

最終更新日:2024年9月5日
目次
「カナダで物価が安い都市はどこですか?」
「カナダ留学の費用を抑える節約方法はありますか?」
これからカナダ留学に行こうとしている方のなかには、このような疑問を持っている方も多いでしょう。Expatistanの調査によると、カナダの物価は日本よりも約35%も高いという結果が出ています。少しでも安く留学に行きたいと思う気持ちが生まれるのも当然です。
そこで本記事では、カナダ留学にかかる費用の種類と相場を抑えたうえで、物価が安い2つの都市を紹介します。また、カナダ留学を安くするための節約術についても解説するので、ぜひ最後までご覧ください。
参照:カナダ の生活費と日本の生活費の比較|Expatistan

留学に行くときに、最も気になる項目の一つが物価の違いです。とくに、ワーキングホリデーや休学留学など、長期で滞在する場合は物価を無視することはできません。
| 項目 | 日本 | カナダ |
| 牛乳(1リットル) | 200円 | 300円 |
| 卵(12個入り) | 240円 | 350円 |
| 食パン(1斤) | 150円 | 250円 |
| 外食費(1食分) | 1,000円 | 1,800円 |
| コーヒー(1杯) | 350円 | 450円 |
| 公共交通(片道) | 200円 | 350円 |
| 映画チケット | 1,800円 | 1,500円 |
| 家賃(1ルームアパート) | 80,000円 | 120,000円 |
(※2024年8月末時点の物価を参考に算出しています。また、あくまで平均値です。為替レートや時期によっても変動します。)
カナダ留学において、生活必需品や家賃などの固定費は避けられない出費です。また、カナダで外食をするときにはチップを支払う文化があります。
留学の予算が十分準備できない方は、少しでも物価が低い都市に行くことがおすすめです。

英語圏の国の中でカナダは比較的物価が安い国です。しかし、それでも留学生活にはある程度のまとまったお金が必要です。以下の表は、カナダ留学にかかる費用の種類と相場についてまとめています。
| 項目 | 費用 |
| 学費・授業料 | 150万円〜300万円 |
| 家賃 | 120万円〜180万円(月10万円〜15万円が相場) |
| 食費 | 36万円〜60万円(月3万円〜5万円が相場) |
| 海外旅行保険料 | 5万円〜10万円 |
| その他の費用 | 10万円〜20万円 |
一般的に、カナダでの留学費用は年間300万円から500万円が必要です。その他の費用には、往復の航空券代やビザ申請費用などが含まれます。
留学に必要な費用は、選ぶ都市や生活スタイルによっても変動します。留学の計画を立てる段階から、十分な資金の準備をはじめましょう。

【ビクトリアってどんな街?】
・カナダのブリティッシュコロンビア(BC)州に位置する人口約31万人の美しい港町
・バンクーバー島の南端にあり、バンクーバーから飛行機で約40分
・年間の平均気温は0℃から22℃と過ごしやすい気候
・あちこちに花が植えられておるため別名は「ガーデンシティ」
| メリット | デメリット |
|
・大都市に比べて家賃が約33%安い(月10万円前後) ・交通費が約25%安い(バスや自転車で移動するため) ・食料品や日用品の価格も約20%安い |
・街が比較的小さいためアルバイト求人が少ない |
(※バンクーバーやトロントなどの大都市と比べた数値です。)
ビクトリアは、比較的安い家賃や生活費、温暖な気候、豊かな自然環境が魅力の都市です。一方で、アルバイト先の企業や商業施設の少なさがデメリットとなることもあります。初期費用を抑えつつ語学留学に行きたい方にとって、ビクトリアは魅力的な選択肢になるでしょう。
ビクトリアでの移動手段と料金についてはこちらの専門ページを参考にしてください!
カナダ・ビクトリアの公共交通機関|バス、フェリー、レンタサイクル、空港、自動車の利用方法と料金

【カルガリーってどんな街?】
・アルバータ(AB)州に位置する人口約124万人の都市
・美しい自然環境と豊富なアウトドアアクティビティが楽しめる
・カナディアンロッキーへの観光客が多く、宿泊施設やツアー会社が豊富
・エネルギー産業の中心地でエンジニアやビジネスマンも多い
・カウボーイの街として有名で、夏には世界最大級の祭典が開かれる
| メリット | デメリット |
|
・大都市に比べて家賃が約33%安い(月10万円前後) ・交通費が約25%安い(バスや自転車で移動するため) ・食料品や日用品の価格も約30%安い ・アルバータ州には消費税がない(国税の5%のみ) |
・冬が非常に寒く、氷点下の日が続く ・多文化共生の進度は大都市に劣る |
(※バンクーバーやトロントなどの大都市と比べた数値です。)
カルガリーは、安い家賃や生活費、低い税金が魅力です。また、大規模な都市から少し離れると豊富な自然環境が広がっていることがメリットです。
一方で、日本人には不慣れな冬の寒さがデメリットとなることもあります。これらを考慮しつつ、留学費用を抑えながら豊かな生活を送りたい方は、カルガリーがおすすめの留学先です。
カルガリーでの移動手段と料金についてはこちらの専門ページを参考にしてください!
カルガリーの公共交通機関まとめ|バス、ライトレール(Cトレイン)、シェアサイクル、空港、タクシー・Uber

カナダ国内でも、バンクーバーやトロントなどの大都市とそれ以外の地域で、家賃や物価は大きく変化します。以下の表は、日本人留学生から人気の5都市それぞれでの生活費を比べています。
| 都市 | 家賃(1ルームアパート/月) | 食費(月) | 交通費(月) | 総生活費(月) |
| バンクーバー | 15万円 | 5万円 | 1.2万円 | 21.2万円 |
| トロント | 15万円 | 5万円 | 1.2万円 | 21.2万円 |
| モントリオール | 10万円 | 4万円 | 1万円 | 15万円 |
| ビクトリア | 10万円 | 4万円 | 0.9万円 | 14.9万円 |
| カルガリー | 10万円 | 3.5万円 | 0.9万円 | 14.4万円 |
やはりバンクーバーとトロントは家賃や食費が高く、総生活費が最も高額です。一方で、モントリオールは大都市と比べると家賃がやや低く、物価も全体的に抑えられています。
また、ビクトリアとカルガリーはさらに生活費が低く、カナダ留学の初期費用が抑えられます。これらの都市に長期間滞在することで、節約のメリットは大きくなるでしょう。

初期費用を抑えるためには、物価が安い都市を選ぶ方法のほかに、カナダ留学にかかる費用を節約する方法があります。おすすめはこちらの4つの節約術です。
・滞在先はシェアハウス・シェアルームを選ぶ
・航空券が高くなるシーズンは避ける
・最低限の海外旅行保険に加入する
・外食は控えて自炊をする
ここからは、それぞれの内容について詳しく解説していきます。
家賃は留学生活で最も大きな固定費の一つです。シェアハウスやシェアルームに住むことで、家賃を節約することができます。
シェアハウスは、キッチンやリビングをほかの方と共有する賃貸物件のことです。ルームシェアは、友達同士などで共同生活することを指します。いずれにせよ家賃を大幅に抑えることができる選択肢です。
とくにバンクーバーやトロントなどの大都市では、ルームシェアを利用することで、家賃を半分以下に抑えられることもあります。また、シェアメイトとの交流も楽しむことができ、カナダでの新しい友達作りができる良い機会です。
カナダの賃貸物件の種類については、こちらの専門ページで詳しく解説しています!
カナダの賃貸物件の状況とは?ルームシェア、シェアハウス、ホームステイの注意点を解説
航空券を購入する時期をずらすことで、航空券代を節約することが可能です。一般的に、カナダ⇔日本への航空券は、夏休みや年末年始といった繁忙期に価格が高騰します。
夏休みの間に短期留学に行く方や、語学学校が休みの間に一時帰国する方はやむ負えませんが、出発日を柔軟に調整することができる方は、繁忙期のフライトは避けましょう。
たとえば、オフシーズンである春や秋に出発することで、航空券の費用を半額近くまで大幅に抑えられます。また、早期予約や価格比較サイトを利用することで、さらに安いチケットを見つけることができます。
格安航空券を検索できるサイトについては、こちらの専門ページに詳しく記載していますので、是非参考にしてください!
格安航空券を検索できるサイト|カナダワーホリ、語学留学、高校留学の方向け
カナダに留学中でも安心して生活するためには、海外旅行保険への加入は必須です。しかし、保険内容によっては費用が高額になることがあります。
そこで、必要最低限の補償内容をカバーしてくれる保険を選ぶことで、保険料の節約につながります。
たとえば、留学初期の3か月はクレジットカードに付帯している海外旅行保険を活用します。その後は、医療費補償や緊急搬送費用のみが付いた保険に加入すれば、大幅に保険料を抑えることができます。
「どこまで補償範囲を絞ればいいの?」
「自分の生活スタイルに合ったプランはどれ?」
このような疑問をお持ちの方は、IAJP留学センターの担当カウンセラーが無料で相談に応じますので、ぜひお気軽にご連絡ください!
留学生活において食費は大部分を占める費用です。Expatistanの調査によると、カナダでファーストフードを食べるときの料金は、日本の103%(約2倍)と言われています。
食料品を含めたフード全体の数値でも、カナダは日本よりも76%(約1.8倍)という結果が出ています。そのため、日本に比べてはるかに食事のコストは高いです。
食事つきのホームステイではない場合は、自炊で少しでも食費を抑えていきましょう。
(※本文は2024年8月末時点での物価数値を参考に執筆しています。)
参照:カナダ の生活費と日本の生活費の比較|Expatistan

ここからは、カナダ留学の州・都市に関するよくある質問に回答していきます。
2023年11月の時点で、カナダで最も物価が安い州はマニトバ州です。州都であるウィニペグには、リーズナブルな宿泊施設や低コストで利用できる公共交通機関があります。
そのほかにも、ノバスコシア州ハリファックスやサスカチュワン州サスカトゥーンなど、物価が安い都市はいくつかあります。一方で、物価が安いうえに語学学校などがあり、留学生を迎え入れる準備が整っている都市でいうと、やはりビクトリアやカルガリーが挙げられるでしょう。
日本人留学生や日本人滞在者が少ない、カナダの都市はノバスコシア州ハリファックスです。留学生が通う語学学校はほとんどないため、日本人は近隣の公立高校や大学に在籍している学生くらいです。
また、大都市に限って言うとバンクーバーよりもトロントのほうが、日本人比率が少ない傾向にあります。日本やアジアからはバンクーバーのほうが近いことが理由であると考えられます。
カナダで一番栄えている都市は、人口約625万人を誇るオンタリオ州トロントです。次にモントリオール、バンクーバーと続きます。
トロントは、CNタワーなどに代表されるように、巨大な建造物やビルが立ち並んでいます。人口構成や国籍も多様で、カナダの文化、政治、経済の中心地になっています。また、ニューヨーク、ロサンゼルス、シカゴに次いで北米第4位の都市としても有名です。

円安が進行する今、「カナダの物価は日本よりも約35%も高い」と言われています。一方で、世界各国の英語圏の国を見渡せば、オーストラリアやアメリカはカナダ以上の物価高に苦しんでいる状況です。
そのため、カナダ留学はこれまで同様に日本人留学生からの人気があります。また、日本を出国する前に留学にかかる費用を全部用意しようとするのではなく、ワーキングホリデーやコープ(Co-op)留学を活用して、「カナダの生活費はカナダで稼ぐ!」という方も増えてきています。
「カナダ留学にお得に行くタイミングが知りたい!」「カナダ留学の計画を一緒に作ってほしい!」という方は、IAJP留学センターまでご連絡ください。相談料無料であなたの意見を尊重したアドバイスをさせていただきます。公式LINEまたは問い合わせフォームからお気軽にご連絡ください。

野澤治子
NPO留学協会認定資格(NO62057)カナダ専門留学アドバイザー。
カナダ(トロント、バンクーバー)で4年滞在。
バンクーバで留学カウンセラーとして年間900人以上の留学生をサポートしてきました。
自分が留学した際に経験して感じたことや失敗談をなど自分のカナダでの留学経験を活かし「最初の1歩を踏み出す後押しができる」そんな「留学アドバイザー」でいれたらと思います。 特にカナダワーキングホリデーの中でも私は「ギリホリ」を経験者なので「キャリアアップ」につなげたい社会人の方応援します! また2人の子供がいるので私の経験を活かしお子様の英語教育から高校留学など少しでも英語や留学を身近に感じていただけるお手伝いをさせていただきます。気軽に相談下さい。