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カナダ留学の前にどのような準備が必要なのでしょうか?カナダへの出発前の準備は、カナダでの生活を決定づけると言っても過言ではありません。フライトの直前や留学期間中に慌てることがないように、しっかりと準備期間を確保しましょう。
今回は、留学の効果を最大限に引き出すための準備期間の過ごし方を解説します。学生ビザで語学留学に行く方、観光ビザで短期留学に行く方、ワーキングホリデービザで「語学+α」の経験をしたい方のすべてに該当する準備内容や目安の時間を紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。
カナダに留学するときに必要な準備物の代表的なものとしてビザが挙げられます。語学学校や大学のカレッジに通うために必要な学生ビザ、短期留学ができる観光ビザ、カナダで就労体験ができるワーホリビザなどがあります。ここからは、それぞれの特徴や取得方法について解説します。
学生ビザは、カナダの学校に留学するためのビザです。そのため、入学手続きを完了して、入学許可証を発行してもらってから申請しなければなりません。なお、順調に進学を続けている間はずっと学生ビザが有効です。また、学生ビザはカナダの学校での勉強が目的なので、学業に集中する必要がありますが、学期休暇や週末には観光などで楽しむこともできます。学校がある期間は週20時間まで、長期休暇の時期は週40時間までのアルバイトも認められています。学生ビザの申請方法についてはこちらの記事を参考にしてください。
カナダ留学の第一歩|学生ビザの申請方法と手順まとめ
観光ビザは、その名の通りカナダを観光するためのビザですが、6か月以内の短期留学についても滞在が認められています。また、別名「ノービザ」とも呼ばれるように、日本のパスポートを保持していれば、カナダ入国審査時に最長 6 ヶ月のビジタービザを取得することができます。これは、日本とカナダの相互ビザ免除協定による特権です。ただし、必要条件としてカナダを訪れる理由を明確にし、滞在中の費用を賄えることが求められます。なお、基本的にアルバイトなど給料が伴う労働は認められていません。観光ビザでできることは以下の記事で表にしてまとめていますので、ぜひ参考にしてください。
【ワーホリ必見!】カナダ留学のビザの種類まとめ!最長滞在の組み合わせを紹介
ワーホリビザは、仕事と観光を組み合わせることができるビザです。申請には18歳から30歳の年齢制限があります。有効期間は1年間です。この期間内であれば、語学学校に通うこともできますし、フルタイムで仕事をすることもできますし、観光も楽しむことも可能です。ワーホリビザのメリット、デメリットについてはこちらの記事で詳しく解説しています。
大学生が休学してワーホリにいくメリット、デメリットとは?費用と期間を解説
留学前の英語学習で基礎基本ができている場合、留学中の語学学校ではレベルの高いクラスで授業を受けることができます。「留学に行く!」と決めたときから、身近な教材を使ってお金をかけずに始めてみましょう!
まずは自分でできる範囲から!毎日の積み重ねがポイントです。
カナダ留学の目的、期間、予算、都市などを決めていきましょう。「語学力を高めたい!」という人と「ビジネス英語を学んでインターンで実践したい!」という人でおすすめできる留学方法や都市は違ってきます。
これらのことを留学エージェントと一緒に決めていくのもおすすめ!相談無料のエージェントなら留学生にデメリットはありません!
留学に行くためには日本のパスポートが有効になっているのが大前提です。パスポートを持っていない方は、住民票の住所がある役所窓口まで行って「パスポートの新規発行をお願いしたいです!」と問い合わせてみましょう。
また、すでにパスポートを持っている方でも、有効期限が1年未満の場合は切り替えることをおすすめします。申請についてはこちらを参照してください!
満足度の高い留学にするためには、自分に合った学校探しが大切です! とはいえ、数多くの入学先、滞在先がある中で、現地の情報をあまり持っていない人が自力で探していくのはなかなか難しいです。
などの行動を起こしてみることをおすすめします。なお、カナダ専門留学エージェントIAJPでは「無料カウンセリングフォーム」から語学学校やホームステイ先の相談を受け付けています!是非お気軽にお申し付けください。
語学留学、ワーキングホリデー、Co-op留学などの留学先の学校が決まっている方は、申し込み手続きに進んでください。
という方は、こちらの「オンライン申込フォーム」より手続きのサポートが無料で受けられます!
申し込みが完了したら、設定された期日までに学校へ授業料を支払います。基本的に外貨(カナダドル)で行われることになりますので、事前に外貨預金口座を開設しておくことをおすすめします。なお、留学エージェントIAJPを通してのお申し込みの方は、弊社から請求書をお送りしますのでご準備をお願いいたします。
留学する学校への授業料の支払いが完了したら、入学許可証が発行されるのを待ちます。入学許可証と学費支払い証明書が手元にそろったら、以下に記載の通り必要書類の準備も進めていきましょう。
ビザの種類 | 滞在目的 | 滞在期間 |
学生ビザ | 語学留学 | 6か月以上 |
観光ビザ | 短期語学留学、観光 | 6か月以内 |
ワーホリビザ | 語学留学、観光、就労体験 | 1年以内 |
留学目的、期間に対応するビザの申請をしていきます。なお、観光ビザについては申請不要です。
留学エージェントIAJPでは、学生ビザ申請のお手伝い、ワーホリビザ申請のお手伝いもいたしますのでお気軽にご連絡ください。詳しくはこちらの記事を参照してください!
【2024年~2025年】ワーキングホリデービザ(IEC)申請代行サービスについて
ビザの取得ができたらすぐに格安航空券を購入します。航空券は留学直前になると、
という事態になりかねません!早め早めの対応を心がけましょう。なお、格安航空券についての情報はスカイスキャナーのサイトをご覧ください。
長い留学生活ではクレジットカードを持っているほうが便利です。しかし、申請から発行までに時間がかかるため、出発の3か月から2か月前のこの時期には申込んでおきましょう。 カナダ留学におすすめのクレジットカードについての情報はこちらのページをご覧ください!
カナダ留学前に確認すべきお金の準備!クレジットカードや海外送金についても解説
もしもの時に備えて海外旅行傷害保険に申し込みをしておきましょう。中にはクレジットカード付帯式の保険もありますので、補償内容を確認したうえで納得できる場合はそちらがおすすめです。海外傷害保険についての情報はこちらからご確認ください!
カナダ医療保険と海外保険・SIMカードについて
日本人留学生の中には、カナダに到着してから4週間以内に体調を崩すケースが多いです。海外留学は刺激的ですが、その分心も体も大きな環境の変化に対応しなければならず、留学開始すぐはどうしても疲れが出てしまいがちです。万全で留学に挑めるようにカナダに行く前に日本の病院に行って体調のメンテナンスをしっかりしましょう。また歯の治療などは保険が利かない場合があるので、この時点で最後まで済ませておくことをおすすめします。
出発の4週間前には、カナダでの生活費用の準備をしておきましょう。カナダドルが使える外貨預金口座を開設している場合は、日本円をカナダドルと交換して準備を進めます。基本的にはカナダの生活費は銀行口座に紐づいているクレジットカードまたはデビットカードで決済するのがおすすめです。旅行小切手(T/C)や現金を持ち歩くのはなるべく控えてください。
帰国の際は荷物がかなり増えるので、日本出発の際は最低限必要だけにしましょう。 理想はスーツケース1つと機内持ち込みの手提げやリュックなど!また、海外の薬や化粧品は日本人の体質に合わない場合もあるので、常備薬は日本から持っていくことをおすすめします。
留学前日はワクワクと緊張が入り混じる複雑な気持ちになります。
など上げたらきりがないくらい頭の中に不安が蔓延します。しかし、「みんなそういうものである」ということを忘れないでください!
というようにポジティブに物事を考えて、留学のワクワクを膨らませてみてくださいね。
日本からカナダまでのフライトは想像以上に長いです。「飛行機の中で寝れるからいいや!」と思っている方もいるかもしれませんが、フラットにならない狭い座席の中で睡眠を取ることは簡単なことではありません。いつも通りの時間にベッドに入り、しっかりと睡眠を取りましょう。寝不足が原因で体調不良となってしまっては、留学のスタートが台無しです!
カナダ留学に行くと決めたらその日から準備期間はスタートです!まとめとして今回紹介した留学前の過ごし方を一気に紹介していきます。
【出発の6ヵ月から4ヶ月前】
【出発の4ヵ月から3ヶ月前】
【出発の3ヵ月から2ヶ月前】
【出発の2ヵ月から1ヶ月前】
【出発の4週間前】
フライト前日は心も体も万全の状態で挑めるように、早めにベッドに入りしっかり睡眠を取ることに努めましょう。カナダ専門留学エージェントIAJPでは、留学準備に必要な手続きの相談やサポートを無料で行っています。「まずはLINEで気軽に相談したい!」という方はこちらのLINE公式アカウントからご連絡ください。
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⇒【ワーホリ必見!】カナダ留学のビザの種類まとめ!最長滞在の組み合わせを紹介
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⇒留学目的から選ぶカナダのおすすめエリアを紹介!バンクーバーやトロントの特徴とは?
免責 当サイトに掲載する情報は、ビザ申請にあたって申請結果を保障するものではありません。ビザに必要な書類など最終的な判断はカナダビザ査証部の担当官によります。こちらに記載があるのはあくまでも一般的な情報になり申請にあたっての手順は日々予告なしにアップデートされます。最新情報はカナダ移民局やカナダ大使館のサイトでご確認ください。当サイトを参考に申請した結果、なんらかの問題が生じた場合も管理人は責任を負いません。
野澤治子
NPO留学協会認定資格(NO62057)カナダ専門留学アドバイザー。
カナダ(トロント、バンクーバー)で4年滞在。
バンクーバで留学カウンセラーとして年間900人以上の留学生をサポートしてきました。
自分が留学した際に経験して感じたことや失敗談をなど自分のカナダでの留学経験を活かし「最初の1歩を踏み出す後押しができる」そんな「留学アドバイザー」でいれたらと思います。 特にカナダワーキングホリデーの中でも私は「ギリホリ」を経験者なので「キャリアアップ」につなげたい社会人の方応援します! また2人の子供がいるので私の経験を活かしお子様の英語教育から高校留学など少しでも英語や留学を身近に感じていただけるお手伝いをさせていただきます。気軽に相談下さい。