

最終更新日:2025年2月26日
目次
「海外留学にクレジットカードの付帯保険は使える?」
「クレジットカード付帯の海外旅行保険のトラブル事例は?」
「ワーホリに行く場合におすすめの保険付きクレジットカードは?」
これから留学やワーホリに行く方の中には、クレジットカード付帯の海外旅行保険について興味がある方が多いでしょう。中長期渡航者が安心して使える90日間のクレカ付帯保険は、カードの種類やグレードによって補償内容や利用条件に決まりがあります。
そこで本記事では、クレカ付帯の海外旅行保険のメリット、デメリットを解説したうえで、おすすめのクレジットカードを紹介します。また、選び方のポイントやクレカ付帯の海外旅行保険でよくあるトラブルの事例やその解決策について解説しますので、ぜひ最後までご覧ください。

クレジットカード付帯の海外旅行保険だけで留学やワーホリの期間をカバーすることは、補償内容や保証期間を考慮すると十分であるとは言えません。クレカ付帯保険は、保証期間が90日程度と短く、長期間の留学やワーホリには不向きです。
また、補償内容も限定されることが一般的です。たとえば、医療費の上限が低かったり、歯科治療や持病に対応していなかったりするケースがあります。
海外での長期滞在は、病気やケガのリスクが高まるため、滞在期間をすべてカバーし、治療費が無制限に近い海外旅行保険に加入することをおすすめします。クレジットカード付帯の海外旅行保険は、海外旅行保険の補助として捉えておきましょう。
クレジットカードの付帯保険と海外留学用の旅行保険は、補償期間や補償内容に大きな違いがあります。
| クレジットカードの付帯保険 | 海外留学用の旅行保険 | |
| 補償期間 | 90日程度 | 海外留学期間すべて |
|
保証限度額 (支払限度額の例) |
上限あり (例:傷害治療費用100万円) |
無制限のプランあり (例:傷害治療費用2,000万円) |
|
日常生活での賠償 /家財に対する補償 |
△(プランによる) | 〇(プランによる) |
|
スポーツやアクティビティの ケガによる治療 |
△(プランによる) | 〇(プランによる) |
|
ワーホリ就労中のケガによる 労災補償 |
△(プランによる) | 〇(プランによる) |
クレジットカードの付帯保険は短期旅行向けの補助的なものです。一方で、海外留学用の旅行保険は1年間以上の長期契約も可能です。

クレジットカード付帯の海外旅行保険のメリットは、こちらの3つです。
1.保険料の追加費用が必要ない
2.加入手続きがなく自動的に保険が適用される
3.複数のカードを保有して保証範囲を広げられる
それぞれ解説します。
クレジットカード付帯の海外旅行保険は、カードの年会費以外に追加の保険料が発生しません。カードを持っているだけで自動的に適用され、毎月の支払いや保険料の前払いは一切ないためです。
たとえば、一般的な海外旅行保険の場合、旅行期間や補償内容に応じて数千円から数万円の保険料が必要です。クレジットカード付帯の海外旅行保険の場合、年会費が少し高額なゴールドカード以上のランクのカードを選んだとしても、一般的な海外旅行保険よりも保険料を抑えられるでしょう。
クレジットカード付帯の海外旅行保険は、カードが発行されたときからすでに付帯保険に加入しているため、別途保険会社で手続きをする手間がありません。海外滞在時にクレカを持っているだけで、自動的に保険が適用されます。
また、保険証券を持ち歩く必要がないことも魅力です。万が一のときには、手元のカード番号さえわかれば、サポートデスクに連絡して対応してもらえます。
留学やワーホリの準備では、ビザや航空券、入学書類など、さまざまな手続きの手間がかかります。クレカ付帯の海外旅行保険を活用することで、保険加入の手間が省けるため、重要な手続きに集中して取り組むことが可能です。
クレジットカード付帯の海外旅行保険は、複数のカードを保有しすることで補償範囲を拡大することが可能です。保険の補償内容はクレジットカードごとに異なるため、それぞれのカードに得意分野と不得意な分野があります。複数カードを組み合わせることで、補償項目によっては合算して適用できるケースがあります。
また、親が持っている高いランクのクレジットカードの「家族カード」を発行することで、子供がより手厚い海外旅行保険に加入できるケースもあります。とくに高校留学やジュニア向けキャンプに参加する方は、家族カードで保険を適用することがおすすめです。

クレジットカード付帯の海外旅行保険は、補償内容が不十分な場合がある点がデメリットと言えます。また、ほかにもこちらの2つがリスクとして挙げられます。
1.利用条件が複雑な場合がある
2.サポート体制が不十分な場合がある
それぞれ解説します。
クレジットカード付帯の海外旅行保険には、「自動付帯」と「利用付帯」の2種類があります。
| 自動付帯 |
・カードを持っているだけで自動的に保険が適用される ・一般的に年会費が高いカードに多い |
| 利用付帯 |
・旅行代金や航空券などをそのカードで支払った場合のみ適用される ・年会費が安いまたは無料のカードでも付帯していることが多い |
たとえば、利用付帯の場合は、そのクレジットカードで旅行代金や航空券などを支払うことで、海外旅行保険の適用を受けられます。カードの有効期限が切れていたり、支払い期限が切れていたりする場合は、補償の対象外となるため注意が必要です。
クレジットカード付帯の海外旅行保険は、保険会社の海外旅行・留学専用の保険に比べると、海外での緊急時におけるサポート体制が十分に整っていない場合があります。
たとえば、24時間日本語対応のサポートデスクがないことがあります。また、提携医療機関が少なく、一度自己負担した後に後で請求することが一般的です。
言語に不安がある海外で、医療対応がスムーズに進まないと大きなストレスがかかります。心配な方は、ケガや病気で医療サービスを受けたときにキャッシュレス診療の対応がある海外旅行保険に加入しましょう。

留学・ワーホリにおすすめな海外旅行保険付きクレジットカードは、こちらの3枚です。
1.楽天カード
2.エポスカード
3.三井住友カード ゴールド(NL)
番外編.Booking.comカード
それぞれ紹介します。(※本ページはプロモーションが含まれています。)
カナダ留学におすすめのクレジットカードとは?国際送金・管理の方法や費用、学生でも使えるクレカの選び方を解説!

楽天カードは年会費永年無料のお得なクレジットカードです。 学生限定カードには海外保険付帯のものもあるため、「はじめての1枚」におすすめのカードと言えます。
| 年会費 | 永年無料 |
| 利用条件 | 利用付帯 |
| 海外旅行保険 |
【傷害死亡・後遺障害】2,000万円 【傷害治療費用】200万円 【疾病治療費用】200万円 【賠償責任(自己負担額なし)】3,000万円 【救援者費用】200万円 |
日本で決済したツアーや宿泊が保証条件となります。無料クレカの中では安定感のある補償内容と言えます。楽天カードの詳細についてはこちらからご確認ください。
画像引用・参照:トップページ|楽天カード

エポスカードは、カード番号と名前が裏面に記載されているスマートなデザインのクレジットカードです。廃棄プラスチックのリサイクル素材を採用しており、環境にも配慮したサステナブルなカードと言えます。
| 年会費 | 永年無料 |
| 利用条件 | 利用付帯 |
| 海外旅行保険 |
【傷害死亡・後遺障害】2,000万円 【傷害治療費用】50万円 【疾病治療費用】50万円 【賠償責任(自己負担額なし)】2,000万円 【携行品損害(免責3,000円)】15万円 【救援者費用】100万円 |
世界38都市の現地デスクを構えており、日本語対応してくれる安心感があります。
画像引用・参照:トップページ|エポスカード

三井住友カードのゴールドカードです。カード利用で0.5%分の「Vポイント」が還元されます。
| 年会費 | 5,500円(税込) |
| 利用条件 | 利用付帯 |
| 海外旅行保険 |
【傷害死亡・後遺障害】2,000万円 【傷害治療費用】100万円 【疾病治療費用】100万円 【賠償責任(自己負担額なし)】2,500万円 【携行品損害(免責3,000円)】20万円 【救援者費用】150万円 |
充実した海外旅行保険のほかにも、最高300万円のショッピング補償がついています。海外留学の準備にも活用できるクレジットカードです。
画像引用・参照:トップページ|三井住友カード ゴールド(NL)

Booking.comカードは三井住友カードの提供する最大6%の高還元クレジットカードです。
残念ながら2021年9月30日(木)をもって新規入会の受付は修了しています。そのため、持っていたらレアなカードとして番外編として紹介しています。
| 年会費 | 永年無料 |
| 利用条件 | 利用付帯 |
| 海外旅行保険 |
【傷害死亡・後遺障害】2,000万円 【傷害治療費用】50万円 【疾病治療費用】50万円 【賠償責任(自己負担額なし)】2,000万円 【携行品損害(免責3,000円)】15万円 【救援者費用】100万円 |
年会費が永年無料にもかかわらず、最大2,500万円の旅行傷害保険も付帯しています。Booking.comカードの詳細についてはこちらからご確認ください。
画像引用・参照:トップページ|Booking.comカード

留学・ワーホリのクレカ付帯の海外旅行保険を選ぶときには、こちらのポイントを抑えることが重要です。
1.留学期間から逆算して保険を考える
2.留学・ワーホリ専門の留学エージェントに相談する
3.クレジットカード付帯保険と専門保険を組み合わせる
それぞれ解説します。
留学・ワーホリのクレカ付帯の海外旅行保険を選ぶときには、留学期間から逆算して保険を考えることが重要です。クレジットカード付帯の海外旅行保険は、補償期間が90日に限定されています。
3か月以上の留学や1年間のワーホリに参加する方は、まずは自分の滞在予定期間を明確にしておきましょう。そのうえで、クレカ保険の補償期間を超える部分をどうカバーするか事前に計画することが重要です。
また、一時帰国の予定がある場合は、その都度保険が更新されるタイプのカードを選ぶと良いでしょう。
留学・ワーホリのクレカ付帯の海外旅行保険について調べるときは、留学・ワーホリ専門の留学エージェントに相談することも選択肢に入れましょう。プロの目線からみて留学生やワーキングホリデーの現地に即した保険プランを提案してくれます。
また、留学先特有のリスクに備えるために必要な保険についても詳しく教えてもらえます。無料で相談できるエージェントも多いので、渡航前に一度相談してみると安心です。
コスト効率を考えるなら、クレジットカードの付帯保険と留学専門の海外旅行保険を合わせる方法が最適解と言えます。とくに、「留学(ワーホリ)は自己責任で行く!海外旅行保険は最低限でいい!」という方におすすめです。
たとえば、最初の90日間はクレカ保険でカバーし、それ以降の期間は専門保険に加入する方法があります。また、クレカ保険では補償額が低い治療費や携行品の保証を上乗せで専門保険に任せる方法も有効です。

クレジットカード付帯の海外旅行保険に関するよくあるトラブル事例は、こちらの4つです。
1.海外の医療費が高額ですべてを保証できない
2.旅行代金を別のクレジットカードで支払い保険が適用されない
3.3か月を超える留学で保険期間が終了してしまい保険が適用されない
4.パソコンやカメラなどの携行品損害の補償が薄い
とくに、近年円安の影響を受けて海外の医療費が相対的に上昇しています。「決して大きな事故や病気ではないのに、請求された医療費が高額だった!」という事例は後を絶ちません。
日本のクレジットカード会社の付帯保険は、日本円で上限額が設定されていることが一般的です。必要に応じて、海外の保険会社を活用するなどして、対策を取りましょう。

これから留学やワーホリに行く方で、「少しでも保険にかかる費用を節約をしたい!」という方は、「クレカ付帯の海外旅行保険+民間保険」の組み合わせがおすすめです。クレジットカード付帯の海外旅行保険は日本出発日から90日(約3か月)が通常加入期間となります。
91日目以降は、現地もしくは日本の保険会社の海外旅行保険に加入して、保険期間が途切れないように注意が必要です。
IAJP留学センターでは、カナダ留学・ワーホリに興味がある方に向けて、無料のカウンセリングを実施しています。ほかにもワーホリビザの申請サポートや語学学校の紹介など、留学生ファーストのサービスを提供しています。興味がある方は、公式LINEまたは問い合わせフォームからご連絡ください。

野澤治子
NPO留学協会認定資格(NO62057)カナダ専門留学アドバイザー。
カナダ(トロント、バンクーバー)で4年滞在。
バンクーバで留学カウンセラーとして年間900人以上の留学生をサポートしてきました。
自分が留学した際に経験して感じたことや失敗談をなど自分のカナダでの留学経験を活かし「最初の1歩を踏み出す後押しができる」そんな「留学アドバイザー」でいれたらと思います。 特にカナダワーキングホリデーの中でも私は「ギリホリ」を経験者なので「キャリアアップ」につなげたい社会人の方応援します! また2人の子供がいるので私の経験を活かしお子様の英語教育から高校留学など少しでも英語や留学を身近に感じていただけるお手伝いをさせていただきます。気軽に相談下さい。