
目次
日本からカナダへの国際郵便は、EMS、航空便、SAL便、船便の4つの手段があります。日本郵便(郵便局)にほかにもFedEx、DHL、UPSなど様々な選択肢があり、「荷物を最も安価に送りたい!」のか、それとも「できるだけ早く受け取りたい!」のか、それぞれのニーズに合わせて選べます。
なお、ヤマト運輸や佐川急便の宅配サービスは利用できないので注意が必要です。また、関税の問題や送れない荷物について前もって理解しておくと安心です。カナダワーホリの荷物やお土産を先に送り、新たな冒険に備えましょう!
日本からカナダに荷物を送る方法は、EMS(Express Mail Service)、航空便、SAL便(Surface Airlifted Mail)、船便の4つがあります。ここからはそれぞれの特徴について解説していきます。
郵送の種類 |
早さ |
費用 |
特徴 |
EMS(Express Mail Service) |
◎ |
△ |
|
航空便 |
〇 |
〇 |
|
SAL便(Surface Airlifted Mail) |
△ |
◎ |
|
船便 |
△ |
◎ |
|
日本郵便(郵便局)からカナダへ国際郵便する場合には、EMS、航空便、SAL便、船便のすべてのサービスを選択して利用することができます。
サービス名 |
配送方法 |
大きさと重量 |
料金 |
日数 |
付帯サービス |
EMS郵便物 |
飛行機(EMS) |
|
23,500円 |
3日*3 |
|
通常郵便物、小包郵便物 |
航空便 |
*1
|
23,200円 |
6日*3 |
|
通常郵便物、小包郵便物 |
SAL便 |
*2
|
ただいま、サービス停止中 |
|
|
小包郵便物 |
船便 |
|
7,900円 |
2か月前後 |
|
*1:小包郵便物における航空便の表記です。
*2:小包郵便物におけるSAL便の表記です。
*3:届け先はバンクーバーに設定しています。
*2023年11月時点のシミュレーターを参考にしています。
執筆参考:日本郵便「カナダCanada」
日本からカナダへの宅急便の配達は、FedEx(フェデックス)、DHL、USPという3社がおすすめです。ヤマト運輸や佐川急便といった日本の大手宅配業者は、カナダへの個人宅配を行っていませんので注意が必要です。
宅配業者 |
大きさと重量 |
料金 |
日数 |
FedEx |
|
|
3日から4日程度 |
DHL |
|
30,664円 |
5日程度 |
USP |
|
32,210円 |
3日から5日程度 |
*2023年4月時点のシミュレーターを参考にしています。
カナダへの国際郵便の方法は、郵便局を使う方法と宅配業者を使う方法があります。どの方法にするべきかという質問や関税についての質問に回答していきます。
現在、日本からカナダへ荷物を送るときに最も安く済む方法は「船便」を使った郵送です。2か月前後という時間はかかるものの、「時間に余裕がある」かつ「大量の荷物や大きな荷物を運ぶ」ときなどにおすすめです。
現実的に考えたときに、「小包郵便物を1~2週間程度で安く送りたい!」ときにはSAL便や航空便を利用しましょう。なお、重さが30㎏以上の荷物は宅配業者に依頼した方が安くなる場合もありますので、慎重に検討しましょう。
最速の選択は「EMS(Express Mail Service)」です。EMSはカナダに1週間以内に確実に荷物を届けることができるサービスです。しかし、その分料金は他の手段よりも高くなります。ただし、実損額の200万円分が補償されたり、追跡サービスが利用できたりと安心感もあるのが特徴です。
ヤマト運輸や佐川急便の宅配サービスは、残念ながら国際郵便の利用ができません。国内大手の2社は、主に国内の宅配に特化してサービスを展開しており、国際郵便はFedEx(フェデックス)、DHL、USPといった専門業者に依頼する必要があります。
基本的に、価格20万円以下の個人間の小包郵便には関税がかかりません。また、税関での輸出申告書の記入も必要ありません。
ただし、価値の高い商品やカナダ政府で定めがある特定の商品には関税がかかる場合があります。梱包したものが定められた範囲の国際郵便物であるのか不安が残るときは、カナダの税関に確認するか郵便業者に相談することをおすすめします。
国際郵便として送れない荷物には、以下のようなものがあります。対象となる商品を梱包してしまうと郵送されない可能性が高くなりますので、くれぐれも注意しましょう。
|
|
*:アルコール濃度24%を越えるもの
なお、EMS、航空便、SAL便といった飛行機での輸送を行う荷物については、以下の商品も梱包してはいけません。
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なお、必要な場合はこちらから申告書の記入を行ってください。日本郵便「申告書PDF」
執筆参考:日本郵便「国際郵便として送れないもの」
カナダから日本に国際郵便物を送るには、先ほど紹介した宅配業者を利用する方法とカナダ郵便局(Canada Post)を利用する方法の2つがあります。宅配業者の代表格はFedEXです。ここでは郵送方法の選択肢が多いカナダ郵便局を通しての国際郵便の方法について紹介していきます。
基本的には日本からカナダに荷物を送る方法と同じです。詳しい料金や日数については公式サイトをご覧ください。
執筆参考:郵便局(Canada Post)「Find a rate」
日本からカナダに国際郵便で荷物を送るには、日本郵便(郵便局)を使う方法と国際郵便を行う配達業者を使う方法があります。中でも日本郵便を利用する方法は、配送手段がEMS、航空便、SAL便、船便の4つから選択できるため、内容物に応じて使い分けることがおすすめです。
例えば、ワーホリや語学留学でカナダに行くときに、先に荷物だけ船便で送っておいて、現地で受け取れば空港に持っていく荷物を減らすことができます。また、日本にいる親から食品などのお土産やすぐに必要な荷物を送ってもらうときには、EMSや航空便がおすすめです。国際郵便の事情を頭に入れつつ、なるべく身軽にしてカナダ留学に行きましょう。
なお、留学に関するご相談はIAJP留学センターが無料でお受けしております。お気軽にご相談くださいませ!
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野澤治子
NPO留学協会認定資格(NO62057)カナダ専門留学アドバイザー。
カナダ(トロント、バンクーバー)で4年滞在。
バンクーバで留学カウンセラーとして年間900人以上の留学生をサポートしてきました。
自分が留学した際に経験して感じたことや失敗談をなど自分のカナダでの留学経験を活かし「最初の1歩を踏み出す後押しができる」そんな「留学アドバイザー」でいれたらと思います。 特にカナダワーキングホリデーの中でも私は「ギリホリ」を経験者なので「キャリアアップ」につなげたい社会人の方応援します! また2人の子供がいるので私の経験を活かしお子様の英語教育から高校留学など少しでも英語や留学を身近に感じていただけるお手伝いをさせていただきます。気軽に相談下さい。