

最終更新日:2025年11月7日
目次
「カナダのスーパーマーケットには何が売っているの?」
「カナダでアジア系食品が買えるおすすめのスーパーはある?」
「ぶっちゃけカナダのスーパーって安さと品揃えが微妙そうだけど実際どう?」
これからカナダ留学に行く方のほどんどが、カナダへの入国や生活が初めてでしょう。
実は、カナダのスーパーマーケットでは、「カート有料」や「出入り口が別」「基本的にビッグサイズ」など、日本にはない特徴があり、びっくりする留学生も少なくないです。
そこで本記事では、カナダ人の特徴や文化について触れた上で、安さや品揃えの観点からおすすめのスーパーマーケットを紹介します。
また、インターネットショッピングの普及率や税金・チップなど、買い物に行くときに気になる生活の基礎知識について解説します。
カナダ留学でのリアルな生活環境について詳しく知りたい方は、ぜひ最後までご覧ください。

カナダでは食料品を買いたいときに、日本と同じくスーパーマーケットに行きます。
一方で、日本の感覚でいると「え!どういうこと?」と困惑してしまうような違いがあります。
1.スーパーの入り口と出口が分かれている
2.カートを利用するときに料金がかかる
3.生肉や果物、お惣菜は基本的に量り売り
4.一人暮らしには多すぎる大容量の商品が多い
5.会計後の袋詰めは基本的にセルフでやる
6.アルコール類は販売されていない
ここからは、カナダと日本のスーパーマーケットの違いとそれぞれの特徴について解説します。
カナダのスーパーは入口と出口が明確に分けられています。
入口から入って買い物をし、レジを通った後は出口専用のゲートから出る仕組みです。
日本のように自由に出入りできないため、買い忘れに気づいても再入場できません。
とくに大型店舗では、この動線管理が徹底されています。
万引き防止のセキュリティ対策として採用されており、慣れるまでは戸惑うかもしれません。
買い物リストを事前に準備しておくことで、買い忘れを防げます。
カナダの生活に慣れるまでは、この点を意識して買い物をしましょう。
カナダのスーパーでは、駐車場にショッピングカートが放置されることを防ぐために、カートを使うときにデポジット制が採用されています。
カート置き場で25セント硬貨や1ドル硬貨のコインを投入することでカートのロックが外れる仕組みです。
買い物が終わってカートを元の場所に戻すと、投入したコインが返却されます。
初めての方は小銭を用意していないと戸惑うかもしれません。
財布に常に25セント硬貨を入れておくか、専用のカートコインを持ち歩くと便利です。
カナダのスーパーでは、生鮮食品の多くが量り売りで販売されています。
果物や野菜は自分で必要な量をビニール袋に入れて、専用の計量器で重さを測ります。
計量器には商品番号を入力すると値札シールが印刷されるので、それを袋に貼ります。
お惣菜やデリコーナーも同様に、欲しい量だけ購入できる仕組みです。
日本のように小分けパックが少ないため、一人暮らしの方は調整が必要です。
たとえばリンゴなら1個から、サラダなら100グラム単位で購入できます。
食品ロスを減らせるメリットがある一方、慣れるまでは計量に時間がかかるかもしれません。
カナダのスーパーでは、家族向けの大容量パッケージが主流です。
たとえば牛乳は4リットル、ヨーグルトは1キロ単位で販売されています。
日本のように少量パックが少ないため、一人暮らしの留学生には使い切れない量になりがちです。
冷凍食品やパスタソースなども大容量が基本で、消費期限内に使い切るのが難しい場合があります。
対策としては、ルームメイトとシェアする方法がおすすめです。
または小分けにして冷凍保存することで、食品の無駄を防げます。
慣れてくると計画的に買い物ができるようになり、むしろコストパフォーマンスの良さを実感できるでしょう。
カナダのスーパーでは、レジで会計を済ませた後の袋詰めは自分で行います。
日本のように店員さんが丁寧に袋詰めしてくれるサービスはありません。
レジの先にある台で、購入した商品を自分でエコバッグや紙袋に詰める必要があります。
後ろに並んでいる人を待たせないよう、手際よく作業することが求められます。
カナダではレジ袋が有料または提供されないため、エコバッグの持参が必須です。
慣れないうちは時間がかかるかもしれませんが、効率的な詰め方を覚えれば問題ありません。
重いものを下に、潰れやすいものを上に配置するのが基本です。
カナダのスーパーマーケットでは、ビールやワインなどのアルコール類は販売されていません。
これは州の法律により、酒類の販売場所が厳しく制限されているためです。
お酒を購入したい場合は、専門店であるLCBO(オンタリオ州)やBCL(ブリティッシュコロンビア州)に行く必要があります。
これらの店舗は政府が運営しており、営業時間も限られています。
またカナダでは飲酒できる年齢が州によって異なり、19歳または18歳以上です。
留学生の方は、身分証明書の携帯が必須となります。日本と異なり、コンビニでも気軽にお酒が買えない点は注意が必要です。

カナダには多様なスーパーマーケットチェーンがあり、価格帯や品揃えもさまざまです。
留学生活では食費を抑えることが重要なポイントになります。
ここでは、コストパフォーマンスに優れた3つのスーパーを紹介します。
それぞれの特徴を理解して、自分の生活スタイルに合った店舗を見つけましょう。

No Frillsは、カナダ最大手のLoblawsグループが展開する格安スーパーです。
店名の「No Frills」は「余計な装飾なし」という意味で、その名の通りシンプルな店舗設計です。
内装や陳列にコストをかけず、商品価格を抑えることに特化しています。
プライベートブランドの「President's Choice」や「No Name」が充実しており、有名ブランドより20〜30%安く購入できます。
生鮮食品から日用品まで基本的な商品は揃っているため、留学生の日常的な買い物には十分です。
店舗数も多く、住宅街に立地していることが多いのが特徴です。自宅から近い場所にあれば、食費を大幅に節約できるでしょう。
画像引用:No Frills|Wikipedia

Loblawsは、カナダで最大のスーパーマーケットチェーンです。全国に1000店舗以上を展開し、業界シェアトップを誇ります。
高品質な商品と豊富な品揃えが特徴で、オーガニック食品や輸入食材も充実しています。
自社ブランドの「President's Choice」は品質が高く、カナダ人に広く支持されています。
店内にはベーカリーやデリコーナー、花屋、薬局なども併設されており、ワンストップショッピングが可能です。
価格はNo Frillsより高めですが、特売日やポイントプログラムを活用すればお得に買い物できます。
留学生活で少し贅沢をしたいときや、特別な食材が必要なときにおすすめです。
画像引用:Loblaws|Wikipedia

FreshCoは、カナダ第2位のスーパーチェーンであるSobeys系列の格安ブランドです。
2010年に登場した比較的新しい業態で、低価格と新鮮さを両立させています。
店名に「Fresh」とあるように、野菜や果物などの生鮮食品の品質が良いのが特徴です。
No Frillsと同程度の価格帯でありながら、店内は明るく清潔感があります。
民族系食材の取り扱いも多く、アジア系やラテン系の調味料も見つかります。
たとえば、寿司や米、大根などの日本人にはうれしい食品を多く取り揃えています。
週替わりのセール品が豊富で、チラシをチェックすればさらに節約できます。
価格と品質のバランスを重視する留学生に最適なスーパーといえるでしょう。
画像引用:公式ホームページ|FreshCo

カナダのスーパーで買い物をするときには、日本とは異なる習慣やルールがあります。
カナダ人の食生活や消費税の仕組み、チップの必要性など、知っておくべき情報は少なくありません。
またネットショッピングの利用方法も留学生活を便利にする要素です。
ここでは買い物に関する4つの疑問について詳しく解説します。
カナダ人の食生活は自炊と外食のバランスが取れています。
統計によると、カナダでは外食よりも家で料理を作って食べるのが一般的です。平均的には週に4〜5回程度自炊をするようです。
家庭料理では、ジャガイモや肉を中心としたファストフードが多いです。
また、週に1回以上外食をする人の割合は約54%とさほど高いわけではありません。
一方で、カナダの家庭では平日は仕事で忙しいため、簡単な料理やデリの惣菜で済ませることも多くなっています。
週末には家族や友人と外食を楽しむ習慣があり、レストランやカフェが賑わいます。
カナダは外食費が高く、レストランでの食事は1人あたり20〜30ドル程度かかります。
少し高いですが日本食レストランや中華料理屋も数多く立ち並んでいるため、多様な食文化が根付いているとも言えます。
そのため食費を抑えたい留学生は、積極的に自炊することをおすすめします。
スーパーで食材を購入して調理すれば、外食の3分の1程度のコストで済むでしょう。
参考:カナダのフードサービス市場 - 成長、傾向、および予測 (2023 - 2028)|Mordor Intelligence
カナダの消費税は、カナダ全土で一律でかかる消費税(GST:Goods and Services Tax)と州ごとに定められた消費税(PST:Provincial Sales Tax)の2種類があります。
|
消費税の種類 |
課税対象地域 |
税率 |
|
GST |
カナダ全土 |
一律5% |
|
PST |
消費した州 |
州ごとに異なる |
たとえば、ブリティッシュコロンビア州ではGST5%とPST7%で合計12%です。
また、一般的にGSTとPSTが合わさって表示されている消費税のことをHST(Harmonized Sales Tax)=統一売上税と言います。
オンタリオ州では統一売上税のHSTが13%適用されます。
ただし食料品の多くは非課税または軽減税率が適用され、野菜や肉、パン、牛乳などには税金がかかりません。
一方で加工食品やスナック菓子、炭酸飲料などには通常税率が適用されます。
レシートを見ると、課税対象と非課税の商品が分けて表示されています。
カナダには、良質なサービスを提供してくれたお礼としてチップを渡す文化があります。
チップの相場は、合計金額の10%から20%程度です。
一方で、スーパーマーケットやファストフード店では、チップを支払う必要はありません。
チップ文化はレストランやタクシーなどのサービス業で一般的ですが、スーパーは対象外です。
レジで会計をするときも、袋詰めを自分で行うときも、チップは不要です。
ただし一部の高級スーパーでは、駐車場から車まで荷物を運んでくれるサービスがあります。
この場合は任意で2〜5ドル程度のチップを渡すこともあります。
基本的には通常のスーパーでの買い物にチップは必要ないと覚えておけば問題ありません。
余計な出費を気にせず、安心して買い物ができます。
カナダの物価は、基本的には日本よりもやや高い水準にあります。
とくに外食費や家賃は日本の1.3〜1.5倍程度と感じることが多いでしょう。
一方で食料品や日用品は、工夫次第で日本と同程度に抑えることも可能です。
物価上昇率に注目すると、2024年のカナダの消費者物価指数は前年比約2.0〜2.5%の上昇となっています。
2022年には6.8%という高い上昇率を記録しましたが、その後は落ち着きを見せています。
それでも日本のほぼ横ばいの状況と比べると、生活コストは確実に上がっています。
物価上昇に伴い、カナダでは最低賃金も継続的に引き上げられており、2025年時点で州によっては時給16〜17ドル以上です。
Co-opプログラムやワーキングホリデーで働く留学生にとっては、収入増加のチャンスもあるといえるでしょう。
【2026年】カナダコープ(Co-op)留学のメリットとは?ワーホリとの違いや有給インターン、円安に負けないポイント
カナダではネットショッピングが広く普及しており、留学生も利用可能です。
主要なスーパーチェーンであるLoblawsやWalmartは、オンライン注文と宅配サービスを提供しています。
重い商品や大量の買い物をするときに便利で、配送料は10ドル程度です。
また、Amazonカナダでは食品から日用品まで幅広く購入できます。
ただし注意点として、初回利用時にはクレジットカードとカナダの住所が必要です。
配送には1〜3日程度かかるため、急ぎの買い物には向きません。
また生鮮食品は品質が不安定な場合もあるため、最初は実店舗で確認してから利用するのが賢明です。

カナダ留学を検討する際、生活面での不安や疑問は尽きません。
現地の文化や習慣を事前に理解しておくことで、渡航後の適応がスムーズになります。
ここではカナダ人の国民性、医療制度の実態、日常的な移動手段、インターネット環境について解説します。
カナダ人は穏やかでフレンドリーな国民性で知られています。
多文化主義を国是としており、さまざまな背景を持つ人々を尊重する姿勢が根付いています。
公共の場では礼儀正しく、見知らぬ人にもドアを開けて待つなどの親切な行動が一般的です。
また、「Sorry」という言葉を頻繁に使い、些細なことでも謝る習慣があります。
控えめで争いを避ける傾向があり、直接的な対立よりも対話を重視します。
留学生に対しても寛容で、英語が不自由でも辛抱強く聞いてくれる人が多いです。
寒さに強く、冬でもアウトドア活動を楽しむアクティブな面も持っています。
もちろん個人差はありますが、カナダ人のこのような国民性により、留学生は安心して生活できるでしょう。
カナダの医療制度は国民皆保険制度を採用しており、カナダ市民や永住者は無料で医療を受けられます。
しかし留学生は対象外のため、民間の留学生保険への加入が必須です。
カナダの医療は家庭医(ファミリードクター)を通じて専門医を紹介される仕組みです。
緊急でない場合、診察までに数週間待つこともあります。
緊急時は病院の救急外来(Emergency)を利用できますが、待ち時間が長いのが課題です。
一方で医療の質は高く、医師や看護師の技術レベルは信頼できます。
留学生は出発前に十分な保険に加入し、現地で家庭医を早めに見つけることが重要です。
カナダの都市部では公共交通機関が発達しており、バスと地下鉄が主要な移動手段です。
トロントやバンクーバーなどの大都市では、地下鉄網が整備されています。
月額パスを購入すれば、バスと地下鉄が乗り放題で利用できます。
料金は都市によって異なりますが、月額100〜150ドル程度です。
| 地域 | 主な交通手段 | 特徴・ポイント |
|---|---|---|
| バンクーバー | 地下鉄(スカイトレイン)、バス、フェリー、自転車 |
スカイトレインで広範囲にアクセス可能。 自転車レーン整備で移動もスムーズ。 |
| トロント | 地下鉄(TTC)、バス、トラム |
地下鉄中心の交通網。 バスやトラムも安価で便利だが、渋滞で遅延することも。 |
| その他の地域 | バス、自家用車 |
公共交通の選択肢が少なく、バス中心。 都市間移動は自家用車が一般的。 交通の不便さが課題。 |
自転車も人気の移動手段で、専用レーンが設置されている都市が増えています。
シェアサイクルサービスも普及しており、短距離移動に便利です。
冬季は降雪のため自転車利用が難しくなります。
郊外では車が必要な場合もありますが、留学生は公共交通機関を中心に移動するのが現実的でしょう。
カナダでインターネットに接続する方法は、携帯電話プランと自宅用インターネットの2つが基本です。
カナダのインターネット普及率は98%を超えており、日本と同じ感覚で快適に利用できます。
カフェや図書館、大学キャンパスでは無料Wi-Fiが整備されているため、外出先でも困ることはありません。
携帯電話は主要キャリアのRogers、Bell、Telusがあります。
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【必見】海外のSIMカードでLINEを使う方法は?カナダ留学、ワーホリ前に引継ぎを
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カナダ医療保険と海外保険・SIMカードについて

カナダ留学では、生活費をどうやって抑えるかが成功の鍵となります。とくに食費は工夫次第で大幅に節約できる部分です。
No FrillsやFreshCoなどの格安スーパーを活用し、積極的に自炊することで月の食費を300〜400ドル程度に抑えられます。
外食中心の生活だと月1000ドル以上かかることもあるため、その差は明らかです。
カナダのスーパーは日本と異なる点も多いですが、慣れてしまえば快適に買い物できます。
量り売りや大容量パックを上手に活用し、ルームメイトとシェアするのも賢い方法です。
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野澤治子
NPO留学協会認定資格(NO62057)カナダ専門留学アドバイザー。
カナダ(トロント、バンクーバー)で4年滞在。
バンクーバで留学カウンセラーとして年間900人以上の留学生をサポートしてきました。
自分が留学した際に経験して感じたことや失敗談をなど自分のカナダでの留学経験を活かし「最初の1歩を踏み出す後押しができる」そんな「留学アドバイザー」でいれたらと思います。 特にカナダワーキングホリデーの中でも私は「ギリホリ」を経験者なので「キャリアアップ」につなげたい社会人の方応援します! また2人の子供がいるので私の経験を活かしお子様の英語教育から高校留学など少しでも英語や留学を身近に感じていただけるお手伝いをさせていただきます。気軽に相談下さい。