

最終更新日:2025年8月20日
目次
「カナダのホームステイが最悪って本当?」
「当たりのホームステイ先に出会う方法は?」
「ホームステイ先で気をつけることは?」
2023年度にカナダへ留学した人は7,621人と、前年度より13.2%増加しています。留学先としては、アメリカ合衆国やオーストラリア、韓国に次いで4番目に人気です。留学先で滞在する方法は、ホテルや寮、シェアハウスだけではなく、現地の一般家庭で生活するホームステイがあります。
そこで本記事では、カナダのホームステイが最悪だと言われる理由や、当たりのホームステイ先に出会う方法について解説します。また、カナダでホームステイをするメリットやホームステイ先で気をつけること、ホームステイを楽しめる人の特徴も紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。
参照:「日本人学生の海外留学状況」及び「外国人留学生の在籍状況」|文部科学省

ホームステイとは、海外で勉強する留学生の滞在先が、現地の一般家庭であることです。たとえば、朝はホームステイ先から語学学校へ通い、授業が終わったらホームステイ先に帰宅します。
留学生は、ホームステイ先の家族であるホストファミリーと一緒に生活することによって、現地の暮らしを味わうことが可能です。
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カナダのホームステイが最悪だと言われる理由は、以下の5点です。
1.食事が合わないため
2.ホストファミリーとの差別があるため
3.過保護すぎるため
4.家のルールが厳しいため
5.ホストファミリーから怒られるため
それぞれ詳しく解説します。
カナダのホームステイでは、食事が合わない可能性があります。たとえば、同じ食事のメニューが数日続いたり、好みではない味付けの食事であったりなどです。
もし「食事が合わない」と感じた場合は、無理に我慢するのではなく、ホストファミリーに伝えましょう。「嫌い」「苦手」ではなく、「こうしてほしい」と具体的に伝えることが大切です。
また、カナダは多国籍国家であるため、どの国籍のホストファミリーと生活するかによって、食事の内容は異なります。カナダでのホームステイであるからといって、カナダ料理が出てくるとは限りません。アジア系の家庭ではお米が出てきたり、インド系の家庭ではカレーが出てきたりする場合があります。
カナダだけではなく、ホームステイではホストファミリーとの差別を受ける場合があります。たとえば、留学生だけ食事の量が少なかったり、お風呂の時間を短く設定されたりなどです。実際には「家族と同じデザートを食べさせてもらえなかった」という声もあります。
ホストファミリーとの差別を感じると、精神的にストレスを感じる可能性があります。ただし、これはあくまでも一部の事例であり、きちんと自分の気持ちを伝えることで改善されるケースも多くあります。
ホストファミリーとの差別とは反対に、過保護すぎる対応をされる場合もあります。たとえば、現地での交友関係を制限されたり、早い時間に門限を設定されたりなどです。中には「夜7時以降は外出禁止」と言われたケースも報告されています。
過保護すぎる対応をされた結果、現地で思っていたような活動ができない可能性があります。ただし、これはホスト側が「留学生を守りたい」という善意から来ていることも多いため、丁寧にお願いしてルールを調整してもらえることもあります。
ホームステイ先によっては、家のルールが厳しい場合があります。たとえば、1日に利用できるシャワーの回数や時間が決められていたり、小さい子どもがいるため夜は物音を立ててはいけなかったりなどです。「夜10時以降はWi-Fiを切られてしまう」という経験談もあります。
場合によっては、留学生のみにルールが決められていることがあるため、「理不尽」と感じてもおかしくはありません。しかし、事前にエージェントを通じてルールの確認をしておけば、ミスマッチを防ぐことができます。
ホームステイ先によっては、ホストファミリーから怒られる場合もあります。中には、怒ると大きな声で怒鳴ってきたり、物を投げてきたりする人もいます。「宿題をしていないと注意される」といった小さなことから始まるケースもあります。
怒られることで身の危険を感じたら、すぐに語学学校や留学エージェントなどに相談しましょう。実際、多くの学校やエージェントにはホームステイのトラブル相談窓口が用意されており、すぐにホストファミリーの変更などの対応をしてもらえます。

カナダでホームステイをするメリットは、以下の4点です。
1.英語力が向上する
2.費用をおさえられる
3.現地の文化を体験できる
4.留学後も交流を続けられる
それぞれ詳しく解説します。
ホームステイをすることで、英語力を向上できます。語学学校や大学に通っている時間だけではなく、ホームステイ先のホストファミリーと英語でコミュニケーションが取れるためです。
一方、寮やシェアハウスなどは日本人がいる可能性があり、英語で話す時間が減ってしまいます。「とにかく英語力を身につけたい」と考えている人は、ホームステイを滞在先に選ぶと良いでしょう。
ホームステイは、費用をおさえられる傾向です。カナダで1ヶ月ホームステイした際の費用の目安は、以下の表の通りです。
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項目 |
料金 |
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ホームステイ登録費 |
約2万円 |
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ホームステイ費 |
約13万円 |
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学校登録費 |
約2万円 |
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語学学校学費 |
約18万円 |
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空港送迎費 |
約1万円 |
|
合計 |
約36万円 |
上記の表は、あくまでも目安です。留学する地域や通学する語学学校などによって、費用は異なります。
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カナダでのホームステイでは、海外旅行では体験できないような、現地のリアルな文化を体験できます。生活習慣や食文化、生活リズムなどを実際に体験できることは、旅行では得られない貴重な経験です。
たとえば、感謝祭(Thanksgiving)やカナダ独自の家庭料理に参加することで、教科書では学べない生きた文化を体感できます。さらに、日常の中でホストファミリーと交流することで、現地の人々の価値観や考え方に触れることができ、語学力の向上だけでなく異文化理解の深まりにもつながります。
ホームステイ先で出会ったホストファミリーとは、留学後も交流を続けられます。たとえば、インターネットを通じてメッセージを送り合ったり、文通をしたりなどが可能です。
中には、お互いの家を訪問し合う関係性になる場合もあります。ホストファミリーが日本を訪れた際に、観光地を案内するのも良いでしょう。

カナダで当たりのホームステイ先に出会う方法は、以下の5つです。
1.信頼できるルートから申し込む
2.事前に条件をリクエストする
3.過度な期待をしない
4.契約期間を短めに設定する
5.積極的にコミュニケーションをとる
それぞれ詳しく解説します。
ホームステイは、信頼できるルートから申し込みましょう。信頼できるルートとして考えられるのは、留学エージェントと語学学校です。ただし、ホームステイ先との相性もあるので、必ず当たりのホームステイ先に出会えるわけではありません。
一方、友人の紹介での申し込みは、避けた方が無難です。ホームステイ先との相性は人それぞれなので、友人にとって当たりのホームステイ先が、自分にとっても当たりであるとは限らないためです。
留学エージェントや語学学校を通じてホームステイの申し込みをする場合、事前に条件をリクエストできます。ただし、細かく条件を伝えすぎると、ホームステイ先が決まるまでに時間がかかったり、料金が高くなったりする可能性があります。
そのため、自分にとって最低限の条件のみを伝えると良いでしょう。また、条件リクエストは100%保証されるわけではないため、留意しておきましょう。
留学前に、ホームステイ先に対して過度な期待をしないことも重要です。たとえば、「語学学校が無い日も、ホストファミリーと一緒に過ごしたい」と期待して留学しても、ホームステイ先が放任主義で、休日はそれぞれ自由に過ごすというパターンがあります。
自分が求めていたホームステイとは異なるため、「ハズレ」と感じてしまうのです。
しかし、過度な期待をせずに留学した場合は、「自由に過ごせる時間が増えた」と前向きな気持ちに切り替えられます。できるだけ過度な期待はせず、時には「ホームステイはこんなものか」と諦める気持ちも大切です。
ホームステイの契約を行う際に、契約期間を短めに設定することもおすすめです。初めから3ヶ月や半年で契約すると、自分と合わないホストファミリーにあたった場合、辛い思いをする可能性があるためです。
最初は1ヶ月のみなど短い期間で契約し、契約を延長していく方法が良いでしょう。契約する際は、「契約を延長できるかどうか」を事前に確認しておくことが大切です。
ホームステイ先では、ホストファミリーと積極的にコミュニケーションをとることも重要です。たとえば、「同じ食事ばかりで飽きてしまったので、違う食事を用意してほしい」と思った場合、ホストファミリーに言わなければ伝わりません。
難しい英語を話せなくても、短いフレーズを使い相手の目を見て話すことで、思いを伝えられます。また、積極的にコミュニケーションをとるうちに、英語力の向上も期待できます。

カナダのホームステイ先で気をつけることは、以下の4点です。
1.渡航前から連絡をとっておく
2.到着後に家のルールを確認する
3.日本からお土産を持参する
4.部屋にこもったり怒りを態度に出したりしない
それぞれ詳しく解説します。
ホームステイ先には、渡航前から連絡をとっておきましょう。到着する前からコミュニケーションをとっておくことで、その後の関係構築につながります。
メールやメッセージアプリなどで自己紹介や挨拶をして、渡航を楽しみにしている気持ちを伝えましょう。たとえば、好きな食べ物や趣味を事前に伝えておくと、到着後の会話がスムーズになり、初対面の緊張が和らぎます。
ホームステイ先に到着したら、家のルールを確認しましょう。ホームステイ先によって、生活する上で気をつけなければいけない点や守らなければいけない点は異なるためです。
とくに、カナダではお風呂の時間が決まっていたり、洗濯の回数が決まっていたりする場合があります。たとえば、「シャワーは1回10分以内」といった細かいルールがあることもありますが、事前に理解しておけば安心して生活できます。
カナダのホームステイ先に行くときは、日本からお土産を持参しましょう。お土産を持参すると喜ばれることが多く、会話のきっかけにもなるためです。日本から持参するお土産の例は、以下の通りです。
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お土産 |
具体的な例 |
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お菓子 |
・抹茶味 ・日本限定のもの |
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文房具 |
・ボールペン ・ノート |
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日本限定のグッズ |
・マグカップ ・タンブラー |
日本からのお土産はスーツケースに入れて運ぶことがほとんどのため、サイズや重さ、壊れやすさに注意して選びましょう。
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カナダのホームステイ先で嫌なことがあったとしても、部屋にこもったり怒りを態度に出したりするのは避けてください。海外では、問題が発生したときは、できるだけその場で当人同士での解決が求められるためです。
「◯◯してもらえたら嬉しい」と、ホストファミリーに直接伝えましょう。どうしても問題が解決しない場合は、ホームステイを契約した語学学校や留学エージェントに相談することが大切です。

カナダでホームステイを楽しめる人の特徴は、以下の3つです。
1.社交的で明るい性格の人
2.英語力がある人
3.相手の文化を尊重できる人
それぞれ詳しく解説します。
社交的で明るい性格の人は、カナダでのホームステイを楽しめます。分からないことや疑問に思ったことは、どんどん聞いてみましょう。
通学の行き帰りに会話の準備をしてみると、英語力の向上にもつながります。たとえば、ホストファミリーと一緒に料理を作ったり、週末のアクティビティに積極的に参加することで、短期間でも深い交流ができます。
英語力がある人は、カナダでのホームステイを楽しめる可能性が高いと言えます。ホストファミリーと英語で会話ができ、コミュニケーションをとりやすいためです。
英語力があまりなくてもホームステイ自体は可能ですが、ある程度英語力がある人の方がスムーズな関係構築ができます。簡単な英語でも積極的に会話をしようとする姿勢があれば、ホストファミリーから親身にサポートしてもらえることも多く、語学力も自然に伸ばせます。
相手の文化を尊重できる人も、カナダでのホームステイを楽しめます。多国籍な文化が混在しているカナダでは、お互いを尊重することが大切です。とくに、民族や人種を差別するような発言は控えましょう。
具体的には、食習慣や生活スタイルの違いに理解を示し、「これは珍しいですね」と興味を持って接するだけでも、良好な関係が築けます。

カナダのホームステイが最悪だと言われる理由は、食事が合わないためやホストファミリーとの差別があるため、家のルールが厳しいためなどです。カナダで当たりのホームステイ先に出会うためには、信頼できるルートから申し込んだり、事前に条件をリクエストしたりすることが重要です。
また、カナダのホームステイ先では、渡航前から連絡をとっておき、到着後に家のルールを確認しておきましょう。日本からお菓子や文房具などのお土産を持参すると、会話のきっかけになります。
IAJP留学センターでは、カナダ留学・ワーホリに関する相談を無料で受け付けています。経験豊富なアドバイザーによるサポートを受けたい方は、ぜひ公式LINEまたは問い合わせフォームからご連絡ください。

野澤治子
NPO留学協会認定資格(NO62057)カナダ専門留学アドバイザー。
カナダ(トロント、バンクーバー)で4年滞在。
バンクーバで留学カウンセラーとして年間900人以上の留学生をサポートしてきました。
自分が留学した際に経験して感じたことや失敗談をなど自分のカナダでの留学経験を活かし「最初の1歩を踏み出す後押しができる」そんな「留学アドバイザー」でいれたらと思います。 特にカナダワーキングホリデーの中でも私は「ギリホリ」を経験者なので「キャリアアップ」につなげたい社会人の方応援します! また2人の子供がいるので私の経験を活かしお子様の英語教育から高校留学など少しでも英語や留学を身近に感じていただけるお手伝いをさせていただきます。気軽に相談下さい。