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「大学生が休学をしてワーホリにいく必要はあるの?」「就職活動に不利って聞いたことあるけど…?」
こんな疑問を持っている方、安心してください!あなた自身の努力によって、大学を休学してのワーホリは就職活動の武器になりますし、人生の大切な資産になるでしょう。
今回は大学生が学校を1年間休学して海外にワーホリにいくメリット、デメリットと具体的に必要になってくる費用、その他よくある質問項目を詳しく解説していきます。
大学在学中に海外留学を検討している方、就職活動の前に自分の視野を広げてみたい方は、ぜひ最後までご覧ください。それでは行きましょう!
あなたの周りの大学生はワーキングホリデーに行っていますか?実際なかなか居ないことが多いでしょう。
ここではワーキングホリデーの説明と大学休学の実情について紹介していきます。
ワーキングホリデーとは日本政府と海外の協定国との間で交わされている自由度の高い海外留学制度です。
その目的はそれぞれの国の文化や価値観の理解、国民の異文化交流です。
協定国ごとに内容や定員は異なりますが、海外で語学の勉強をしながらアルバイトや仕事の経験ができるのがワーホリの良さと言えるでしょう。
ちなみに2022年におけるカナダへのワーホリは定員が6500名です。
さらなる情報はこちらの記事でまとめています!
そもそも大学を休学する学生の数はどのくらいなのでしょうか?
文部科学省が2022年3月1日に発表した資料によると、前年12月31日時点で全国の国公私立大学(短期大学を含む)及び高等専門学校に通う学生のうち休学している割合は約2.2%とされています。
ざっくり50人に1人の割合です。しかもその中でワーホリを目的とした休学者数はさらに限定されます。
実際に大学を休学してワーホリにいく大学生は多くはないため、希少価値が高くなることを把握しておきましょう。
大学生が休学してワーホリに行くメリットとしては以下の5つが挙げられます。
ここからはそれぞれの内容について解説していきます。
大学生のうちに海外留学に行く最も大きなメリットとして会社を辞めることによるストレスが掛からないことが挙げられるでしょう。
もし仮に就職してから職場に居場所や役職があれば、社会的な責任も伴うためワーホリを含む海外に行くタイミングはどんどん減っていきます。
定職を持たない大学生のうちにワーホリという選択をすることは非常に合理的な判断と言えるでしょう。
「大学を卒業して就職活動で内定をいただいていた企業に就職する」という既定路線に疑問を感じている方は、ぜひ就職する前に自分の視野を広げてみることをおすすめします。
ワーキングホリデーで世界を知ることでより母国日本の良さや課題が見えてくるでしょう。
そういった経験や価値観を持った人材を求める企業は多いはずです。
社会人になる前に海外で就業体験ができるのも大きなメリットでしょう。
確かに日本にいてもアルバイトや契約社員として就職の前に就労体験は積めるかもしれません。
しかし海外で言葉も文化も違う環境で就労体験をしたという実績は、日本でのそれとは比較対象にならないほど自分の自信となり、就職後の職場でも存分に活かすことができるでしょう。
ワーホリをすることで短期間の語学留学以上に実践的な英語のレベルアップができます。
実際に現地の職場で使われるビジネス用語や接客対応を学ぶことで、アカデミック(座学)中心の英語教育を受けてきた人材との差別化をすることもできるでしょう。
ワーホリを経験した後は現地にそのまま就職するという場合にも、実践的な英語力のレベルアップは必須のビジネススキルです。
大学を休学することで1年以上の期間をもうけて長期留学をすることができます。
実際に社会人になった後にこれほどまでの長い期間の休みをとることは難しく、それこそ会社を辞めることを強いられてしまうでしょう。
時間にゆとりを持って現地の雰囲気や生活感をしり、実践的な英会話ができるようになるには長期間の留学が必要です。
「今しかない!」と思える選択肢をとることをおすすめします。
大学を休学してワーホリにいくメリットは多くある一方で、デメリットとなることもあります。
ここからはそれぞれの内容について解説していきます。
大学休学に費用がかかる
大学休学は学校によっては費用がかかる場合があります。
一般的に国公立大学は休学時の学費は免除となります。しかし私学の場合には対応がそれぞれの学校ごとに異なります。
授業料の一部(おおよそ1割~5割が多い)を支払うケースもありますし、在籍料として一定額の支払いを求められるケースもあります。
全体的な相場観としては、国公立大学を休学する場合の費用は無料、私立大学を1年間休学する場合は10万円~20万円程度と覚えておきましょう。
当然ですが1年間大学を休学することで卒業できる年度も1年遅れてしまいます。
そのため同期入学の学生と卒業式に一緒に出席することができなかったり、社会人になった同期と自分の現状にギャップを感じてしまったりすることもあるでしょう。
しかし人生でも貴重な経験をしている有意義な1年間にすれば、1年間という遅れなど感じさせないほど社会に出て生き生きと活動できる未来が訪れるかもしれませんね。
ワーホリは選択肢が多くあり、Coop留学や高校留学と比べても自由度が高い留学と言えます。
そのため内容次第では海外で「遊んで」しまうこともありうるのです。
ワーホリに行く前に、留学に来た目的、達成する目標、今後のビジョンをしっかり固めて置くことで、現地での誘惑に負けずに人生の資産となるような経験をすることができるでしょう。
カナダでも日本と同様に留学中にできる仕事の範囲には限りがあります。
例えばオフィス系の職に就きたい場合には「経済学部卒業」「社会人経験3年以上必須」などのようなハードルが用意されていることが多いです。
そのため飲食店のホール業務や労働系の仕事がメインになってしまうことがあります。
しかしここは個人の努力次第でなんとでもなる部分です。留学エージェント側のサポートもうけつつ有意義な就労体験ができるように努めましょう。
大学を休学してワーホリをしたい場合には、100万円~200万円程度の資金ストックがあると安心でしょう。
留学に行く場所や為替の動きによっても変動しますが、おおよそ3か月~6か月は働かずとも生活できるだけの資金を持っておくのがおすすめです。
ここではその大まかな内訳を紹介していきます。
項目 |
費用相場 |
大学休学費用 |
国公立:0円 私学:10万円~20万円程度 |
旅費交通費(往復) |
10万円~20万円程度 |
現地での生活費 |
5万円~15万円/月程度 |
語学学校の費用 |
40万円~50万円程度 |
宿泊代金 |
40万円~50万円程度 |
サポート代金&ビザ取得&その他 |
10万円~15万円程度 |
大学を休学してワーホリを行う場合、自力で現地アルバイトをする以外にも奨学金制度を利用する方法があります。詳しくはこちらからも確認してみてください!
大学を休学してワーホリに行くときによくある質問として、就職活動との兼ね合いや短期留学との違いについての項目が多く見受けられます。
今回はそれらの質問について詳しく解説していきますので、ぜひ参考にしてください。
ワーホリは大学留学ほど十分な語学学習を受けられません。
その状況で現地でアルバイトや仕事を行うため、就職活動に活かすのが難しいのではないかと考える方もいるかもしれません。
しかし実際はワーホリも大学留学も「留学にいった本人次第で活かすも殺すもできる」ということを肝に銘じてください。
目的意識をもって現地で奮闘した経験を面接官は評価するはずです。ワーホリという貴重な経験を活かして、就職活動の荒波を乗り越えましょう!
結論から言うと1年間の休学が不利に働く可能性はあります。
先述の通り休学をする学生は全国的に少なく、就職活動でも目立つ存在となるでしょう。
そこで中身のない1年間を送っていると「この子は嫌なことから逃げ出したのだな。」と捉えられ、面接官からの印象はよくないです。
ただし、留学前にワーホリの目的をしっかりと定め、現地で目標をたてて充実した留学にすれば、逆に武器になることがあります。
実際にIAJP留学エージェントからカナダ留学を経験した大学休学組は、ワーホリでの経験を武器に就職活動を行うことができました。
海外留学のパッケージ商品として夏休み期間の短期留学があります。
ワーホリとの違いはその留学期間のみならず、就業経験の有無や現地での生活の濃さで大きな違いが生まれます。
また期間が短いと十分な英語力のアップにつながらないことがあり、就職活動での話題としても弱い傾向があります。
しっかりとしたオリジナルな武器を持ちたいという方は、大学を休学して1年間じっくりとワーホリやco-op留学をするのがおすすめです。
あなた自身の努力によって、大学を休学してのワーホリは就職活動の武器になります。
一方でなんとなくワーホリに行ってしまうと、現地での目標ややりがいを見つけることができず、「もったいない1年間」になってしまうこともあるでしょう。
不安な方は留学エージェントのサポートを借りながら、実りのあるワーホリ計画をたててみることをおすすめします。
大学年代のワーホリ、海外経験はあなたの人生において大切な資産になることでしょう。
このサイトを運営する「IAJP」では、カナダ留学に関する無料相談や留学サポートを実施しております。
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あなたもぜひカナダへの留学・ワーホリを検討してみてはいかがでしょうか。
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免責 当サイトに掲載する情報は、ビザ申請にあたって申請結果を保障するものではありません。ビザに必要な書類など最終的な判断はカナダビザ査証部の担当官によります。こちらに記載があるのはあくまでも一般的な情報になり申請にあたっての手順は日々予告なしにアップデートされます。最新情報はカナダ移民局やカナダ大使館のサイトでご確認ください。当サイトを参考に申請した結果、なんらかの問題が生じた場合も管理人は責任を負いません。
野澤治子
NPO留学協会認定資格(NO62057)カナダ専門留学アドバイザー。
カナダ(トロント、バンクーバー)で4年滞在。
バンクーバで留学カウンセラーとして年間900人以上の留学生をサポートしてきました。
自分が留学した際に経験して感じたことや失敗談をなど自分のカナダでの留学経験を活かし「最初の1歩を踏み出す後押しができる」そんな「留学アドバイザー」でいれたらと思います。 特にカナダワーキングホリデーの中でも私は「ギリホリ」を経験者なので「キャリアアップ」につなげたい社会人の方応援します! また2人の子供がいるので私の経験を活かしお子様の英語教育から高校留学など少しでも英語や留学を身近に感じていただけるお手伝いをさせていただきます。気軽に相談下さい。