ数年でワーホリビザがオンライン申請になってから、書類不備が原因で申請が却下されている方の人数が増えています。申請の手続きが不安な方は、カナダのワーホリビザ申請に精通した留学エージェントに依頼するなどの対策を取ることをおすすめします。
(※バイオメトリクス制度の内容や申請方法については本記事で後述します。)
ワーホリビザ申請手続きでよくあるトラブルについてまとめています。
・MY IRCCにロックがかかってログインできない…
(※IRCCサイトはセキュリティがとても高いので、数回間違えて入力するだけでロックされてアカウントが消失してしまいます。)
・間違えてアカウントを削除してしまった…
(※単純な操作の誤りでアカウントを抹消してしまう。英語とパソコンに慣れていない方のケアレスミスが主な原因です。)
・申請したが却下されてきた…
(※単純に質問の意味を間違え誤回答。また、必要な項目の回答内容が十分足りずに却下される。)
ビザの審査は、国の機関が担当しているためかなり細かいです。申請側からしたら「ドライな対応だな…」と思うこともあるでしょう。間違いが見つかり次第、申請はすぐに却下されてしまいます。
IAJP留学センターでは、ワーホリビザの申請を一人で手続きするのが心配な方のために、ワーホリ申請代行サポートをはじめました。通常の手続きに必要な書類の作成から、コロナ時代特有の入国時に必要な書類などまですべてサポートします。
現在、2025年枠のワーホリビザ申請代行について事前申込を受付中です!
少しでも留学希望者のビザ申請のハードルを低くするために、精いっぱいサポートさせていただきます。申請代行料金を最大で全額キャッシュバックするキャンペーンも随時行っていますので、申し込み方法を知りたい方は、以下のページを参考にしてください!
カナダのワーホリビザのオンライン申請の方法は、主に以下の2ステップで進めます。
ステップ1.<MYCIC>でプロフィール(IEC Profile)を作成・申請する
ステップ2.<MyCIC>でワーホリビザ(就労許可証)を申請する
ここからは、それぞれ詳しく解説していきます。
(※2023年カナダ政府発表の情報をもとにしています。現在の申請画面とレイアウトに差異がある場合がありますが、内容について変更はありません。)
(※申請時は必ずパソコンで手続きを進めて下さい。スマホやタブレットからは申請ができない可能性が高いです。)
「ステップ1.」は、細分化すると3つの手順に分かれます。
①プロフィール(IEC Profile)を作成する
②申請者プール(Pool)にエントリーする
③抽選の結果を受けて招待状を受け取る
ここでは、それぞれの場面でスマホ画面を表示しながら解説していきます。
MyCICアカウントからプロフィール(IEC Profile)の作成をして送信します。アカウントを持っていない方は、アカウントを作成して続行してください。
MYCICアカウントを既にお持ちの方は再度作成する必要はありません。お持ちのアカウントにログインをして、「 I don't have a Personal Reference Code」の「International Experience Canada(IEC)」をクリック(下記の「スライド11~」参照)からスタートしてください。
動画・画像付で詳しく解説!
手続きを進めると申請者プール(Pool)にエントリーできます。エントリーが完了すると、その旨(IMM5950)の案内がMYCICアカウントに届きます。
MYCICにメッセージが届くと、自動的にメールで通知してくれます。このメールが迷惑フォルダに入りやすいので注意してください。
(※ITA のランダムスケジュールはこちらから確認することが可能です。)
「ステップ2.」を細分化すると3つに分類できます。
①メールを受け取りビザ申請完了期限を確認する
②ビザ申請に必要な書類を準備する
③ワーホリビザの申請に進む
ここでは、画像を交えてそれぞれ詳しく解説してきます。
ITA招待状(IMM5946)が届くと同時に、ワーホリビザ(Work Permit)の申請完了期限が明記されたメール(IMM5948)が届きます。このときに忘れてはいけない作業があります。
招待状が届いたら10日以内に招待状の承認(確認)をすることです。必ず期限内に完結しましょう。
ビザ申請に必要な書類はこちらです。
家族構成フォーム (Family Information Form) |
|
履歴書・レジュメ (CV・Resume) |
形式は自由です。書き方サンプルは、こちらをダウンロード |
パスポートのコピー (Passport or travel document) |
写真のページと、もしあれば入出国スタンプされた全てのページ |
顔写真 (Digital Photo) |
45mmx35mm(ピクセルサイズは最低でも420 x 540)の6か月以内に取った顔写真 |
(※顔写真について、スキャンする場合は600ピクセル以上が必要、ファイル形式はJPEG or JPEG2000 format.イメージはカラーのみ)デジカメで撮影でも構いません(背景が白)サンプルはこちらを参考ください。)
なお、招待状を送られた方は残高証明は必要はありません。
(※「IEC applicants will no longer be asked to upload Proof of means of financial support. Border Services Officers may still ask you for proof of funds upon arrival.」との案内があります。)
【条件によって追加で要求される書類】
MYCICの質問に対する回答の内容により個々に追加で要求される書類がある場合があります。たとえば、過去に留学など海外に長期滞在された経歴のある方は、申請後ビザ担当官より滞在していた国のPolice Certificateを提出するよう後日連絡が来る可能性があるようです。 その場合、各国の無犯罪証明(POLICE CERTIFICATE)の申請方法はこちらを参考下さい。
IMM5257 Application(Schedule 1 - Application for a Temporary Resident Visa Made Outside Canada) ※カナダ国内からの申請などその方の状況により必要とされることがあります。
今回申請方法が大きく変わるにあたりいろいろわからないことが出てくると思います。またよければこちらのfacebookにQ&A質問コーナを設けたのでご利用ください。 またこちらのブログも合わせて参考下さい。
招待状に必要書類を揃えたら20日以内に「ステップ2.」の申請手続きをすべて完了をさせます。記載された締め切り期限を超えないようにしましょう。
カナダのワーホリビザ申請が完了したら、次にやるべきことが2つあります。
1.バイオメトリクスの提出をする
2.カナダに渡航してビザを受け取る
ここからは、それぞれの内容を解説します。
以下の申請方法・手順に従って、速やかにバイオメトリクスを提出しましょう。
1.バイオメトリクス・インストラクション・レター(Biometric Instruction Letter)を受け取る |
オンライン申請完了後、バイオメタリックス提供のレターBio Instruction Letter(IMM5756)がMYCICアカウントに届きます。(通常は申請後から24H以内) |
2.事前予約する | 日本国内のVACセンター(東京・大阪)での予約についてはこちら 尚、日本国外でのVACセンターリストはこちら ※レターの手順に沿って30日以内に指紋提供を完了して下さい。 |
3.VACセンターに行く | “Biometric Instruction Letter”の手紙をプリントアウトし、パスポートと共にお持ちください。VACでバイオメトリクスを提出すると、VACは電子上でIRCCに送られます。 |
4.POEが届く | 8週間以内に届く |
スマホ(google Chrome)版 申請ガイドブックはこちらをクリック
・一度手続きをすると10年間有効
・費用:$85
【日本からでないと申請ができないですか?】
日本以外にもオーストラリアやフィリピンなど各国にあるビザセンターを利用して行うことが可能です。バイオメタリックスは、指紋採取を実施する必要があるため、オンラインでは完結しません。
なお、ワーホリ申請自体もカナダを含む日本国外からの申請ができます。詳しくはこちらをご確認ください。
入国および就労許可査証発給の許可がおりた場合、MyCICアカウントにIMM5813就労許可通知書(POE=Port of Entry Letter of Introduction)が届きます。通知書の有効期限は1年間です。
記載されている有効期限までにカナダに入国してください。なお、この通知書はビザ(許可証)ではありません。ビザ入国時にパスポートと一緒にIMM5813を提示することによりビザは発給されます。
ビザが発給されたら必ず名前のスペルチェックや期限などを確認して、間違いがあればその場で訂正をしてもらってください。後での修正にはかなりの時間を要します。
【所要期間】
CICから通常POEが届くまで約5週間ほど手続きに時間がかかると言われています。
ワーキングホリデーにかかる費用の内訳は、ビザ申請費用、往復の航空券代、1年分の海外旅行保険、3か月間の語学学校または専門学校の費用、ワーホリ期間中の家賃、1年分の生活費です。トータルで約264万円が必要になります。
内訳 | 金額 |
ビザ申請費用 | 3万円 |
航空券(往復) | 24万円 |
海外旅行保険(1年分) | 25万円 |
授業料(3か月) | 50万円 |
学校滞在中のホームステイ費用(3か月分) | 36万円 |
ルームシェア家賃(9か月分) | 81万円 |
生活費 | 45万円 |
合計 | 約264万円 |
ワーホリでの収入(8か月) | 約120万円 |
総合計 | 約144万円 |
ワーホリの職種にもよりますが、少なく見積もったときの就職先からの収入相場は、8か月で約120万円(約110カナダドル)です。そのため、1年間のワーホリ費用を最初から集めておく必要はありません。「カナダでの生活費はカナダの就職先で稼ぐ」という考えを持てば、ワーホリへのハードルが少しばかり下がるのではないでしょうか。
カナダは観光業が発達している都市が多く、ワーホリの就職先に困ることは比較的少ないでしょう。
日本人のワーホリ生から人気が高いレストランやカフェのスタッフ、日本人旅行客向けのガイドといった求人も都市部にはたくさんあります。ここからは、カナダのワーホリにおすすめの都市について、5か所を紹介していきます。
カナダの人口の約3分の1が集まっているオンタリオ(ON)州の州都トロント。カナダのお隣アメリカの大都市ニューヨークも気軽に行ける距離!野球やバスケ、アイスホッケーのプロチームの本拠地にもなっているスポーツの街です。
ワーホリの求人数も多く、語学学校や専門学校の選択肢が豊富なのも大きな魅力!ヨーロッパ系の留学生や移民が多いため、日本とは大きな違いを持つ異文化に触れたいという方はとくにおすすめの留学先です。
人口 | 約624万人 |
平均気温 | 夏:25℃~30℃ 冬:マイナス5度℃~5℃ |
日本との時差 | マイナス13時間(トロントが午前10時なら、日本は翌日の午前11時) |
観光スポット | CNタワー、ロイヤル・オンタリオ博物館、エイジオブエンパイア展示館、トロント動物園、ウォーターフロントパークなど |
公共交通機関 | トロント・トランジット・コミッション(TTC)が提供する地下鉄、路面電車、バスが主要な交通機関 |
モントリオールはカナダ第2の人口を誇る大きな都市で、フランス文化が色濃く残るエリアです。住民の7割近くがフランス語を話せるバイリンガルで、街中の標識や看板には英語とフランス語両方の表記があります。
また、大都市で留学先や就職先の選択肢が多いにも関わらず日本人留学生が少ないことが最大の特徴!ワーホリで人気の高い日本食レストランや日本人観光客向けのガイドなどの仕事が比較的ねらい目です。
人口 | 約409万人 |
平均気温 | 夏:20℃~25℃ 冬:マイナス5度℃~5℃ |
日本との時差 | マイナス14時間(トロントが午前10時なら、日本は翌日の正午12時) |
観光スポット | オールド・モントリオール(旧市街)、モントリオール美術館、モントリオールバイオドーム(生物園)、モントリオールオリンピックパーク、ノートルダム寺院など |
公共交通機関 | STM(Société de transport de Montréal)が提供するメトロ(地下鉄)、バス、トラムが主要な交通機関 |
ブリティッシュ・コロンビア(BC)州に位置する大都市バンクーバー。太平洋がある西海岸にあり、日本人を含むアジア系の移民も多いエリアです。英語に自信がない方での日本語のコミュニティーがあるので安心!
ワーホリの就職先の例としては、日本食レストランや日系の雑貨店が挙げられます。語学学校や専門学校も多く価格競争も激しい地域であるため、時期によっては安く通学できるかも!
人口 | 約265万人 |
平均気温 | 夏:20℃~25℃ 冬:マイナス1度℃~7℃ |
日本との時差 | マイナス17時間(トロントが午前10時なら、日本は翌日の午後3時) |
観光スポット | スタンレー・パーク、グランビルアイランド、グランビル・アイランド公園、グロス・マウンテン・ゴンドラ、バンクーバー美術館など |
公共交通機関 | TransLinkが提供するスカイトレイン(地下鉄)、バス、フェリーが主要な交通機関 |
ブリティッシュコロンビア(BC)州の州都であるビクトリア。別名「ガーデンシティ」とも呼ばれ、春から夏にかけて街中に花が飾られています。定年退職をした方のセカンドライフの場所として国内外から人気を集めるエリアです。
また、ビクトリアは1年を通して雨が少ない場所として有名!街の規模も小さく、語学学校や専門学校は少人数のアットホームな環境であることがほとんどです。バンクーバーまでフェリーで3時間で行けるのでちょっとしたお出かけにも◎
人口 | 約31万人 |
平均気温 | 夏:20℃~25℃ 冬:マイナス1度℃~7℃ |
日本との時差 | マイナス17時間(トロントが午前10時なら、日本は翌日の午後3時) |
観光スポット | ビクトリア内港、ビクトリア市役所、ロイヤルBCMuseum(英国員会館)、ビクトリア水族館、ビクトリアの花園など |
公共交通機関 | BCトランジットが提供するバスが主要な交通機関 |
アルバータ(AB)州最大の都市カルガリー。ロッキー山脈のふもとに位置しているため、都市の周りには豊かな自然がいっぱい!現役のカウボーイも見られ、別名「カナダのテキサス」とも呼ばれています。
また、カルガリーはほかの大都市と比べて日本人が少ないのが特徴!治安もよく税金や家賃も安いため、ワーホリ中のお財布に優しい留学先です。ワーホリ前に準備する費用をなるべく安く済ませたい方にはとくにおすすめ!
人口 | 約123万人 |
平均気温 | 夏:15℃~25℃ 冬:マイナス10度℃~2℃ |
日本との時差 | マイナス16時間(トロントが午前10時なら、日本は翌日の午後2時) |
観光スポット | カルガリータワー、ヘリテージパークヒストリカルビレッジ、カルガリーズーリバーパーク、スタンピードパークなど |
公共交通機関 | カルガリートランジットが提供するバスが主要な交通機関 |
カナダのワーキングホリデーに出発するまでに準備すべき「4つのマスト」がこちらです。
1.航空券
2.海外旅行保険
3.携帯電話・インターネット
4.学校探し
ここから、それぞれ詳しく解説します。
ワーホリの申請が終わったら次は航空券の準備です。最近はカナダの出発便が増えてきました。
格安航空券やカナダへの直行便情報については以下の記事を参考にしてください。
格安航空券を検索できるサイト|カナダワーホリ、語学留学、高校留学の方向け
カナダワーホリの募集要項にも「滞在期間中の障害、疾病をカバーする医療保険に加入していること 」が条件にあります。そのたえめ、入国時に担当官に保険の加入のチェックが入る可能性があります。せっかくカナダまで来て保険未加入で入国拒否されたら元も子もありません。
また、何よりカナダの医療費は高額です 。出発前に加入を忘れがないようにしましょう。1日あたり1.85カナダドルから加入できるカナダビジター医療保険がおすすめです。クレジットカードの付帯保険と組み合わせ利用でお得に保険に加入できます。
カナダ医療保険と海外保険・SIMカードについて
日本で携帯が手放せないようにカナダではもっと必要です。英語辞典やルートマップなど、日常の利用頻度が増加します。インターネットのギガ数も一定程度確保しておく必要があります。
IAJPでは2015年4月1日よりカナダの大手キャリア「FIDO」のSIMカードの販売と携帯回線申込み手続きのご案内を開始しています。SIMフリーのスマホであれば日本にいるうちに申込み手続きをして、SIMカードもご自宅に郵送するので、カナダ空港に到着後すぐにローカルフォンとして利用可能です。
【必見】海外のSIMカードでLINEを使う方法は?カナダ留学、ワーホリ前に引継ぎを
「カナダワーホリに行くのに英語力には自信がない…」という方は、ぜひ語学学校への入学を検討してみてください。英語ができるとできないとではできる経験の量が違います。
学校紹介
英語だけではありません!初めての場所での新しいコミュニティや外国人との友達作り、情報交換にも語学学校はとても役立ちます。
カウンセリング・学校のあっせんサポートは完全無料ですので、ぜひ学校探しのお手伝いをさせてください!
ワーキングホリデーで失敗しないためには、4つのポイントを抑える必要があります。
1.綿密にプランニングする
2.エージェントは手数料無料の良心的なところを選ぶ
3.語学学校や英語学習に精通したカウンセラーをつける
4.出発前の準備は慎重になりすぎくらいがちょうどいい
それぞれ紹介します。
カナダワーホリを成功させるためには、綿密に留学計画をプランニングすることが重要です。一口にワーホリと言っても、留学生の目的によって内容は大きく異なります。具体的には、以下のような目的が考えられます。
・海外経験をしたい
・英語の勉強
・海外で働いてみたい
・異文化交流をしたい
目的はいろいろあると思いますが、人と違った経験を積むにはやはり英語力がカギになってきます。まずは「なぜワーホリに行きたいと思うのか?」について自分自身で深堀するところから始めてみましょう。英語の上達とワーホリ・留学の成功のコツはプランニングにあります。
留学生からの手数料が無料というエージェントでも、留学生の思いや気持ちに寄り添った丁寧なサポートをしてくれるエージェントはあります。むしろ、留学中の費用をたくさん残しておくために、サポート料に何万円しないところ(無料が◎)がおすすめです。
留学・ワーキングホリデーの目的は海外で生活をする・語学力を上げる事です。現地のサポート料にお金を払うより、英語力を上げ自分で行動できるようにアドバイスしてくれるエージェントを選びましょう。
一番見極めないといけない部分です。特に語学学校に行くのであれば、是非カウンセラーに以下の質問を投げかけてみてください。
「どうやっていけば英語が身についていくのか?」
「日本にいるうちにどう勉強していくといいのか?」
これらの質問をきちんと説明できるカウンセラーは良い語学学校を知っています。また、自分にあった学校を見つけることがワーホリの成功の近道と言えます。あなたの留学目的や思いをしっかりとヒアリングしてくれる親身なカウンセラーを選びましょう。
たくさんの留学生を見てきて思うのが、「出発前の準備を慎重に、そして丁寧にしている方が成長して帰ってくるな!」ということです。これからカナダワーホリする方は、ビザの申請方法や学校探しなど出発準備についてわからないことが多すぎて不安になってしまうこともあるでしょう。
しかし、不安は慎重な準備ができるチャンスです。先述の4つのマストを丁寧にこなせば、満足度の高いカナダ留学ができるでしょう。
また、初めてワーキングホリデーに参加する方は、初めてのことが多すぎて英語の勉強や準備に集中できないこともあるはずです。そのようなときは、IAJP留学センターが小中学生から社会人まで、幅広くカウンセリング・アドバイスいたします。相談料は完全無料です。ぜひお気軽にご連絡ください!
野澤治子
NPO留学協会認定資格(NO62057)カナダ専門留学アドバイザー。
カナダ(トロント、バンクーバー)で4年滞在。
バンクーバで留学カウンセラーとして年間900人以上の留学生をサポートしてきました。
自分が留学した際に経験して感じたことや失敗談をなど自分のカナダでの留学経験を活かし「最初の1歩を踏み出す後押しができる」そんな「留学アドバイザー」でいれたらと思います。 特にカナダワーキングホリデーの中でも私は「ギリホリ」を経験者なので「キャリアアップ」につなげたい社会人の方応援します! また2人の子供がいるので私の経験を活かしお子様の英語教育から高校留学など少しでも英語や留学を身近に感じていただけるお手伝いをさせていただきます。気軽に相談下さい。