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カナダの大学留学は難しい?留学費用や入学要件で見た入りやすい学校ランキングを紹介!

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最終更新日:2024年11月19日

「カナダの大学は卒業するのが難しいってホント?」

「カナダの大学に留学する人は頭がいい人だけでしょ?」

「日本人のほとんどはカナダの大学の入学要件に満たないのでは?」

 

これからカナダの大学留学に挑戦しようとしている方の中には、上記の疑問を持っている方も多いでしょう。実際、カナダの大学は日本の大学に比べて、卒業するのが難しいとされています。一方で、日本人留学生がカナダの大学留学に行くことによって、将来の選択肢が大きく広がり、生涯年収にも大きな差となって現れる可能性が高いと言えます。

 

そこで本記事では、カナダの大学留学の難易度やメリット・デメリット、留学費用について解説します。また、入学要件で見た入りやすい学校ランキングについても紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。

カナダの大学と日本の大学の違いとは?

カナダの大学留学を目指すうえで大事になってくるのが、カナダの大学についての正しい理解です。実際に、カナダの大学は日本の大学とは違った特徴があります。

 

・カナダの大学は3種類に分けられる

・カナダの大学は入学試験がない

・在学中に学部・学科を変えられる

 

ここからは、カナダの大学と日本の大学の違いを紹介していきます。

 

カナダの大学は3種類に分けられる

日本で「大学」と言えば、4年制の大学と2年制の短期大学の2つです。一方で、カナダの大学はユニバーシティ(University)、カレッジ(College)、ユニバーシティカレッジ(University College)の3種類に分けられます。

 

ユニバーシティ

(University)

・日本で言うところの「4年制大学」

・いろいろな学部・学科がある総合大学

・大学施設やキャンパス自体が大規模

・カレッジに比べて授業料が高いことが一般的

カレッジ

(College)

・日本で言うところの「専門学校」

・2年制と4年制がある

・「カレッジ」または「コミュニティ・カレッジ」と呼ばれる

・授業は職業訓練に近いことが一般的

ユニバーシティカレッジ

(University College)

・ユニバーシティとカレッジが合体した大学

・1つのキャンパスに4年制のユニバーシティと2年制のカレッジがある

・編入や進学が自由に選択できることが一般的

 

カナダの大学は日本の大学に比べて種類が多く、自由に編入や進学ができることが特徴です。

 

カナダの大学は入学試験がない

カナダの大学には、日本の「大学入試」のように統一された入学試験がありません。留学生の場合は、以下の書類を提出することが入学要件となります。

 

・高校までの卒業証明書

・TOEICやIELTSなどの英語能力試験のスコア証明書

 

また、英語能力試験のスコアが低い場合でも、語学学校のパスウェイプログラムなど、英語力を高めることで入学できる制度があります。大学によってはエッセイや推薦状・ボランティア活動などが評価される場合もあるため、学業以外のアピールポイントを作っておくことがおすすめです。

 

このように、日本では大学に入学するために勉強するのが一般的ですが、カナダではこれまでの過程を評価するなどの特徴があります。

 

在学中に学部・学科を変えられる

日本の大学は入学試験に合格した学部・学科で卒業まで過ごすことが一般的です。一方で、カナダの大学では、在学中に学部・学科を変えられます。

 

たとえば、UT(ユニバーシティ・トランスファー)プログラムを利用することで、カレッジ(College)からユニバーシティ(University)への編入が可能です。また、カレッジ(College)間・ユニバーシティ(University)間でも、取得済みの単位を維持したまま転科・転校できる場合があります。

 

このように、日本に比べてカナダの大学は学習の選択肢が高いことが特徴です。将来のキャリアが明確でない方でも安心して大学に進学できる仕組みが整えられています。

 

カナダの大学留学は難しい?

「日本人にはカナダの大学留学は難しい!」などの言葉をよく耳にしますが、そのように言われている理由は以下の2つです。

 

・入学要件で高い英語力が必要とされる

・出席率や課題の提出率が評価に反映される

 

カナダの大学では学生の成績がGPA(Grade Point Average)で管理され、一定の基準値を下回ると進級や卒業が難しくなります。そのため、入学してからの継続的な努力は欠かせません。毎日の予習復習はもちろんのこと、常に教科書の数ページ先の内容を頭に入れておかないと、授業のスピードに追い付けません。

 

一方で、英語能力スコアが高い方や語学学校に入学してスコアを高めている方は、カナダの大学に入学することはむしろ容易です。そのため、カナダの大学留学は「入学はできるが卒業が難しい…」という言葉が適切でしょう。学習支援センターやカウンセリングサービスなど、カナダの大学にある充実したサポート体制を最大限活用して、学業の不安を軽減することがおすすめです。

 

カナダの大学留学に必要な英語力

カナダの大学に入学するときに必要な英語力の目安はこちらです。

 

ユニバーシティ

(University)

・TOEFL iTB:90~100以上

・IELTS:6.5以上

カレッジ

(College)

・TOEFL iTB:46~80以上

・IELTS:4.5~6.0以上

 

カナダのユニバーシティは、入学要件にカレッジよりも高い英語力を求める傾向があります。たとえば、「IELTS:6.5以上」はネイティブスピーカーの英語レベルです。日本の4年制大学を卒業するのに必要な英語力が「IELTS:5」程度であるため、より高い英語力を身につけられるように努力をする必要があります。

 

カナダの大学留学のメリット

カナダの大学留学のメリットは、以下の3つです。

 

・留学費用が日本の大学と同じくらい

・UTプログラムで希望の大学に編入できる

・ポスグラビザを発行すれば最長3年間カナダで就労できる

 

ここからは、それぞれのメリットについて解説します。

 

留学費用が日本の大学と同じくらい

カナダの大学の授業料は、現地学生と留学生で別々に設定されています。留学生の学費で比べた場合でも、アメリカの大学の3分の2程度、日本の私立大学と同じくらいです。

 

大学の学費相場(年間)
カナダ 約130万~260万円
日本 約130万円~200万円
アメリカ 約410万円~570万円

 

また、カナダでは公立大学の授業料は州ごとに決まっているため、都市部と郊外で開きがあります。たとえば、トロントがあるオンタリオ州では大学の年間授業料の平均が約293万円です。一方で、ニューファンドランド・ラブラドール州では年間約100万円であり、3倍近くの開きがあります。

 

さらに、ユニバーシティ(University)に比べて、カレッジ(College)の授業料は安い傾向があります。カレッジ経由のユニバーシティ入学なら、4年間ユニバーシティに通うよりもリーズナブルに卒業資格が取得できます。大学の学費は留学予算の大きなウェイトを占めるため、留学生にとってはかなり大きなメリットと言えるでしょう。

カナダの大学留学がおすすめな理由|正規留学の学費や入学要件、キャリアパスについて解説

UTプログラムで希望の大学に編入できる

カナダの大学留学では、UT(University Transfer|ユニバーシティ・トランスファー)プログラムが大きなメリットの一つです。UTプログラムとは、カナダのカレッジ(College)に1年から2年通い、取得した単位を活用して希望する大学に編入する仕組みです。

 

たとえば、ブリティッシュコロンビア(BC)州やオンタリオ(ON)州では、カレッジと大学の連携が強く、編入率も高い傾向があります。日本人留学生でもカレッジでの頑張り次第で、ブリティッシュコロンビア大学(UBC)やトロント大学など、世界的に有名な大学に進学することも可能です。

 

また一般的に、ユニバーシティ(University)に比べて、カレッジの方が学費が抑えられます。UTプログラムを活用することで、4年間のトータルの留学費用が安くなることもメリットです。

 

ポスグラビザを発行すれば最長3年間カナダで就労できる

カナダ政府から認定を受けている大学を卒業できれば、ポスグラビザ(Post-Graduation Work Permit| PGWP)を申請することで、最長3年間カナダで仕事ができます。カナダのほとんどのユニバーシティ(University)と一部のカレッジ(College)が対象です。ポスグラビザの主な特徴を以下にまとめています。

 

・卒業したプログラムの期間に応じてビザの有効期限が決まる

・雇用主の制限がなく、希望する分野で働ける

・卒業後180日以内に申請する必要がある

 

ポスグラビザを活用してカナダで就労経験を積むと、永住権の取得にも有利に働きます。とくに、ITやエンジニアリング、ヘルスケアなどの分野での人材需要が高まっています。「将来はカナダに住みたい!」という方は、ポスグラビザが申請可能なプログラムがある大学に留学することがおすすめです。

ワーホリやポスグラ(PGWP)からカナダ移住は可能?永住権の取得方法、メリット・デメリット、ポイントを解説!

カナダの大学留学のデメリット

一方で、カナダの大学留学のデメリットは、以下の2つです。

 

・ユニバーシティ(University)への入学は高い英語力が要求される

・日本で就職活動をするタイミングが難しい

 

ここからは、それぞれのデメリットの内容について解説します。

 

ユニバーシティ(University)への入学は高い英語力が要求される

カナダの大学留学は、入学時の英語力が高いハードルであることがデメリットです。とくに、ユニバーシティ(University)はTOEFLが80~100点以上、IELTSが6.5~7.0以上のスコアが求められます。この基準を満たすためには、英語学習と試験対策を継続する必要があります。

 

また、入学要件の英語力を満たしていても、授業が英語で進行するため、ついていくことが難しい場合があります。英語への抵抗がある方は、まずは語学学校やカレッジ(College)が提供している英語学習(ESL)から始まるプログラムがおすすめです。

 

日本で就職活動をするタイミングが難しい

カナダに大学留学すると、日本の就職活動とタイミングが合わないことがデメリットになる場合があります。カナダでは新学期は9月に始まり、5月から6月が卒業シーズンです。一方で、日本の就職活動は3月の卒業の約1年前からスタートすることが一般的です。

 

そのため、日本の企業に就職したい場合は、カナダの大学在学中に採用エントリーしなければいけません。たとえば、卒業前の授業や課題に追われる中で、現地時間の深夜帯に行われる日本企業の採用面接やインターンシップに参加するのは体力的にも厳しいでしょう。

 

カナダの大学留学に行く場合は、カナダでの就職を目指すことがおすすめです。どうしても日本企業に就職したい方は、スケジュールの調整やオンライン面接への対応、卒業後の第二新卒採用の利用など、計画的な準備が必要と言えます。

 

カナダの大学留学に必要な費用

カナダの大学留学に必要な費用の項目と相場を紹介します。カレッジ(College)とユニバーシティ(University)で学費に大きな違いがあります。

 

カレッジ

(College)

ユニバーシティ

(University)

学費

(1年間)

約80万~150万円 約130万~260万円

住居費

(1年間)

約96万~144万円 約120万~180万円

食費

(1年間)

約36万~60万円 約36万~72万円
教材費 約5万~10万円 約10万~15万円

交通費

(1年間)

約6万~12万円

その他生活費

(1年間)

約24万~48万円 約36万~60万円

合計

(1年間)

約247万~424万円 約338万~599万円

 

カナダのカレッジは、実践的なスキルを学ぶ学校で、短期プログラムが多い傾向があります。学生寮やホームステイ先の紹介をしているカレッジも多く、学費や生活費が抑えられる場合があります。

 

一方で、ユニバーシティは、学位の取得を目的とした2年から4年間ほどプログラムが豊富な学校です。カレッジに比べて専門性がより高くなるため、教材費や学費が高い傾向があります

 

入学要件で見た入りやすいカナダの大学ランキング

入学要件で見た入りやすいカナダの大学ランキングは以下の通りです。

 

1.ビクトリア大学

2.サスカチュワン大学

3.コンコルディア大学

4.マニトバ大学

5.ニューファンドランドメモリアル大学

 

これらの大学は、入学要件の英語力が厳しすぎず、サポート体制が整っているため、初めての留学にもおすすめです。ここからは、それぞれの学校の特徴について解説します。

 

1.ビクトリア大学

所在州・都市

・ブリティッシュ コロンビア州

・ビクトリア

学生数 約22,000名
学部・コース数

・10学部

・200コース以上

申請に必要な英語力

IELTS 6.5

(各セクション6.0以上)

年間学費(留学生) 約150万円〜200万円
世界大学ランキング 370位

ビクトリア大学の特徴はこちら!

・西海岸の美しい環境に囲まれた小規模なキャンパス

・アットホームな研究重視のプログラム

・海洋科学や環境学で高い評価

 

2.サスカチュワン大学

所在州・都市

・サスカチュワン州

・サスカトゥーン

学生数 約25,000名
学部・コース数

・13学部

・100コース以上

申請に必要な英語力

・IELTS 6.5以上

・TOEFL iBT 86以上

年間学費(留学生) 約100万円〜150万円
世界大学ランキング 465位

サスカチュワン大学の特徴はこちら!

・農学や環境学の分野が有名

・生活費が安く、質の高い教育を提供

・留学生向けのサポートが充実

 

3.コンコルディア大学

所在州・都市

・ケベック州

・モントリオール

学生数 約46,000名
学部・コース数

・11学部

・500コース以上

申請に必要な英語力 IELTS 6.5以上
年間学費(留学生) 約150万円〜200万円
世界大学ランキング 477位

コンコルディア大学の特徴はこちら!

・モントリオール独自の文化が楽しめる

・メディアやデザイン分野に強みがある

・英語圏とフランス語圏両方に触れられる

 

4.マニトバ大学

所在州・都市

・マニトバ州

・ウィニペグ

学生数 約30,000名
学部・コース数

・9学部

・100コース以上

申請に必要な英語力

・IELTS 6.5以上

・TOEFL iBT 86以上

年間学費(留学生) 約100万円〜150万円
世界大学ランキング 601位

マニトバ大学の特徴はこちら!

・中西部の静かな都市で学べる

・医学や農学などの分野が人気

・学費が比較的安い

 

5.ニューファンドランドメモリアル大学

所在州・都市

・ニューファンドランド州

・セントジョンズ

学生数 約18,000名
学部・コース数

・6学部

・60コース以上

申請に必要な英語力 IELTS 6.5以上
年間学費(留学生) 約80万円〜100万円
世界大学ランキング 701位

ニューファンドランドメモリアル大学の特徴はこちら!

・カナダで学費が最も安い大学の一つ

・アットホームで小規模なキャンパス

・海洋学や地球科学で有名

 

カナダの大学留学後のキャリアパス

日本人留学生がカナダの大学留学後に選択するキャリアのとして、以下の5つが挙げられます。

 

・カナダで就職する

・日本で就職する

・国際機関や海外企業に就職する

・フリーランスや経営者として企業する

・大学院やキャリアカレッジ(専門学校)に進学する

 

ここからは、それぞれの特徴について解説します。

 

カナダで就職する

カナダの大学留学後は、カナダの企業に就職することが選択肢の一つです。先述の通り、カナダ政府が認定した大学のプログラムを履修した学生は、ポスグラビザ(Post-Graduation Work Permit| PGWP)を申請できます。

 

最長3年間ポスグラビザでカナダの企業に勤め、その間に永住権の申請を出すことで、生涯カナダで生活する選択肢を手にすることが可能です。とくに、以下の分野で就職を検討している方は、求人需要が高まっているため、チャンスが大きいと言えます。

 

・IT(ソフトウェア開発、データサイエンスなど)

・ヘルスケア(看護、医療技術職)

・エンジニアリング(機械、電気、土木など)

・ビジネス(マーケティング、経理、人事)

 

カナダの企業では、ワーク・ライフ・バランスを重視した働き方が一般的です。また、世界的にみても高い賃金水準であると言えます。

 

日本で就職する

カナダの大学留学後に、日本の企業に就職することも可能です。カナダの学位は世界的に評価が高いため、日本での就職活動で大きなアポールポイントとなります。とくに、以下の特徴を持つ企業にはカナダ留学の経験が高く評価される可能性が高いと言えます。

 

・外資系または海外に支店がある

・コンサルティング、商社、金融、デベロッパーなど

・総合職採用ではなくポジション採用(職種別採用)

 

就職活動で日本の大学生よりもワンランク上のキャリアを持つことで、人気の企業への内定をもらいやすくなります。

 

国際機関や海外企業に就職する

先述の通りカナダの大学の学位は世界的に評価されているため、国際機関や海外企業に就職することも選択肢の一つです。専門的なキャリアが活かせる国際機関(UN、NGOなど)や多国籍企業で働くチャンスがあります。国際機関や海外企業への就職を目指す方は、卒業前にインターンやコープ(Co-op)プログラムを活用して実務経験を積むことがおすすめです。

 

フリーランスや経営者として企業する

カナダでは自由な教育文化の影響で、大学在学中または卒業後にフリーランスや経営者として独立する方が多いと言えます。内閣官房の資料によると、2022年の日本の企業率は5.1%と低水準です。一方で、カナダは2024年11月時点で起業数が4,057社と、世界第4位の高水準を保っています。

 

このように大学で培ったビジネススキルやネットワークを活かして、新しい挑戦をすることも可能です。大学が開催するキャリアフェアやサポートオフィスなどを利用して、将来につながるネットワークを築くことも大切です。

 

参照:スタートアップに関する基礎資料集|内閣官房

参照:スタートアップランキング

 

大学院やキャリアカレッジ(専門学校)に進学する

カナダの大学卒業後に、さらに学びを深めたい方は、大学院やキャリアカレッジ(専門学校)に進学することも選択肢の一つです。とくに、MBA、工学、医療分野などでキャリアの幅を広げたい方は、教育水準の高いカナダやアメリカの学校に進学することもおすすめです。CPAや医師免許などの資格を取得できれば、大学卒業以上のキャリアアップが狙えるでしょう。

 

カナダの大学留学に関するよくある質問

ここからは、カナダの大学留学に関するよくある質問に回答していきます。

 

カナダの大学留学中にアルバイトはできますか?

カナダの大学留学中にアルバイトをすることは可能です。日本人留学生は学生ビザで入国することが一般的です。カナダの学生ビザは、以下のような就労許可に関する条項が含まれています。

 

・学期中は週20時間まで就労できる

・休暇中はフルタイムで就労できる

・オンキャンパス・オフキャンパスの規定がある

 

カナダでのアルバイトは、生活費を稼ぐことができるだけではなく、コミュニティでの交流や英語力の向上などメリットが豊富です。学生ビザでアルバイトをする場合の注意点や詳細については以下のページを参考にしてください。

カナダの学生ビザでアルバイトはできる?語学学校に通いながら働く条件や時給、仕事探しの方法、注意点を解説

日本の大学に進学して交換留学をすることはできますか?

日本の大学に進学して、提携校へ交換留学をする方法は、人気の選択肢の一つです。主なメリットは以下の通りです。

 

・日本の大学の学費のみでカナダの大学の授業が受けられる

・1セメスター(4か月から6か月)または1年間と期間が柔軟な場合がある

・留学先で取得した単位を日本の大学に移行できる

・休学留学と違い卒業時期への影響を極力抑えられる

 

たとえば、日本大学国際関係学部は、オンタリオ(ON)州のトロント大学と提携を結んでいます。日本の大学に籍を残したまま、半年から1年間留学できる制度です。留学費用の捻出や計画の立案が難しい場合は、交換留学を視野に日本の大学に進学することもおすすめです。

 

カナダの大学留学に活用できる奨学金制度はありますか?

カナダの大学留学に活用できる奨学金制度は豊富です。一般的に大学や政府、民間団体から提供されています。代表例は以下の通りです。

 

名称 内容

トビタテ!留学JAPAN(文部科学省)

/新・日本代表プログラム

・応募条件に学歴や語学力がない

・審査基準は留学に対する熱量

・人数は大学生枠で年間250名

日本学生支援機構(JASSO)

/海外留学支援制度

・給付型・貸与型問わず幅広い支援プログラムを用意している

・経済的な理由により留学が困難な大学生に向けた支援制度

高円宮記念クィーンズ大学留学奨学金

(Prince Takamado Visiting Student Scholarship)

・カナダ政府が実施する日本人留学生を対象にした留学奨学金制度

・最大38,000C$(約410万円)の給付金が受け取れる

 

参照:新・日本代表プログラム|トビタテ!留学JAPAN

参照:海外留学のための支援|日本学生支援機構(JASSO)

参照:International and U.S. Students|クィーンズ大学

 

奨学金制度はカナダへの大学留学のハードルを下げてくれる仕組みの一つです。それぞれの制度の詳細や応募条件については以下のページを参考にしてください。

【2025年】カナダ留学で使える奨学金|給付型と貸与型の違いや条件を総まとめ

視野を広げたい方はカナダの大学留学に行こう!

カナダの大学留学は、カレッジ(College)からユニバーシティ(University)への編入がおすすめです。留学費用が日本の大学と同じくらいまで抑えられるだけではなく、パスウェイプログラムに参加すれば英語学習(ESL)から指導してくれる学校があるためです。

 

また、カナダの大学卒業後にポスグラビザを発行すれば、最長3年間カナダで就労できることも大きなメリットと言えます。永住権の申請でも有利に働くため、将来的にカナダと日本の2拠点生活がしたい方にもおすすめです。

 

ここまで記事を読んできて、「まずは英語学習から始めてみようかな!」「ワーキングホリデーや短期留学にも興味がある!」という方も多いでしょう。本サイトを運営するIAJP留学センターでは、カナダ留学に関する相談を無料で実施しております。ぜひお気軽に公式LINEまたは問い合わせフォームよりご連絡ください!

 

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