

最終更新日:2026年2月15日
「カナダへの短期留学で在留届は必要?」
「外務省のたびレジってどんなサービスなの?」
「カナダワーホリで在留届のオンライン申請はできる?」
カナダへの留学やワーホリを考えている方なら、一度は疑問に思うポイントではないでしょうか。
結論からいうと、3ヶ月以上カナダに滞在する場合は、在留届の提出が法律で義務付けられています。
一方、3ヶ月未満の短期留学には「たびレジ」の登録が推奨されています。
そこで本記事では、カナダへの長期留学やワーキングホリデーに必要な在留届の提出方法や注意点を解説します。
また、短期滞在者向けの外務省サイト「たびレジ」のメリットや登録方法についても紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。

カナダへの長期滞在中、万が一の緊急事態に備えるために重要な手続きが「在留届」の提出です。
ここからは、提出の目的やメリット、申請費用について順番に解説します。
カナダに限らず海外に3ヶ月以上滞在する日本人は、在留届を提出する法的義務があります。
旅券法第16条で、「旅券の名義人で外国に住所又は居所を定めて三月以上滞在するものは、外務省令で定めるところにより、当該地域に係る領事官に届け出なければならない。」との記載があるためです。
語学留学や大学進学、ワーキングホリデーなど、滞在目的にかかわらず適用されます。
たとえば、バンクーバーに1年間の語学留学をする場合も、トロントで2年間の専門学校に通う場合も、いずれも在留届の提出が必要です。
「留学だから関係ない」と思わず、渡航前に必ず確認しましょう。
参照:旅券法(昭和二十六年法律第二百六十七号)|e-gov法令検索
在留届を提出する最大の目的は、テロや大地震、感染症などの緊急事態に備えることです。
大使館や総領事館などの在外公館が、現地在住の日本人の人数や居場所を把握することで、迅速な安否確認や日本政府からの支援を受けることが可能です。
とくに近年は、海外での自然災害や政情不安が増えています。
自分の安全を守るためにも、在留届は提出しましょう。
在留届を提出すると、大使館や総領事館から現地の最新情報が届き、このようなメリットがあります。
・犯罪や感染症、災害情報をリアルタイムで受け取れる
・有事のときに帰国支援などの日本政府のサポートを受けやすくなる
・在外選挙人名簿への登録により、海外にいながら日本の選挙に参加できる
手続き自体はオンラインで完結するため、時間を見つけて申請するようにしましょう。
在留届の提出に費用は一切かかりません。
また、オンラインシステム「ORRネット」を使えば、自宅から数分で手続きが完了します。
現地での手続きを後回しにすると、忙しくなってつい忘れてしまいがちです。
カナダに着いて住まいが確定したら早めに済ませましょう。

在留届はオンライン提出システム「ORRネット」から申請できます。
具体的なステップはこちらです。
1. 必要書類を用意する
2.オンライン在留届(ORRネット)にアクセスする
3.アカウントを作成し、正確な情報を入力する
4.メールで登録完了通知を受け取る
番外編.カナダの日本大使館・総領事館へ郵送や直接持参も可能
それぞれ解説します。
手続きに必要な情報は事前に準備しておくとスムーズです。
以下のものを手元に用意してください。
・有効なパスポート(※有効期限を確認してください!)
・メールアドレス
・カナダ国内の滞在先住所・電話番号(※未定の場合は確定後に更新可能です!)
・緊急連絡先(※日本国内および現地カナダで使用できるもの!)
住所が決まっていない段階でも仮登録でき、引越し後に情報を更新できます。
到着直後でも焦らず手続きを進めましょう。
まずは外務省が運営する「ORRネット(オンライン在留届)」にアクセスします。
スマートフォンやパソコンのブラウザから利用可能です。
とくに難しい操作は不要で、案内に沿って情報を入力するだけで手続きが完了します。
ORRネットのトップページから「新規登録」を選び、メールアドレスを入力してアカウントを作成します。
認証メールが届いたら、記載されたURLからログインし、パスポート情報、滞在先住所、緊急連絡先などを入力します。
情報の入力ミスは緊急時の連絡に支障をきたす恐れがあります。
とくにパスポートの氏名スペルや住所は、原本を見ながら正確に入力してください。
入力が完了すると、登録したメールアドレスに「在留届受理のお知らせ」が届きます。
このメールが届けば手続きは完了です。メールは大切に保管しておきましょう。
なお、引越しや帰国日の変更があった場合も、ORRネットにログインして情報を更新できます。
オンライン手続きが難しい場合は、郵送や直接持参で提出することも可能です。
大使館や総領事館など各在外公館のWebサイトから用紙をダウンロードしましょう。
たとえば、ネット環境が整う前の渡航直後や、入力に不安がある方にはこの方法が便利です。
ただし、郵送の場合は到着まで数日かかるため、できる限り早めに手配しましょう。

在留届は提出するだけでなく、手続きのときに気をつけるべき3つのポイントがあります。
1.カナダ到着後、住まいが決まってから速やかに提出する
2.カナダ国内でも管轄の日本大使館・総領事館は異なる
3.日本へ帰国するときは「帰国届」を提出する
それぞれ解説します。
在留届は、カナダ到着後に住まいが確定してから速やかに提出することが推奨されています。
たとえば、語学学校の寮やホームステイが確定したタイミングで提出するのが理想的です。
到着後1〜2週間以内を目安に手続きを済ませるようにしましょう。
また、住所が決まっていない段階でも仮登録は可能です。
カナダは国土が広く、地域によって管轄する在外公館が異なります。
在留届の提出先は、滞在地に応じて正しい公館を選びましょう。
| 地域 | 管轄の在外公館 |
| バンクーバー・ビクトリア方面 |
在バンクーバー日本国総領事館 ▼住所 900-1177 West Hastings Street, ▼電話番号 +1-604-684-5868 |
| トロント・オタワ・モントリオール方面 |
在トロント日本国総領事館 ▼住所 Suite 3300, 77 King St West, ▼電話番号 +1-416-363-7038 |
| カルガリー・エドモントン方面 |
在カルガリー日本国総領事館 ▼住所 Suite 950, 517-10th Avenue SW, ▼電話番号 +1-403-294-0782 |
ORRネットで手続きする場合、滞在地を入力すると管轄公館が自動で選ばれるため安心です。
なお、転居のときは届け出先が変わる場合もあるので注意しましょう。
日本へ帰国する際は、在留届の手続きとあわせて「帰国届」を提出する必要があります。
帰国届を出さないと、在外公館の名簿に情報が残り続け、不要な安全情報メールが届く場合があります。
帰国届もORRネットからオンラインで提出できるため、帰国前後のタイミングで忘れず手続きを行いましょう。

カナダへの短期留学を予定している方には、外務省の「たびレジ」への登録が推奨されています。
ここからは、たびレジの特徴やメリット、申請費用について解説します。
たびレジは、外務省が提供する海外安全情報の配信サービスです。
3ヶ月未満の短期滞在者には在留届の提出義務はありませんが、たびレジに登録することで緊急時の連絡体制を整えられます。
たとえば、1〜2ヶ月の語学留学やワーホリの準備渡航など、短期での滞在でも安全対策は欠かせません。
とくに海外が初めての方こそ、登録を強くおすすめします。
たびレジに登録するメリットは、以下のとおりです。
・犯罪やデモ、感染症、災害情報がリアルタイムで届き、危険を回避できる
・日本にいる家族のメールアドレスも追加でき、同じ安全情報を共有できる
海外では日本にいるときと比べて情報収集の手段が限られます。
とくに緊急時の連絡や安否確認など、重要な情報を提供してくれる「たびレジ」への登録はおすすめです。
たびレジの登録は完全無料です。申請料や手数料は一切かかりません。
スマートフォンやパソコンから数分で登録できます。
カナダへ出発する前に、ぜひ登録を済ませておきましょう。

たびレジの登録はオンラインで完結します。
以下の手順に沿って進めると、スムーズに完了できます。
1.外務省のたびレジ公式サイトにアクセスする
2.メール認証またはLINE連携する
3.旅行・渡航情報を入力する
4.登録完了のお知らせメールを受け取る
それぞれ解説します。
まずは外務省公式の「たびレジ」サイトにアクセスします。
公式サイトのトップページにある「新規登録」ボタンからアカウントを作成してください。
一度アカウントさえ作れば、次回以降も継続して利用できます。
スマートフォン・パソコンどちらからでも利用できます。
参照:たびレジ|外務省
新規登録画面でメールアドレスを入力するか、LINE連携を選択します。
メール認証を選んだ場合は、入力したアドレスに認証メールが届きます。
LINEアカウントをお持ちの方はLINE連携が簡単です。
メール・LINEのどちらの方法でも、登録後の機能に差はありません。自分が使いやすい方法を選びましょう。
認証完了後、パスワードの設定や旅行先、滞在期間、個人情報を入力します。
また、緊急連絡先として、日本にいる家族のメールアドレスも登録できます。
渡航情報の入力は、搭乗する便名や宿泊先を入力する必要はありません。
国と滞在期間のみで登録できるため、未確定の部分があっても、わかる範囲で入力しましょう。
入力が完了すると、「【登録完了のお知らせ】」というメールが届き、登録は完了です。
以降はカナダ関連の安全情報が自動で届くようになります。
登録後も渡航情報の変更や追加はいつでもマイページから行えます。
滞在期間が延びた場合は忘れずに更新しておきましょう。

カナダに3ヶ月以上滞在する場合、在留届の提出は旅券法で定められた義務です。
オンライン(ORRネット)から無料で手続きでき、緊急時の安全確保に直結します。
3ヶ月未満の短期留学では義務はありませんが、たびレジへの登録が強くおすすめです。
最新の安全情報をリアルタイムで受け取れるため、初めての海外でも安心して滞在できます。
IAJP留学センターでは、カナダ留学・ワーホリに関する無料カウンセリングを実施しています。
カナダ留学経験を持つ経験豊富なカウンセラーが、どんなお悩みでも親身になって対応いたします。
ご希望の方は公式LINEまたはお問い合わせフォームからご連絡ください。

野澤治子
NPO留学協会認定資格(NO62057)カナダ専門留学アドバイザー。
カナダ(トロント、バンクーバー)で4年滞在。
バンクーバで留学カウンセラーとして年間900人以上の留学生をサポートしてきました。
自分が留学した際に経験して感じたことや失敗談をなど自分のカナダでの留学経験を活かし「最初の1歩を踏み出す後押しができる」そんな「留学アドバイザー」でいれたらと思います。 特にカナダワーキングホリデーの中でも私は「ギリホリ」を経験者なので「キャリアアップ」につなげたい社会人の方応援します! また2人の子供がいるので私の経験を活かしお子様の英語教育から高校留学など少しでも英語や留学を身近に感じていただけるお手伝いをさせていただきます。気軽に相談下さい。