カナダ Co-op(コープ) 留学カナダ Co-op(コープ) 留学

【有給インターン】カナダ コープ(COOP)留学について

カナダのCo-op(コープ)プログラムとは?

Co-op(コープ)プログラムとはカナダの専門学校やカレッジで「学習」と「有給インターン」が受けられるプログラムです。
専門的な知識を学べるだけでなく、研修で社会人経験が積めることが最大の特徴です。

また語学学校が付属になっている専門カレッジもあるので英語力が足りない方は「英語学習」⇒「専門学習」⇒「有給インターン」の順で、3段階のステップを踏むことができます。

1.英語学習(COOP英語条件が足りない方)
私立の語学学校で自分のレベルに合った英語学習
2.専門学習
専門カレッジで選択した分野の専門学習
3.有給インターン
専門学習で学んだ知識を活かした有給の研修

Co-op(コープ)プログラムとワーホリの違い

Co-op(コープ)プログラムとワーホリは年齢制限、期間、ビザの違いがあります。また根本的に制度が異なるため、できることとできないことにも違いが出てきます。

年齢制限、期間、ビザの種類
Co-op(コープ)プログラムは年齢制限がなく留学期間についても制約がありません。
一方でワーキングホリデーはビザ申請時に18歳~30歳である必要があり、留学期間も最長で1年間です。

  Co-op(コープ)プログラム ワーキングホリデー
年齢制限 なし 18歳~30歳
期間 制限なし 1年間
ビザの種類 学生(COOP)ビザ ワーホリビザ

Co-op(コープ)とワーホリのできることの違い
Co-op(コープ)プログラムはカレッジでの学習期間と有給インターンの期間が50%まで可能です。
在学中のアルバイトについても週20時間までできます。
一方でワーキングホリデーは最大1年間滞在が可能で、その中で最大1年間の就労、最大6ヶ月の就学が可能

Co-op(コープ)プログラム ワーキングホリデー
  • 学習50%+有給インターン50%
  • 専門学習をインターンで活かせる
  • 資格の取得ができる
  • カレッジ在学中も週20時間までのアルバイトができる
  • インターン期間中は週40時間までの就労ができる
  • 最大6ヶ月までの就学
  • 最大1年間の就労
  • 仕事種類の制限なし
  • 労働時間に制限がない
  • 観光もできる

カナダのCo-op(コープ)プログラムで得られる収入は?

Co-op(コープ)プログラムではカレッジ在学中に週20時間までのアルバイトが可能です。
また有給インターンの期間中には週40時間までの就労ができます。
1年間のCo-op(コープ)プログラムに参加した場合、6か月のカレッジ在学期間と6か月のインターン期間で合計180万円程度の収入が見込まれます。

「カレッジ在学期間のアルバイト:月10万円程度」×6か月+「インターン期間中の報酬:月20万円程度」×6か月=180万円程度

カナダのCo-op(コープ)プログラムに必要な支出は?

カナダのCo-op(コープ)プログラム(例として1年間)に必要な支出(初期投資額)は合計約135万円~190万円程度です。その内訳はこちら!

入学費 2万円
学費 80万円~110万円
滞在費(2か月) 15万円~21万円
生活費(2か月) 15万円~21万円
航空券 9万円~15万円
留学保険 12万円~18万円
ビザ費用 2万円
合計 135万円~190万円

Co-op(コープ)とワーホリのできないことの違い
Co-op(コープ)プログラムは週40時間以上の就労はできません。
またインターン先の企業での職種が限定されます。
対してワーホリはビザの取得制限、1年間の期間制限、年間6,500名の人数制限があります。

Co-op(コープ)プログラム ワーキングホリデー
  • 週40時間以上の就労はできない
  • インターン先の企業での職種はカレッジで先行した分野以外は選択できない
  • 就学期間は特に制限がないので長くカナダに滞在したい方に人気
  • ワーホリビザの取得は一緒に1度のみ、滞在期間は1年間。
  • ワーホリビザの延長はできない
  • 年間6,500名の人数制限がある
  • 最大6ヶ月までの就学が可能

カナダのCo-op(コープ)プログラムの人気の理由

カナダのCo-op(コープ)プログラムに参加することで経験値、英語力、将来性などの部分で大きなメリットがある点が特に大学生や転職・キャリアチェンジを考えている社会人の方に人気があります。

人気の理由その1:留学費用を稼ぎながら専門学習が受けられる!
カナダへの留学で最もネックになるのが資金面なのではないでしょうか?Co-op(コープ)プログラムでは有給インターンやアルバイトでお金を稼ぎながら留学ができます。留学前に必要な資金の圧縮につながり、カナダへの渡航のハードルを低くすることができるでしょう。
またワーホリとは異なりカレッジで専門学習を受けてからインターン先を探します。職場での待遇が良かったり、希望する業種の仕事を体験できたりするのが大きなメリットです。

人気の理由その2:就労体験が帰国後の差別化につながる!
近年、海外への留学に行く日本人学生が増えています。
就職活動や転職活動で留学の話を武器にしようと思っても、短期留学やオンライン留学といった方法とは違う良さを訴えなければならないでしょう。そこで、専門学習から職業体験まで幅広く経験できるCo-op(コープ)留学は、ほかの留学経験者とは違う、一つ上の価値を持っています。就職活動や転職活動で留学の話を武器にできること間違いなしです!

人気の理由その3:グローバルな視点で就職先を探すことができる!
Co-op(コープ)プログラムで培った経験を自信にすれば、グローバルな視点で職業を探すことができます。
日本の企業の採用方法は、ポテンシャル採用が一般的ですが、海外の企業では即戦力採用が基本です。
カナダでのCo-op(コープ)プログラムで学んだ専門学習の知識とスキルを生かして、即戦力として働いた経験があれば、新卒就職・転職ともに「日本の就職氷河期」と呼ばれる厳しい時期にも強い武器となるでしょう。

Co-op(コープ)で学べるプログラムの種類

Co-op(コープ)プログラムは専門学校、カレッジによって内容や期間が異なりますが、豊富なプログラムを準備しています。
企業管理や起業に関するビジネス系のプログラムから旅行やホテル業務に強いホスピタリティ系のプログラム、近年人気のIT系のプログラム、英語教育に関する教育系のプログラムなどがあります。

ビジネス系プログラム
ビジネスマネジメント・マーケティング・セールス・国際貿易・ヒューマンリソース・IT・プロジェクトマネジメント・秘書・会計・カスタマーサービス

ホスピタリティ系プログラム
ホスピタリティーマネジメント・ホテルマネジメント・カスタマーサービス・ツーリズム・フライトアテンダント

IT系プログラム
グラフィックデザイン・アニメーション・2D/3Dデザイン・ウェブデザイン・アニメーション・プログラミング

教育系プログラム
翻訳/通訳・幼児教育・英語教育

カナダのCo-op(コープ)留学を準備する際の気をつけるべきこと

英語力
COOPプログラムは専門プログラムになるので各プログラムに英語条件が設定されています。
カナダのテストの主流はIELTSやTOEFLになります。TOEICを認めている学校もありますが数は少ないです。 
プログラムにより英語条件は異なりますがIELTS 4.5(中級)~6.5(上級)の英語力が必要になります。

英語力が足りない場合はESL(英語クラス)からのスタートが可能です。但しその間はアルバイトができません。
もしカナダ到着後すぐにアルバイトをしたい場合は、日本でオンラインESLを受講できる学校もあるので、日本でオンラインESLを受講して英語条件をクリアしてからCOOPビザでカナダ入国すると良いでしょう。

COOPのはじめの一歩は今の英語力を知り、準備をすることです。IAJPでは外国人講師によるオンラインマンツーマン英語レッスンやレベルテストを提供していますので英語力に自信がない方は気軽にご相談ください。

Co-op(コープ)プログラムがあるおすすめの学校紹介

カナダのCo-op(コープ)プログラムがあるおすすめの学校を紹介します。

  • TAMWOOD College

    大都市とリゾート地両方にキャンパスを構えるTAMWOOD Collegeで実践的な就労経験を!TAMWOOD Collegeはビジネス、IT、ホスピタリティの分野に強い専門カレッジです。

    TAMWOOD Collegeはカナダの大都市バンクーバーとトロント、リゾート地として有名なウィスラーの3か所にキャンパスを構えるカレッジです。「カナダで実践的な就労体験を行いたい!」という留学生の要望に応えるため、最適化された専門学習のプログラムが用意されており、実践的な職場でのCo-op(コープ)経験を積むことができます。語学学校が付帯しているため英語力に不安がある人でも安心して入学できるカレッジです。

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  • Greystone College

    カナダとオーストラリアでキャリアを積みたいあなたはGreystone Collegeへ!Greystone Collegeはビジネス、ホスピタリティ、教育の分野に強い専門カレッジです。

    カナダではバンクーバーとトロント、モントリオールに拠点があり、ILSC語学学校で英語を学習したのちにビジネス、ホスピタリティ、教員養成の分野で必要な社会人スキルをカレッジで学習します。カレッジで学習した内容をCo-op(コープ)プログラムで体現することで、すぐに実践的な実務経験が積めるのが特徴です。

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  • Vancouver International College Career Campus

    アクセス抜群!バンクーバーの中心地で楽しいCo-op(コープ)体験をしたいならVIC Career Campus!VIC Career Campusはビジネス、ホスピタリティ、教育の分野に強いカレッジです。

    VIC Career キャンパスは、質の高い講師陣が学生の専門学習をサポートします。ディスカッション、ディベート、ストーリーテリング、実例やその他さまざまな方法や演習を通じて、一人一人の生徒に刺激を与えていくことを意識した授業を行っています。積極的なリーダーを育成することを目的として丁寧に授業を行ってくれるカレッジです。

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  • ILAC international college

    カナダの主要都市トロントとバンクーバーで即戦力として活躍するならILAC international collegeへ!ILAC international collegeはビジネスやセールスマーケティングの分野に強いカレッジです。

    ILAC international collegeはカナダの主要都市トロントとバンクーバーに拠点を置いているイングリッシュカレッジです。オンラインESLもあるので日本からのスタートも可能。安くで留学したい方にオススメ。専門分野はビジネス、セールス&マーケティング、カスタマーサービスの3つです。英語でのスピーチやセミナーへの参加を通して、現地でのプレゼンテーションスキルを高めましょう。

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  • VGC International College

    国際色豊かなVGCカレッジでビジネスプログラムを学んで実践的なインターンに参加しよう!VGC International Collegeはカスタマーリレーションやビジネスコミュニケーションに強いカレッジです。

    語学学校VGC International Collegeが開設しているキャリアカレッジ。
    専門学習6か月+Coopインターン6か月のプログラムが受講できます。
    国際色豊かなクラスメイトと刺激しあって世界に羽ばたくリーダーの育成を目指しています。

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  • SELC College

    最短6か月(3か月座学+3か月インターンシップ)プログラムを持つ専門学校SELC College!SELC Collegeはビジネス、ホスピタリティの分野に強いカレッジです。

    この学校は人気都市バンクーバーの中でも、観光地として最も人気なエリア「ガスタウン」に位置しており、美しいバンクーバー湾やグラウスマウンテンを眺めながら授業を受けることができます。
    「世界に羽ばたく人材育成」を目指した多様なカリキュラムが用意されています。
    将来の就職に向けた実践的な学習がしたい方におススメの学校で、特に就職探しサポートを行うCo-op(コープ) Officerに加え、4名の日本人スタッフが常駐しているので個々に合わせたサポートを受けることが可能。

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  • Canadian College

    カナダのカレッジのディプロマも取れる学校Canadian College!Canadian Collegeはビジネス、ホスピタリティ、国際貿易、プロジェクトマネージャー、ITの分野に強いカレッジです。

    この学校はダウンタウンの中心地のとても治安の良い場所にある学校です。
    また教材は全て電子化されているので授業はパソコンやタブレットなどを使用する最先端のシステムを取り入れています。国籍制限(入学規制)を持っている学校ですので国籍のバランスが良い学校です。

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  • VANWEST College

    大学生の休学留学で有給インターンシップをするならVANWEST College!VANWEST Collegeはビジネス、ホスピタリティ、教育の分野に強いカレッジです。

    この学校は、1988年に創立され、バンクーバとケロウナにキャンパスを持つ学校です。
    バンクーバキャンパスはダウンタウン中心地にあり設備が揃った施設です。
    学生寮を持つ数少ない学校です。

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  • Cornerstone International Community College of Canada(CICCC)

    最短8か月修了のCo-op(コープ)プログラムを持つコミュニティカレッジCornerstone International Community College of Canada(CICCC)!CICCCはビジネス、ホスピタリティ、ITの分野に強いカレッジです。

    Cornerstone International Community College of Canadaはバンクーバにあるコミュニティカレッジ。いわゆる専門学校です。カナダでは専門学校の学生は学生ビザでも週20時間働くことができるので資金面でも◎毎月1回入学日が設定されているプログラムが多いのでスタートしやすいです。
    オンラインESLも持っているので日本から授業をスタートすることが可能です。安くで留学したい方にオススメの学校です。

    詳細はこちら

Co-op(コープ)プログラムまとめ

「留学後の就職活動で専門スキルをアピールしたい!」
「転職、就職に活かせる専門資格をとりたい!」
「英語が飛び交う環境で働いた経験を自信に変えたい!」

という方にはCo-op(コープ)プログラムがおすすめです。

Co-op(コープ)プログラムは「英語学習」⇒「専門学習」⇒「有給インターン」の3段階のステップを踏むことができます。
また企業管理や起業に関するビジネス系のプログラムから旅行やホテル業務に強いホスピタリティ系のプログラム、近年人気のIT系のプログラム、英語教育に関する教育系のプログラムなど豊富なプログラムが用意されています。
初期投資の費用を抑えて専門学習を受けられるCo-op(コープ)プログラムを、あなたもぜひ一度検討してみてはいかがでしょうか?

IAJPの強み

★COOPプログラムで大切なのは英語力です。
IAJPでは出発前に英語力をしっかりつけてカナダで自力で行動できる1つ上の留学経験ができるようにCOOP留学される方に最大24週間の外国人講師によるオンラインマンツーマン英語レッスンを無料提供しています。
またレベルテストを提供していますので英語力でお悩みの方は気軽にご相談ください。

★経験豊富のカナダ留学アドバイザーがサポートします。
カナダ在住時に1000人以上の留学生をサポートしてきました。キャリアコンサルタントの知識のあるカナダのスペシャリストが実際に現地で留学生が悩むポイントなどの体験談をお伝えしながらCOOP留学をサポートします。

よくある質問

ABC州の場合、Co-op(コープ)プログラムでの就労経験は有給であることが法律で決められていますが、オンタリオ州はそのような決まりがありませんので無給の場合もあります。
ただ逆をいうと有給の方が仕事探しの上でハードルが高いです。自分が高い目標のポジションを目指す場合は面接力が必要になります。無給の方が面接では採用が高くなるというとメリットがあることもありますので無給と有給で採用の選択肢が広がるのがトロントとも言えます。

A基本Co-op(コープ)は就学プログラムに含まれた実務経験(インターン)の期間は、学習内容を活かせる現場でなければなりませんので何でもいいというわけではなく、プログラム内容がビジネスであればオフィス業務、ホスピタリティであれば接客業など、、プログラム内容に準じた先での実務経験であることが卒業するための必須条件になります。
但し、就学中の週20時間の就労はそれには該当しませんのでどの業種でアルバイトしても問題ありません

A基本COOPは現地のカナダ人と同じように就職活動になりますので、学校が仕事探しの方法や面接、履歴書の書き方などサポートしてくれるのがワーホリとは違う大きな特長です。
基本自分で仕事探し→面接をしますが、学校によっては手配保証をしている学校もありますし、学校がジョブフェアを行ったり、専属アドバイザーが仕事探しの紹介など就職サポートしてくれますのでそういった学校サポートを積極的に利用して英語圏でも自力で仕事探しができる力を身につけていきましょう。

A例えば、Hospitality系(接客分野)のコースの場合、ホテルや観光スポットの受付業務は大変人気です。その他日本での経験やスキルを活かして美容院や服屋などの販売スタッフなどで勤務されている方もいます。
その他Business分野の場合、オフィスワークが多くなります。コース内容を活かし、広告代理店でマーケティングをされている方もいます。
HospitalityもBusinessと言っても、応用が聞く分野になります。コース内容から少しずれているお仕事でも一部が一致していれば問題ない場合もありますのでまずは学校に相談してみましょう。

ACOOPの時間数を修了しないと修了証はもらうことができません。学校によってはカナダ国外での経験でもインターンシップ時間として認める学校もありますが、カナダ国内でインターンを希望される方がほとんどですので面接に合格できる先を1日も見つけ実務に入る方がほとんどです。希望のインターン先にすぐに決まるように座学の間もしっかり英語力も含め勉強して準備をしていきましょう。バンクーバーやトロントなどの大きな都市での仕事探しは条件を厳しくしなければ全く見つからないということはないかと思います。

Aインターン先を見つけなければいけないのでバンクーバーやトロントなどの大都市が人気です。また接客業やホテル業であればカルガリーやビクトリアなど観光スポットも人気です。
通常COOPは2年プログラムが主流ですが1年以内で修了するプログラムを持つ学校はバンクーバーが多いです。カナダは州によって教育の法律が違いますので就学期間などで地域を決めても良いかと思います。

A学校やコースによりますが、カスタマーサービスであればIELTS4.5(TOEIC約500点)からビジネス系ですとIELTS 6.5(TOEIC700以上)で受講できるものもあります。平均としてIELTS5.5-6.0(準上級)あるとプログラムの選択肢は増えるかと思います

A州によってことなりますが例えばバンクーバーであれば時給15ドルになります。
COOP座学の時期は週20時間のアルバイト、インターンの時は週40時間の就労を見込むことができますので、20時間のアルバイトの場合は約1200ドル/1ヶ月、週40時間の場合は2400ドル/1ヶ月の収入を見込むことが可能です。
カナダの家賃は600-1300ドルになるので生活費に充てに十分なるかと思います。

A学校やコースによりますが1つの目安として1年コースのプログラムであれば120-180万円ほどを(※レートによる)準備されると良いかと思います。

【体験談】

HARUNAさん(トロント・ILAC)

■COOPをした理由とカナダを選んだ理由
学生の頃から海外旅行をすることが多く、いつかは英語を完全に習得するために長期留学をしたいと思っていました。
やるからには若いうちが良いと思ったので、高校卒業後に行くことを決めました。カナダは自然が豊かで英語の発音も綺麗だと聞き、また、アメリカに比べると安全なので、少しでも親を安心させたいと思い、カナダを選びました。

■学業生活について(授業の形式、試験や課題など)
ILAC語学学校では、初日に文法問題と英語の面接によってクラスが分けられます。
レベルが1~17まで細かくあり、クラス変更し違う先生の授業を受けることもできるので、自分にあったクラスを選べるのはとても良かったです。初めての授業は、先生が何を言っているのか難しかったですがゆっくり話してほしいと伝えると先生も努力をしてくれました。
私がした努力は、渡加後3ヶ月間は日本人と出会っても全く日本語を話さないようにしていました。
学校内にいると日本語で話しかけられることもありましたが英語で答えていたので、授業が終わっても英語、ホームステイ先へ帰っても英語、というまさに求めていた環境を楽しみました。カレッジ生活はプレゼンや課題が多く毎日必死でしたが、ディプロマが欲しい、成し遂げたいという気持ちを何回も思い出し乗り越えました。

■住居(寮、フラット、ホームステイなど)はどうやって探しましたか?
最初の1年2ヶ月間はホームステイをしていました。
とても良くしてくれるホストファミリーだったので長期でお世話になりましたが、仕事を始めるタイミングで自立しようと思いシェアハウスを探しました。気をつけていたことは、必ず実際にその部屋に行き大家と会い、その家でベッドバグ問題が今までに無かったか、家賃には何が含まれているか(Wi-Fi、光熱費等)などを確認していました。

■どのような仕事をしましたか?その仕事はどうやって探しましたか?
私は4つの仕事を経験しました。一つ目は、カレッジのCOOPプログラムでインターンシップがあり、その時募集していたILAC Teens Social Events Leaderに応募しました。これはILACへサマーキャンプに来る10代の学生団体をまとめ、観光や交流などのイベントを提供するスタッフでした。インターン修了後も引き続きILACのActivity deskで働きました。
二つ目は、ルームメイトが勤める派遣会社に登録されている大型インテリアショッピングモールで案内係として数ヶ月体験し、三つ目は友達が前年していた夏季限定移動式遊園地で働き、最終的には世界最大会計事務所Deloitteでハイレベルなサービスを提供する会社へ友達の紹介で入社し、サーバーやバーテンダー、ケータリング業を経験しました。カナダはコネクションが大事だと聞いたので、私は人との繋がりを全面に活用しました。

■留学全般感想、カナダでしてよかったこと、大変だったこと、楽しかったこと、学んだこと、発見したこと、変わったことなど、具体的なエピソードを交えながら体験談を書いてください。
留学に行って本当に良かったです。自分を知り、成長させる良い経験をたくさんしました。特にトロントは人種・文化が多様なので、自分が常識と思っていたことでも他の文化では全く違ったりすることを学び、違うという事を知っていると、相手を理解しようと視野を広く持つようになりました。本当にあっという間の留学期間でした。トロントは都会でありながら自然もあり、親切な人が多く差別も少ない本当に良いところでした。私の第二の故郷になりました。

■現在の活躍の様子を教えてください。今回の経験をどのようにいかしていていますか?
帰国後は旅行をたくさんしています。韓国へ二度、マレーシアへ一週間、ヨーロッパへ5週間行きました。
EUでは9カ国(16都市)を周遊しほとんどの都市で、トロントで出会った友達と会いました。
また他の国でワーホリをしようと考えていますが、日本で働くことも経験したいと思い、今は就活中です。
私は、ワーホリの事を軽視している人や企業があると聞きました。確かに、1年間現実逃避として活用する人もいます。だけど私はそう思われたくないと強く思い、この海外生活の経験を将来使えるものにしようと意識してきました。
私が留学中何をし、何を学んで来たか、それを上手く伝えられるよう沢山の人と話をしています。英語ができることによって仕事の選択肢は広がりますが、現代はそれだけでは足りないので今は自分を磨き上げる勉強をする予定です。

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