

最終更新日:2026年4月6日
目次
「イラン情勢の悪化を受けて航空券が高騰するってほんと?」
「カナダ留学の航空券代は去年よりも高くなってる?」
「フィリピンとカナダの2カ国留学のコスパは悪い?」
2026年2月からアメリカは本格的にイラン攻撃を開始しています。
その影響で世界的に石油価格が高騰しており、これから留学を控える方も不安なのではないでしょうか。
実際に、今までコスパが良いとされてきた「フィリピン経由の2カ国留学」もメリットが減ってきています。
そこで本記事では、カナダ留学の航空券代が高騰している背景や5月までに予約すべき理由を2026年の最新情報とともに紹介します。
また、「フィリピン+カナダ」の2カ国留学が割高になりやすい理由や、解決策として挙げられる「オンライン+カナダワーホリ」のメリット、向いている人の特徴、失敗しないためのポイントも解説しますので、ぜひ最後までご覧ください。

2026年に入り、カナダ留学を検討する方にとって航空券代の値上がりは無視できない問題となっています。
主な要因は3つです。
1.イラン情勢の悪化による原油価格の高騰
2.歴史的な円安の継続
3.カナダ航空産業の大手による寡占状態
これから留学に行く方はそれぞれの背景を正しく理解しておきましょう。
航空券代が高くなる最大の理由は、原油価格の上昇です。
2026年2月以降、アメリカによるイランへの軍事行動が本格化し、中東の石油供給が不安定になっています。

たとえば、原油先物価格を見てみると、2026年2月以前は60ドル/バレルの水準だったのが、4月に入って110ドル/バレルの水準まで約2倍に高騰しています。
航空券代も単純に2倍になるというわけではありませんが、航空燃料は原油から作られるため、原油価格が上がると航空会社のコストも直接増加します。
結果として、イラン情勢の悪化は、カナダと日本の往復で数万円単位の差が生じる可能性があると言えるでしょう。
画像引用・参照:Wti原油先物| Tradingeconomics(2026/04/06時点)
2024年後半から続く円安基調は2026年現在も続いており、1カナダドルあたり110円前後で推移する局面も見られます。

たとえば、カナダドル建てで1,500カナダドルのチケットは、円換算で16万円を超えることもあります。
為替は短期間で改善が見込みにくいため、購入のタイミングや費用計画に織り込んで考えることが賢明です。
このように、円安の継続も、日本人留学生の航空券負担を大きく押し上げています。
画像引用・参照:CAD / JPY • 通貨|Googleファイナンス(2026/04/06時点)
カナダの航空市場は、エア・カナダとウエストジェットの2社が大きなシェアを占めています。
LCC(格安航空会社)が参入しにくい長距離路線という特性があり、価格が下がりにくい一因であるためです。
競合が少ない市場では価格競争が起きにくく、航空会社が価格を高く設定しやすい構造があります。
たとえば、日本発カナダ行きの直行便を探しても、乗り継ぎ便と比較して価格の差が出にくくなっています。
市場の寡占状態は短期間では変わらないため、早期購入や代替ルートの検討が有効な対策と言えるでしょう。

航空券の購入時期は、留学費用全体に大きく影響します。
とくに2026年は、以下の3つの観点から5月中の予約が強く推奨されます。
1.燃油サーチャージが6月以降に急上昇する
2.ベストシーズンである6月〜9月は避けるべき
3.先に予約することで早期割引やセールを利用できる
ここからは、理由を一つずつ確認していきましょう。
燃油サーチャージは、航空会社が2カ月ごとに改定するのが一般的です。
原油価格が高止まりしている現在、6月以降の改定でさらなる引き上げが予測されています。
一方で、5月中に購入すれば、改定前の低い現時点水準のサーチャージが適用されます。
燃油サーチャージは航空券代とは別に徴収される費用で、往復で数万円になることも珍しくありません。
過去にエア・カナダの燃油サーチャージは過去に半年間で1.5倍以上になった実績があるため、すでに留学が決まっている人は5月までに購入することがおすすめです。
カナダへの渡航需要は、6月から9月にかけて大きく高まります。
夏休みや長期休暇に合わせて留学や観光で渡航する人が増えるためです。
たとえば、同じ座席クラスでも7月出発は4月出発と比べて往復で5万円以上差が出ることがあります。
需要が増えれば価格も上がるのが航空券の基本的な仕組みであり、とくに夏のシーズンは割高になりやすい傾向があります。
繁忙期を避けた出発スケジュールを立て、5月以前に予約を完了させることが費用を抑えるうえで有効です。
カナダ留学の準備期間にやるべきこととは?準備はいつから始めるべきかや観光・学生・ワーホリビザの違いを解説
航空会社は一般的に、出発の数カ月前に早期割引価格を設定しています。
出発が近くなるほど残席が減り、価格が上昇するのが基本的な価格設定の仕組みです。
たとえば、エア・カナダでは出発の90日前までの予約で割引運賃が適用されるクラスが設定されています。
とくに長距離国際線では、早期予約による割引効果が数万円規模になることも多くあります。
また、航空会社のセールは不定期に実施されるため、メール登録などで情報をこまめにチェックすることが重要です。

航空券代の高騰は留学全体の予算計画にも直接影響します。
以下は2025年と2026年の主な留学費用を比較した表です。
| 費用項目 | 2025年(目安) | 2026年(目安) | 差額 |
|---|---|---|---|
| 往復航空券(日本↔バンクーバー) | 約18万円 | 約25万円 | +約7万円 |
| 燃油サーチャージ(往復) | 約3万円 | 約5〜6万円 | +約2〜3万円 |
| 語学学校(3カ月) | 約35万円 | 約38万円 | +約3万円 |
| 住居費(3カ月・ホームステイ) | 約30万円 | 約33万円 | +約3万円 |
| 生活費(3カ月) | 約15万円 | 約18万円 | +約3万円 |
| 合計(3カ月) | 約101万円 | 約119〜120万円 | +約18〜19万円 |
2025年と比較して2026年は3カ月の留学で合計18〜19万円程度の費用増が見込まれます。
とくに航空券と燃油サーチャージだけで9〜10万円の差が生じており、渡航コストの上昇が全体の費用増を主導していることがわかります。
カナダのワーホリ費用徹底ガイド!語学学校あり・なしの違いや仕事で稼げる金額、費用を抑えるポイントについて解説

以前は「安く英語力を上げてからカナダへ」という流れで人気を集めていた2カ国留学ですが、2026年の現状ではコスト面でのメリットが薄れています。
1.航空券が2回必要になる
2.為替リスクを2回受ける構造である
3.滞在費や学費が二重にかかる場合がある
ここからは、上記の3つの観点から、その理由を整理します。
2カ国留学では、「日本 → フィリピン → カナダ」と2回の国際線航空券が必要になります。
原油価格の高騰により、どちらの区間も航空券代が以前より上昇しており、2カ国を経由することで節約額が想定よりも少なくなる可能性があります。
たとえば、日本からフィリピンの往復で約5〜7万円、フィリピンからカナダ片道で約10〜15万円が目安です。
合計すると航空券だけで15〜22万円以上かかるケースもあり、カナダ直行便との差が縮まっています。
フィリピンはフィリピンペソ、カナダはカナダドルという異なる通貨を使用しています。
2カ国留学では、両方の通貨で費用が発生するため、為替変動の影響を二重に受ける構造があります。
円安局面では、どちらの通貨に対しても日本円の価値が下がるため、支払い総額が膨らみやすくなります。
たとえば、ペソが円に対して強くなると、フィリピン滞在費だけで数万円の誤算が生じることもあります。
一方で、通貨が1種類で済むカナダ直行プランと比べて、予算管理が難しくなる点はデメリットといえます。
【2026年】カナダ+フィリピンの2か国留学はコスパが悪い!?メリット・デメリットやコスパが悪い理由、費用を比較紹介!
フィリピンとカナダの両方で語学学校に通う場合、学費が二重に発生します。
入学金や教材費なども各国でそれぞれ必要になるため、予想外の出費になるケースがあります。
また、住居の初期費用(デポジットや初月分の家賃)も両国で支払いが生じることがあります。
「フィリピンは安い」というイメージは、数年前と比較して変わりつつあることも念頭に置くべきです。
2カ国に分散するよりも、1カ国に集中したほうがトータルコストを抑えやすい場合があります。

2カ国留学に代わる選択肢として注目されているのが「日本でオンライン英語学習を行い、その後カナダへワーホリで渡航する」という方法です。
1.北米英語のアクセントや言い回しに慣れる
2.カナダでの仕事探しを早く始められる
3.2カ国分の情報収集の手間が省ける
ここからは上記のメリットについて解説していきます。
フィリピン英語とカナダ英語は、発音や表現のクセが大きく異なります。
たとえば、フィリピンで英語を学んだ後にカナダへ渡ると、現地のスラングや発音に戸惑うケースが少なくありません。
一方で、オンライン学習では、カナダ人講師や北米英語に特化したコースを選ぶことも可能です。
目的地に合わせた英語を事前に学ぶことで、渡航後に「思っていた英語と違う」と感じるミスマッチを減らせるでしょう。
オンライン留学とは?費用相場やメリットデメリット、意味ないと言われる理由、おすすめの留学先を徹底解説!
ワーキングホリデーでカナダに渡航する場合、現地での仕事探しが収入と生活費に直結します。
日本にいる間にオンラインで英語力を高めておくと、渡航直後から求人応募や面接に対応しやすくなります。
とくに、飲食・小売・介護など英語でのコミュニケーションが必須の職種は応募が早いほど有利です。
そのため、フィリピンで数カ月過ごしてから渡航するよりも、カナダでの就労期間を長く確保できるメリットもあります。
ワーホリ期間を最大限活用するためにも、事前準備としてのオンライン学習は非常に有効です。
2カ国留学では、フィリピンとカナダそれぞれについて学校・住居・ビザ・保険などを調べる必要があります。
準備の手間が単純に2倍になるため、初めて留学する方にとっては情報量の多さが負担になるでしょう。
一方で、「オンライン+カナダワーホリ」であれば、調べるべき渡航先がカナダ1カ国に絞られます。
そのため、情報収集の負担が減り、渡航前の英語学習や資金準備に時間とエネルギーを集中できます。

このプランはすべての人に最適というわけではありません。
自分の目標・状況・予算と照らし合わせて、向いているかどうかを判断することが大切です。
オンライン英会話はマンツーマンで講師と話す時間が確保しやすく、スピーキング強化に適しています。
毎日30〜60分の授業を継続することで、渡航前から実践的な会話力を積み上げることが可能です。
たとえば、週5日・3カ月間のオンライン学習を継続した方が、渡航1週間後には職場で業務をこなせた事例もあります。
費用も月額数千円〜数万円と幅広く、自分のペースに合わせて学習量を調整しやすいこともポイントです。
コストを抑えながら集中的に英語力を伸ばしたい方に、「オンライン+カナダワーホリ」はとくに適しています。
日本でオンライン学習をしている間は、カナダへの渡航費や現地の生活費が発生しません。
そのため、国内にいる間に英語力を高めながら、渡航に必要な資金を計画的に貯めることができます。
また、ワーホリでカナダへ渡ると、現地で働きながら生活費の一部をまかなうことが可能です。
たとえば、バンクーバーやトロントでの時給は2026年現在、最低賃金でも日本円換算で1,500〜1,800円程度です。
初期費用の負担を最小限にしながら留学を実現したい方に、最も向いているプランといえます。
オンライン英会話は、スマートフォン1台あれば通勤中や昼休みでも受講できます。
フィリピン留学のように数週間〜数カ月まとめて仕事を休む必要がなく、働きながら準備が進められることも大きはメリットです。
たとえば、会社員の方が副業感覚でオンライン学習を続けながら、退職後すぐにワーホリへ出発した事例もあります。
まとまった休みが取りにくい方でも、無理なく渡航準備を進められる柔軟さがあります。
仕事と留学準備を両立させたい方にとって、現実的かつ実践的な選択肢です。

航空券の購入は留学準備の中でも、タイミングと情報収集が特に重要なステップです。
費用を抑えながらトラブルを避けるためには、事前に確認しておくべき4つのポイントがあります。
1.航空券はできるだけ早めに予約する
2.複数の航空会社やフライトを比較する
3.予約する前にチケットの変更条件を確認する
4.現地の空港に詳しい留学エージェントに相談する
それぞれ解説します。
カナダ行きの航空券は、出発の3〜6カ月前に購入するのが基本です。
残席が減るにつれて価格は上昇するため、早く動くほど選択肢も費用も有利になります。
とくに2026年は燃油サーチャージの引き上げが予測されており、早期購入の重要性がこれまで以上に高まっています。
渡航日程が決まったら、迷わず早期に予約することがおすすめです。
日本からカナダへのフライトには、直行便のほかに乗り継ぎ便という選択肢もあります。
経由地によっては乗り継ぎ便のほうが大幅に安くなるケースがあり、一概に直行便が最適とはいえません。
たとえば、GoogleフライトやSkyスキャナーなどの比較サイトを活用することで、複数の価格を同時に確認できます。
具体的には、ソウル経由や上海経由のフライトは直行便より3〜5万円安い場合があります。
ただし、乗り継ぎ時間が短すぎると次の便に乗り遅れるリスクがあるため、余裕のある乗り継ぎ時間を選ぶことが大切です。
航空券には「変更可能」「払い戻し不可」など、さまざまな条件が設定されています。
安いチケットほど変更・キャンセルに制限がある場合が多く、渡航日程の変更が発生すると損失が大きくなります。
留学では、ビザの取得状況や学校の開始日によって出発日が変わる可能性があります。
そのため、変更手数料の有無や払い戻しの条件を事前に確認し、多少高くてもフレキシブルなチケットを選ぶ方が安全です。
条件の細かい部分まで確認してから購入することが、トラブル回避の基本です。
バンクーバー国際空港やトロント・ピアソン国際空港は規模が大きく、初めての渡航者には複雑に感じることがあります。
たとえば、到着後の入国審査の流れや、空港から語学学校・ホームステイ先への移動方法を事前に把握しておくことが重要です。
そこでカナダ専門の留学エージェントは、現地の空港事情や到着後のサポート体制に精通しています。
興味がある方は公式LINEまたはお問い合わせフォーム
初めての留学であれば、一人で抱え込まずに専門家を積極的に活用することをおすすめします。

本記事では、カナダ留学の航空券代が高騰している背景と、5月までに購入すべき理由を解説しました。
原油価格の上昇・円安・航空市場の寡占という3つの要因が重なり、2026年の渡航コストは2025年と比べて大幅に増加しています。
また、「フィリピン+カナダ」の2カ国留学はコスト面でのメリットが薄れており、渡航回数を減らす「オンライン+カナダワーホリ」が現実的な代替案として注目されています。
一方で、航空券の購入方法や留学プランの作成などに苦戦している人も多いのではないでしょうか。
まずは信頼できるカナダ専門の留学エージェントに相談し、自分に合った渡航プランと航空券購入のタイミングを一緒に検討してみてください。
興味がある方は公式LINEまたはお問い合わせフォームで「無料カウンセリング希望」とご連絡ください。

野澤治子
NPO留学協会認定資格(NO62057)カナダ専門留学アドバイザー。
カナダ(トロント、バンクーバー)で4年滞在。
バンクーバで留学カウンセラーとして年間900人以上の留学生をサポートしてきました。
自分が留学した際に経験して感じたことや失敗談をなど自分のカナダでの留学経験を活かし「最初の1歩を踏み出す後押しができる」そんな「留学アドバイザー」でいれたらと思います。 特にカナダワーキングホリデーの中でも私は「ギリホリ」を経験者なので「キャリアアップ」につなげたい社会人の方応援します! また2人の子供がいるので私の経験を活かしお子様の英語教育から高校留学など少しでも英語や留学を身近に感じていただけるお手伝いをさせていただきます。気軽に相談下さい。